竹内 昌也（たけうち よしや、1971年5月25日 - ）は、秋田県由利郡象潟町（現：にかほ市）出身の元プロ野球選手（投手）。本荘高の２年時にエースとして夏の甲子園に出場。NTT東北を経て、1992年のドラフト2位で阪神タイガースに入団。1995年にはチームが低迷する中でチーム唯一の10勝をあげる。1997年は途中まで規定イニング不足ながら防御率1点台をキープしいわゆる「隠れ」防御率1位だったが、規定イニング到達前に打ち込まれ結局防御率5位に終わった。2000年のシーズン途中、根本隆輝との交換トレードで日本ハムファイターズに移籍。2001年限りで引退した。引退後は、2002年から中日の打撃投手、2015年からはスコアラーを務めている。現役時代は、145km/h前後のストレートとスライダーと制球力を持ち味とした、安定感のある技巧派投手だった。入団会見で、「阪神さんには悪いですけど、巨人ファンなんです」とコメントして周りを驚かせた。ファミコンゲームの『甲子園』に本荘高校をもじった「じょうほん高校」にたけうちとして登場している。なお本人は高校2年時にエース投手として甲子園に出場している。入団初年度のバレンタインデー。普通ならファンからチョコレートが多数送られるものだが、竹内は0個だった。キャンプ中に行なわれた紅白戦で投球の動作中に突然倒れ、周囲は騒然となったことがあったが大事には至らなかった。隔年で活躍する傾向が強い投手だった。リードされている場面で登板すると、いいピッチングをすることが多かった。

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