3社共通バスカード（さんしゃきょうつうバスカード）は、主に栃木県内を発着する路線バスで使用できる磁気式プリペイドカードである。制度上は回数乗車券の位置付けにある。1993年に関東自動車がバスカードを導入した。その8年後の2001年に東野交通（宇都宮・真岡関係）とジェイアールバス関東（宇都宮関係）にも利用範囲を拡大して、共通カードになった。導入当初から乗降方法が前乗り・前降りであった関東自動車の方式を踏襲したため、一度中（後）乗り・前降りに変更したジェイアールバス関東は、バスカード導入で再び前乗り・前降り（実質1ドア化）に戻している。また、バスカードの共通化に合わせてそれまで会社ごとに分散していた停留所ポールを1本にまとめたり、1ヶ所で2つある停留所名を1つに統一したり、競合路線におけるクローズドドアシステムを改めるなど、利用者本位の施策を打ち出している。関東自動車単独で発売していたカードも3社で利用可能である。会社ごとの図柄はない。

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