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白色彗星帝国

白色彗星帝国(はくしょくすいせいていこく)は、アニメ『宇宙戦艦ヤマトシリーズ』の『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』(以下、『さらば』)及び『宇宙戦艦ヤマト2』(以下、『ヤマト2』)に登場する架空の国家。国号は「ガトランチス」、もしくは「ガトランティス」。「白色彗星帝国」という呼称は、『さらば』ではガトランチス以外の勢力からの呼称であったが、『ヤマト2』からはガトランチス人も自称するようになった。劇中では他に「彗星帝国」や「彗星帝国ガトランチス」の呼称も見られる。国家元首はズォーダー大帝。宇宙の彼方から飛来し、圧倒的な軍事力で星々を次々と侵略していく。劇場版『さらば』では漠然とした強大な敵として描かれていたが、TVシリーズ『ヤマト2』では、軍事力こそ強大だが有能な人材が不足しているため、人手不足に悩まされる組織として描かれていた。人工国家で、力を正義として自国の侵略行為を正当化するなど、アメリカ合衆国の負の部分がモチーフと推察されている。白色彗星によって宇宙を旅し、進路上の星々を破壊か侵略することで植民地としている。『ヤマト2』の劇中ではアンドロメダ星雲を手中に収めたと語られており、次の目標として銀河系を定め、その足掛かりとして地球の侵略に乗り出した。国難回避目的ではなく純粋な国益追求による侵略であり、ガトランチス(ガトランティス)人以外の種族には、「生存=降伏」か「破滅=死」かの二択を迫り、『さらば』の劇中では植民地となった惑星の原住民が強制労働に駆り出され、少しでも休むと銃で撃たれるなど、消耗品同然の扱いをされている。その一方、『ヤマト2』第15話の晩餐会では将官も下士官も平等に扱われており(デスラーが拘禁中であるにもかかわらず、タランまで招待されていた)、側を歩いているズォーダーに誰も敬礼すらしていないことから、(ガトランチス(ガトランティス)人の間では)階級制度や身分制度にはさほど頑迷には囚われていない気風や社会体制であることがうかがえる。支配層を構成するガトランチス(ガトランティス)人の姿は、地球人に酷似している。男性の肌の色は緑で、眉とこめかみがつながっている容姿の人物が多い。口内の色は『さらば』や『ヤマト2』序盤では赤だったが、『ヤマト2』第5話からは濃緑になっている。血液は明るいオレンジ色である。女性はサーベラーをはじめ、晩餐会で女性の踊り子数名が確認されており、明るい肌色、明るい灰色、褐色、明るい水色、紫色など多種に渡るが、緑色の肌の人物は確認できない。男性との肌の色の違いが、性差によるものか種族自体異なっているためかは不明。服装は三角と四角模様を多数あしらった独特のデザインであるが、『ヤマト2』では作画簡略化のため、この模様を大きく減らしたデザインへ変更されている。白色彗星帝国の本星。その名の通り、高速中性子と高圧ガスの嵐が形成する純白の巨大彗星の形態を持つ。劇中ではクエーサー、もしくはパルサーなどと真田志郎に推定されている。なお、企画段階では彗星ではなく白色矮星という設定だった。大きさについては、小説版でアメリカ大陸ほどと記述されたほか、『ヤマト2』ではテレサに直径6600km(地球の約半分)と説明されている。通常時の移動速度は第16話で50宇宙ノットと説明されており、第18話では更に3倍の150宇宙ノットにまで速度を引き上げることが可能と判明している。この巨大彗星は一種の擬態であり、対惑星級の破壊力を備えた兵器と、本体の防御幕を兼ねていた。擬態と防御幕である白色中性子ガス帯が消滅すると、本体である半球状の小惑星の上に都市が築かれている、直径15km、全高10kmの都市帝国が正体を現す。「都市要塞」とも呼ばれるようである。設定資料やムックなどには、これを「白色彗星帝国」と記しているものもある。都市帝国の赤道にあたる部分は回転して巨大ミサイルや光線(『ヤマト2』)を発射し、ガス帯の竜巻を放射して上部の都市部を防御する。半球状の小惑星には無数の防衛用の砲が配備されている。下半部の小惑星には戦闘機発進口がある。『さらば』でも『ヤマト2』でもそこからヤマトクルーの侵入を許し、動力炉を破壊されて機能を停止するが、それすら都市帝国の機能と外装を剥がしたに過ぎず、内包されていた超巨大戦艦が始動することとなる。昆虫や甲殻類のような印象をもつディテールの多いデザインであり、白と黄緑を主体としたカラーリングが多い。艦船の多くは複眼のようなハニカム模様のレーダーが備わっているのが特徴。設定が大幅にアレンジされ、帝星ガトランティスという名称で登場する。元々は『宇宙戦艦ヤマト』で語られていなかったガミラスが戦っている各戦線の敵の1つとしてのゲスト出演という、ファンサービス的な登場でしかなかった。しかし、新作劇場版『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』(以下、『星巡る方舟』)の製作に当たって主敵として登場することが決まり、本格的に詳細な設定が作りこまれることになった。『さらば』『ヤマト2』とは異なり、本作では中世的要素(大都督や丞相といった役職や後述の軍服など、古代の東洋の要素が特に見られる)が入っており、野蛮で粗暴な戦闘民族となっている。この大胆な変更は、旧シリーズにおける敵国が総じてステレオタイプな軍事国家だったことを鑑みて、異なる星で歴史を刻んできたなら文化も異なるだろうという考えから、第二次世界大戦時の国家の要素が盛り込まれたガミラスとの差別化のために行われた。そしてその文化は極めて尚武の気質が強く、戦いで勝利と武勲を挙げることを理想とし、また戦って死ぬことを名誉とする一方、和睦や対話は蔑視の対象であり、ヤマトとの接触は最初から最後まで戦いを通してのみであった。肌については旧シリーズ同様緑色だが、体格については総じて良く筋骨隆々となっている。髪型については、旧シリーズにおけるナスカやゲルンのように眉とこめかみが繋がっている人物や、旧シリーズにおけるズォーダーのように眉が中央で繋がっている人物が多い。口内についてはオレンジに近い黄緑色で、血液については濃いオレンジ色。なお、本作では女性の肌も緑色となっている。服装については、軍服は四角と三角の模様をあしらっている点こそ共通するものの甲冑型の形状となっており、一般兵は鉄仮面、指揮官クラスは和風に近い陣羽織を着用している。一方で人名についてはサーベラーやズォーダーといった旧シリーズのものがそのまま用いられており、結果的にアメリカをモチーフとしていた旧シリーズと同様に欧米的なものになっている。また、ゴラン・ダガームやボドム・メイスの様に武器に由来する名を持つ者もいる。言語については、ガミラス語やイスカンダル語などとは異なる独自の言語「ガトランティス語」を話す。作中において日本語訳されたその言葉遣いや言い回しは文語調に近いかなり中世的で古風なものとなっており、ワープを「空間跳躍」と称するなど、漢語表現が多く含まれる。一部の固有名詞に関しては多言語のそれをそのまま用いるようで、『星巡る方舟』劇中ではガミラス人を「ガミロン」、地球を「テロン」とガミラス語と同様に呼んでいる。一方でヤマトについては「ヤマッテ」とガトランティス風に変化した名前で呼んでいる。大帝(ガトランティス語での発音は「ズォーダー」)を頂点とした国家で、蛮勇で宇宙に名を轟かせているとされている。科学技術ではガミラスには遅れをとっているものの、各戦線で捕虜とした科学者や技術者を「科学奴隷」として生かし、新兵器などを開発させて戦力を増強している。ただし総合的にはガミラスの艦艇を撃沈可能な火器を備え、なおかつワープ機能を有する艦艇や超空間通信を実用化しており、独力によるものか先述の「科学奴隷」によるものかを別にしても技術力自体は地球よりも優れている。なお、『2199』シリーズでは国名をはじめ「白色彗星」という語句は一切出てこない。移動する帝国であることは出渕の口から語られているが、それが白色彗星であるかは不明。劇中では小マゼラン銀河外縁部へ侵入してはガミラスとの交戦を繰り返しており、「蛮族」と言われている。第11話では前哨艦隊が、第8話でガミラスから派遣されたエルク・ドメル中将率いる艦隊「第6空間機甲師団」と交戦するが、一方的に押されて自軍艦隊の7割を撃沈され、敗走した。第14話では、ガミラスの国家元帥ヘルム・ゼーリックの奴隷として虐げられているガトランティス人女性が登場する。第21話では、ガミラス支配下の収容所惑星レプタポーダで捕虜となっているガトランティス人たちが多数登場し、ガミラスの反乱分子に手引きされてザルツ人やオルタリア人など他の種族の囚人たちとともに反乱を起こし、レプタポーダを解放する。『星巡る方舟』では、イスカンダルからの帰路に就いたヤマトの敵として登場し、ヤマトは旧敵ガミラスと手を組んで共通の敵ガトランティス艦隊と戦うことになる。そして続編の『2202』では大帝ズォーダーがテレサの力を求めテレザート星を攻略する一方で、テレサがコスモウェーブを地球へ向けて放ったのを知ったズォーダーによって地球へも侵略の手を伸ばす。デザインの基本ラインは『さらば』『ヤマト2』と変わらず、白と黄緑を主体としたカラーリングで、艦船には複眼状の構造物がある。ゲスト出演時にメカデザインのリファインや新規メカのデザインなどが行われたが、あくまでも1話限りのゲストゆえに三面図などの詳細な設定は作られなかったうえ、3DCGモデルが作られることもなく、劇中ではほとんどアニメーターの手描きによる止め絵での登場だった。なお、艦艇の名称設定は地球の古代文明に関係したもの(ナスカ文化、ラスコー洞窟、ククルカン)が多い。『星巡る方舟』の制作に際してメカのリデザインと設定の再構築が行われ、3DCGモデルも作られた。艦級名はガトランティス神話の事物が由来と設定され、艦種名には「殲滅型」や「打撃型」など、ガトランティスの好戦志向をまっすぐに表したものが設定されている。以下の名称は『星巡る方舟』におけるものである。本国家のイメージを印象付ける要素の1つとなっているのが、テーマBGMである「白色彗星」である。パイプオルガンによって奏でられる荘厳な曲であり、パイプオルガンの2つの音を同時に出せるという特性が、白色彗星帝国に知的なイメージを与えているとも言われている。本曲はヤマトシリーズの劇伴を担当していた宮川泰にとっても会心の出来だったと推測されており、多数のアレンジ曲が作られ、劇中各所で使用されており、この曲のメロディーは白色彗星帝国には欠かせないものと評されている。本作以降、登場する敵国家にはそれぞれ明確なモチーフをもったテーマ曲が作られるようになった。本曲は武蔵野音楽大学に設置されているパイプオルガンを使用して演奏された。序盤の足鍵盤パートを大学の教授が、中盤以降のパートを宮川泰の息子である宮川晶(宮川彬良)が演奏しており、宮川彬良がヤマトの音楽に関わるきっかけともなった。ただし、劇中で頻繁に使用されるパートは武蔵野音大教授が弾いた足鍵盤パートである。晶にとっては慣れないパイプオルガンということもあり、収録の際には演奏中のミスによるリテイクが非常に多く重なった。最終的に収録用テープが底をつき、何とかOKをもらえたが、ミスタッチがわずかに残っており、劇中で使用されたものは本来のものとは若干音程がずれている。『宇宙戦艦ヤマト2199』では「不滅の宇宙戦艦ヤマト ニュー・ディスコ・アレンジ」でアレンジされた曲を宮川彬良がリアレンジしており、彬良にとっては当時のリベンジをする形となった。『星巡る方舟』においても本テーマをアレンジした新曲が作られたが、ガトランティスのイメージ変更により、パイプオルガンではなく打楽器をふんだんに盛り込んだ野性味溢れるアレンジが中心となっている。

出典:wikipedia

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