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Infinity (ゲーム)

『infinity』(インフィニティ)は、KIDより2000年3月23日にPlayStationで発売されたサスペンス系恋愛アドベンチャーゲームのシリーズ、およびその第1作である。本記事では第1作『infinity』、その完結編である『Never7』、およびその関連作品について述べる。オーソドックスな選択肢方式のアドベンチャーゲーム。5人のヒロインごとにシナリオが存在する。各シナリオは、いわゆるマルチシナリオで一般的な閉じたものではなく、それぞれ横のつながりがあり、シナリオを1つクリアするごとにストーリーの全容が徐々に明らかになってくる。ただし物語の根幹に関わるいづみシナリオは、他の4名のシナリオをクリアしていないと入ることができない。1つのシナリオで4月1日から6日までを2回繰り返す構造になっており、1周目のラストでいずれかのヒロインといったん悲劇的な結末を迎えた後、2周目では1周目と同じ過ちを犯さないように行動し、ハッピーエンドを目指す。なお、ここで言う1周目、2周目とは通常のゲームの「エンディングを迎えた後、クリア情報を引き継いでまた最初からゲームを開始する」と言ういわゆる周回プレイのことを指すのではない。具体的には1周目の行動次第でいずれかのヒロインと親密になり、2周目ではそのヒロインのルート(シナリオ)を体験することになる。2周目で正しい行動を取れば悲劇の回避に成功し、そのルートのヒロインとハッピーエンドを迎えることができる。間違えば悲劇は繰り返され、バッドエンドとなる。このように、時系列を反復することをストーリーおよびシステム上の前提としたアドベンチャーゲーム(いわゆるループもの)は、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』や『Prismaticallization』などがあるが、これらの作品がアイテムを用いてシステマティックに分岐する複雑な方式をとっているのに対して、本作のシステムは至ってシンプルである。当初は未来予知によりヒロインの危機を救うという企画だったが、ひとひねり加えて予知をミスリードとし、タイムスリップものにすることが決まった。また、当時の恋愛アドベンチャーでは、ヒロインの個別シナリオに入ると他のキャラクターがもう出てこなくなってしまうことが多かったので、より面白くなるよう前述のとおり各シナリオに横のつながりがある構成になった。しかしクリア順を固定しようとする打越鋼太郎と自由度を残そうとする中澤工で意見が割れたため、折衷案として先にクリアしてほしいヒロインほど攻略難度を下げ、オープニングムービーでの登場にもその順番を反映してある(優夏→遙→沙紀→くるみ→いづみ)。この時点では続編の構想はなかったが、『infinity』に不具合があったこと(後述)を受け、いっそリメイクしようという話になった。また、KIDの看板作品である『Memories Off』に『infinity』の売り上げが及ばないのは、作品のもっとも重要な特徴である「無限ループ」がシナリオの中盤にならないと明らかにならず、広報の前面に押し出せないからだという反省もあった。こうして制作された『Never7』では初めからタイムスリップの話を前面に出し、それに代わる新たなサプライズ要素として「強固な妄想が現実化する」というキュレイシンドローム(、司祭性症候群)が導入された。さらに当時流行していた『シックス・センス』の衝撃的な結末を意識して、本当に何もかもが幻だったという「いづみキュアエンドB」も追加された。しかしスタッフが自信作として送り出した『Never7』の売り上げも結局は『Memories Off』に及ばなかった。プレイヤーからの評価はよかったのだが、「隠れた名作」という扱いを受けることになった。初回ロットでは、いづみのシナリオに入れないという致命的なバグがあった。当初は暫定措置としてメモリーカード送付によるセーブデータ改修で対処していたが、その後にCD-ROMそのものの交換という措置が採られた。交換後のCD-ROMには、タイトルロゴの右下に★がついている。「優夏キュア」シナリオと「いづみキュア」シナリオの2本を収録している。制作当初は「くるみキュア」というシナリオも制作予定であったが、様々な制約によりお蔵入りとなっている。「cure.」という副題は、同年に発売された『Memories Off Pure』との語呂の対比というだけでなく、「キュレイシンドローム」の短縮形の意味も含んでいるため、最後のピリオドは省略されない。「優夏キュア」シナリオは本編の優夏シナリオを主人公ではなく優夏の視点で描いたものである。「いづみキュア」シナリオは『Infinity』の完結編と言う位置づけであり、物語の謎に二つの答えを提示している。次回作『Ever17』の最終シナリオのように全ての謎を解き明かすわけではないが、これは本作の各シナリオにはそれぞれの真実があり、全体としての明確な解答が存在しないためである。そのタイトルが示すとおり『infinity』の完全版ともいえる作品。『Never7』には、「7日目が決して訪れない」「7人が決して無事にそろわない」という意味が込められている。『INFINITY cure.』で語られた内容が追加され、シナリオが若干改訂されている。オリジナルの「いづみ」シナリオとは別に『INFINITY cure.』の「いづみキュア」シナリオが用意されており、このシナリオを以ってグランドフィナーレを迎えることとなる。また『cure.』にはなかったエンディングがさらに1つ追加されている。「優夏キュア」シナリオについては後述のアペンドストーリーに収録。こちらはアペンドストーリーと言う位置付け上、音声は収録されていない。後にWindows版とPlayStation 2版が発売された。PlayStation 2版ではBGMにアレンジが加えられたほか、『infinity』のサウンドトラックに収録されたボーカル曲が新たにエンディングテーマソングとして採用されている。DC版はアペンドストーリーを初めて導入したソフトである。採用されたシナリオはその一部がWindows版に、またほぼ全部がPS2版に収録されている。また、『Infinity Plus』に収録された Windows 版は、PS2版をベースにしているが、アペンドストーリーは収録されていない。ただしシナリオを自作することは可能である。DC版の警告音声トラックには優夏とくるみが出演している。また、CD-ROMトラックにはパッケージの表と裏の原画が高解像度のBMPファイルで収録されている。PS2版は韓国でも発売予定だったが、ローカライズまで終了した段階でパブリッシャーがPS2市場から撤退し、お蔵入りにされた。発売も間もない時期の出来事だったため、韓国のゲーム雑誌には攻略が載っている。西暦2019年。様々な法律の改正や技術の発展が行われた近未来の日本。大学3年に進級し、ゼミに配属となった石原誠は、ゼミの親睦を深めるための合宿に出かける。日程は4月1日から4月7日までの1週間。場所は南海の孤島にあるロッジ。初日の朝、誠は「4月6日に誰か女性が目の前で死ぬ」という夢を見て、恐怖で目を覚ます。その直後、合宿班長の川島優夏が部屋に飛び込んでくるが、誠の姿を確認するとすぐに出て行く。状況を疑問に思いつつも誠はリビングに降りて行き、無口な樋口遙、嫌味な飯田億彦と顔を合わせる。守野くるみが頼んでいないピザを誤って配達しに来るが、空腹の億彦はそのまませしめてしまう。夕方になり誠たちが訪れた喫茶店ルナビーチは、くるみの姉・守野いづみが切り盛りしていた。そこへ「注文したピザが届かない」と朝倉沙紀が怒鳴り込んでくるが、彼女が優夏の中学時代の友人だったため、再会の挨拶にまぎれてうやむやになる。4月2日。7人そろって遊びに行ったプールで「地震が来る」と誠が思ったとたん実際に地面が揺れだし、彼は予知能力に目覚めたのかと疑う。夕方には皆で釣りに出かけるが、遙と口論していた沙紀が高波にさらわれ、いづみに救われる。しかし沙紀は億彦に助けられたと思い込み、彼も勘違いを訂正せずに済ます。4月3日。億彦は遙を口説く中で沙紀を軽んじる発言をする。ちょうど億彦を誘いに来ていた沙紀は、持参したバスケットを踏み砕いて激昂し、なだめようとしたくるみにも八つ当たりする。その態度に今度は遙が怒り出すが、沙紀によって彼女がクローンであることが暴露される。

出典:wikipedia

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