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ヤマトよ永遠に

『ヤマトよ永遠に』(ヤマトよとわに)は1980年8月2日夏休みシーズン公開の「宇宙戦艦ヤマトシリーズ」の劇場用映画の第3作目。オフィス・アカデミー製作、東映動画(現・東映アニメーション)とアカデミー製作が制作協力で、全国東映洋画系で公開された。観客動員数は220万人。アニメーションシリーズ中、唯一「宇宙戦艦」の語がタイトルに含まれない。本作では、主人公である古代進とヒロインの森雪を宇宙と地球に完全に別離させた上(ストーリー上、終始両者が全くの別行動を取り続ける展開は、後年制作された「復活篇」を除き、シリーズ中本作のみである)、古代には姪のサーシャを、雪には敵将校のアルフォン少尉を接近させ、それぞれが別の異性との間で揺れ動くという形で、遠距離恋愛に伴う危機を描き、「愛することは信じ合うことである」(西崎プロデューサー曰く「信頼の愛」)をテーマに(主題歌・「愛よその日まで」の歌詞中にもそのテーマの片鱗が覗える)、地球と暗黒星団帝国との戦いを描いた。前年に放送されたテレビスペシャル『宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』からの続編。シリーズ中、唯一前作と共通の敵と戦う。ただし、本作の監督である松本零士は、本作は『宇宙戦艦ヤマト2』の続編的な作品であるとして、『宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』の続きと見ないでほしいと語っており、劇中で前作『宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』での出来事について触れられることはほとんどなく、「暗黒星団帝国」という名称も出てこない。松本零士は、本作で『宇宙戦艦ヤマト』シリーズを終えるとしていた。外宇宙から現れた謎の光が地球に向けて進んでいく。その光球飛行物体が通り過ぎていった各惑星の前線基地からの通信が次々と途絶し、さらに光球飛行物体は急速に地球に接近、地球側も迎撃ミサイルで応戦するも効果はなく、地球上に悠然と降り立ったそれは、超大型ミサイルであった。そして後から地球に押し寄せて来た大艦隊の奇襲攻撃に地球艦隊は為すべも無く壊滅し、地球は瞬く間に制圧される。暗黒星団帝国はヤマトの在処を示せと要求。超大型ミサイルの正体が重核子爆弾であり、人類の脳細胞を一挙に死滅させることが出来ると脅してくる。古代達ヤマトの乗組員達は、英雄の丘に集結、森雪のもたらした地球防衛軍長官からの極秘命令を受け小惑星イカルスへと向かう。しかし森雪は途中で負傷し、一人だけ地球に取り残されることになる。地球から決死の脱出を果たした一行がイカルスに着くと、そこにはヤマトが隠されていた。ヤマトの乗組員たちは、重核子爆弾の起爆コントロールが敵母星であることを突き止め、爆発を阻止するために暗黒星雲へと40万光年の航海に旅立つ。その頃、地球に取り残された雪は、敵将校アルフォンによって介抱されていた。雪は、アルフォンから重核子爆弾の情報を聞き出すため、彼の下に残るが、彼もまた彼女の思惑を知ったうえで傍に置いていた。そして、次第にアルフォンは愛する人を信じ続ける雪の姿に惹かれていく。一方ヤマトは、一路暗黒星雲へと向かっていたが、その旅の中で古代は真田志郎の姪とされた真田澪が、実はスターシャと古代守の娘サーシャであることを知る。連続ワープにより暗黒星雲へと辿り着いたヤマトは、危険度や時間的問題を考え、星雲の中心を突破することを決断。星雲内で待ち伏せる敵との激しい戦闘を切り抜けていくが、その中で敵のエネルギーが波動エネルギーと融合して大爆発を起こすことを知る。その後、苦難の果てに星雲を突破したヤマトだったが、そこで乗組員の眼前に広がったのはまばゆいばかりの光芒煌めく銀河だった。地球から見た暗黒星雲の正体は、白色銀河と黒色銀河が重なりあう二重銀河だったのである。ヤマトは、白色銀河の光芒の中で見つけた敵母星と思しき1つの光点へとワープするが、ワープアウトしたヤマトの目の前にあったのは地球と瓜二つの姿をした星だった。惑星の調査へと降り立ったヤマトの先発隊は、そこで暗黒星団帝国の聖総統スカルダートから手厚い歓迎を受け、暗黒星団帝国の正体が200年後の地球であることを告げられる。そして、スカルダートはヤマトが撃沈されるという歴史を見せ、ヤマトに対し生き延びる術として降伏を迫ってきた。未来の地球人ということで、地球人類を滅亡させられないと分かったヤマト乗組員は、降伏を拒否。運命は自分たちで切り開くものとし、地球への帰路に着く。しかし、サーシャは200年後の地球に残ることを決意し、ヤマトと離別する。帰路において、ヤマトは見せられた歴史の通り敵戦艦からの激しい攻撃にさらされる。滅びる運命として諦めかける乗組員たちだったが、そこへ真田が衝撃の事実を伝えに現れる。200年後の地球から持ち帰ったグラスを調べた結果、暗黒星団帝国人が地球人とは全く無関係の生命体であることが判明。200年後の地球も、巧妙に偽装された偽地球だった。ヤマト撃沈の歴史も出鱈目だったと分かって安堵するヤマト乗組員だったが、その事実は暗黒星団帝国が地球人類を滅ぼしても一向に差支えないということでもあった。重核子爆弾を止めるべく偽地球へと戻ったヤマトは、敵戦艦を波動砲で撃沈するも、その誘爆が偽地球にもおよび、星全体が炎に包まれる。そして、炎の中から現れたのは、地球とは全く異なる禍々しい姿をした星・敵母星デザリアムだった。デザリアムは超金属に覆われた人工惑星であり、波動砲も効かない強固な守りを持っていた。手をこまねくヤマトにサーシャから通信が入る。彼女はいち早く敵の正体に気づいており、ヤマトをサポートするために敵母星に残っていた。彼女は惑星内部の人工都市中心部に波動砲を撃ちこむことが唯一の活路だと言う。しかしそれは彼女自身も犠牲にするという方法であり、古代はためらう。さらにスカルダートは重核子爆弾によって地球人類を人質とし、ヤマトに降伏を迫ってきた。その時、地球にいる雪から通信が入る。地球ではパルチザンが占領軍との戦いを続けており、アルフォンから「自分を倒せれば重核子爆弾の秘密を教える」と約束され解放された雪は、重核子爆弾内部でアルフォンとの一騎討ちに事実上勝利。アルフォンからもたらされた解体図を基に、爆弾本体側の起爆装置の解除に成功したのである。残るは敵母星のコントロール装置のみだったが、通信を傍受していたスカルダートはすぐさま重核子爆弾のスイッチを押す。しかし、その直前にサーシャによってコントロール装置が破壊されていた。それにより生まれたわずかな時間を突き、ヤマトは敵母星への突入を決断。サーシャの導きにより、敵母星内部に侵入する。中心部に到達したヤマトは、そこにある人工都市に波動砲の発射準備をするが、直前になり古代はためらってしまう。サーシャは古代を説得するが、そこへスカルダートが現れ、サーシャを射殺する。その光景を見た古代は怒りに任せ波動砲を発射。波動砲により、人工都市は爆発し、デザリアム星も崩壊する。デザリアムと波動エネルギーの融合による爆発は二重銀河全体へとおよび、二重銀河は崩壊し、新しい銀河が生まれようとしていた。自らの行いを責める古代だったが、そこへサーシャの幽霊が現れ、古代やヤマト乗組員を励まして、母スターシャの下へと帰っていく。スターシャとサーシャを見送った後、ヤマトは地球への帰路に着いた。デスラーが登場しなかった唯一の作品であり(ただし、回想シーンに登場)、これまでヤマトに乗艦し古代進の傍らでともに戦ってきた森雪は、本作品では敵によって負傷したために地球に残留し、地球からヤマトの戦いを支援している。代わりにヤマトに乗艦するヒロイン的な役を、古代進の兄・守とスターシアの娘であるサーシャが務めている。役名は劇中EDクレジットに準拠。本作のストーリーは、西崎義展と松本零士がともに意見を出し合ったが、松本がすでに構想を考えており、西崎のアイディアは次回作のIIIに回されることとなった。松本が作成した原案を舛田利雄が改稿、更に西崎が雪とキーマン(アルフォン)の芝居等を加筆して完成させるという初めての試みが行われた。松本零士の初期の構想では、前作から300年後を舞台とし、古代進ら宇宙戦艦ヤマトクルーたちの子孫たちを登場させるという案が考えられていた。その後作成された松本案では舞台は前作から数年後となり、キャラクターもそれなりに年を重ねていることになっていた。主人公たちの思いとは裏腹に、地球は極端な機械化をおし進め、誤った道を歩みだしているという舞台設定があった。事故を起こした古代が、人間が宇宙船を操縦するなんてもう時代遅れだと陰口をたたかれる、入院した病院で医者の代わりに機械が治療をしている姿をみて、ここでも機械かとつぶやくなど、かなり顕著に現れている。実際に制作された本編では、基本的にそうした描写は解消されているが、物語序盤における、地球防衛軍「無人艦隊」のあっけない敗北・挫折という展開に、機械化・自動化に頼り切ることの脆弱性と限界が表現されている(劇場版前作である『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』においても、デスラーらによるアンドロイド兵の使用とその敗北という形で既に描かれているモチーフであるほか、本作と相前後して制作された松本零士の『銀河鉄道999』においても、行き過ぎた機械化がもたらす悲劇や残酷性・非人間性に対するアンチテーゼが主題の一つとされている)。またサーシャは真田澪ではなく沖田十三の姪・沖田澪を名乗っているが、天涯孤独の沖田十三に血縁はいないということで「艦長」に正体がばれるという展開も考えられていた。この時点ですでに「イスカンダル人は成長が早い」という設定も考えられていたが「数年で大人になる」というレベルであり、1年で17歳に、という実際の本編ほどの無理やり感は薄い。また200年未来の地球にいる敵の「総統」も沖田の子孫を名乗ったために地球人ではないことがわかってしまうという、「沖田の血縁」が謎解きの鍵となっているストーリーでもあった。なお松本は1979年のNHK紅白歌合戦で審査員を務めているが、本作の原案はその出演寸前に完成したという逸話がある。監督の舛田利雄は本作と同年同日に公開された東映製作による日露戦争を描いた大作映画『二百三高地』(仲代達矢、丹波哲郎主演)も監督し、大ヒットを打ちたてている。同じ年に実写大作映画『二百三高地』とアニメーション大作映画『ヤマトよ永遠に』というジャンルの枠を超えた作品を同時に監督しヒットに導いたことはそれまでの日本映画界はじまって以来の偉業となり、当時の舛田は〝明治から未来まで撮る男〟として話題となった。以下は1980年12月に日本コロムビアから発売された「宇宙戦艦ヤマト 主題歌ヒット曲集」が初出。布施明や岩崎宏美が他社専属だったため、ささきいさおと堀江美都子がカヴァーした。カラオケも日本コロムビアが独自に新録音したものが使われた。空前のスケールに包まれて いま、ヤマトが帰ってきた!!本作では、ワープ・ディメンション方式の採用が宣伝で大々的に謳われて、映画公開までそれが何であるか秘密にされたことでも話題になった。上映中の暗黒星雲を抜け敵側の未知の宇宙へ突入するタイミングで、スクリーンを画面アスペクト比をアメリカンビスタサイズ(1:1.85)からシネマスコープサイズ(1:2.35)に切り替え、これに合わせ音声もモノラルから4チャンネル磁気ステレオになり、巻の変わり目に合わせて一挙にグレードアップする手法であった。この変わり目の鮮やかさと迫力は劇場でなければ味わえないものである(家庭内視聴ではワイド画面に切り変わると逆に画面面積が狭まってしまう)。映写技師が上映途中で、一方の映写機にシネスコ上映用のアナモフィックスレンズを手動で用意して待機しなければならず、技師のスキルも要求された。本当は70mmフィルムの大作にしたかったのが断念せざるを得ず、それでも迫力を出したいとの西崎義展プロデューサーの意図でこの方式が導入された。後にビデオソフト化された際にモノラル部分も再録音、ステレオ音源に差し替え、モノラル音源しかないBGMは擬似ステレオ化されている。古代達が地球から高速連絡艇でイカロス天文台に向かう際、艇から落下した雪を追って古代が飛び降りようとするのを相原が止める。その後、逆上した古代が相原を殴り、それを止めに入った佐渡医師より仮死状態になる薬品を注射されるがシーンがあった。さらに暗黒星団帝国の監視網を逃れるため、クルー全員に注射する。ひおあきらによるコミカライズ版でもその描写があるが、アニメ本編ではカットされている。このシーンがないために、後のアルフォンの雪に対する「脱出した高速連絡艇には生命反応が無かったそうだ」という趣旨の台詞に繋がりがなくなっている。その他にもいくつか削除されたシークエンスが存在する。森雪とアルフォンのキスシーンのフィルムがアニメ誌に掲載されたが、こちらは本編での使用を目的としたものではなく、アニメ誌の説明によれば現場のアニメスタッフが面白半分で完成させたもの。以下のほか、ビデオ化もされている。

出典:wikipedia

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