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和製漢字

和製漢字(わせいかんじ)とは、中国から伝来した漢字ではなく、日本で作られた漢字体の文字を指し、国字、和字、倭字、皇朝造字などとも呼ばれる。また、日本製の漢字を国字という言葉で表したのは、江戸期に編纂された研究書『同文通考』が初めてである。「。和製漢字の作成方法は、漢字の「六書」の造字ルールのうち「会意」または「形声」によっており、ほとんどは会意文字であり音読みは持たないことが多い。しかし、音読みが全く無い訳ではなく、音読みしかない字もある。音読みが無いと熟語をつくるときに不便な場合は、漢字から部首を除いた部分の読み方を音読みとしている。「働」では、右側の動という字を「どう」と読むため、「働」の音読みを「どう」としたり、「搾」では、右側の窄という字を「さく」と読むため、「搾」の音読みを「さく」としている。和製漢字の多くは日本でのみ通用する(例えば、「労働」は中国と韓国では「」、簡体字では「」となり、「働」の字は使われない)が、「腺」「鱈」など、一部の文字は、明治以後に科学や近代社会に関係する概念が日本語から中国語などへ翻訳された関係、または日本が一時期統治した関係で、今でも中国、台湾など他の漢字文化圏で使われている。また姓名・地名に関わる漢字は中国語圏でも和製漢字のまま表記されることが多いが、場合によっては似たような字で代用されることもある。例えば、栃木県→、綾辻行人→、辻希美→(簡体字では)など。和製漢字のままの字体で使われる場合は、部首を除いた部分の部品を中国語で読むか、同様の形声字の読みを用いるのが普通である。例えば、「辻」は「十」の読みである「」と読まれ、「辷」は「一」の読みである「yī」と読まれ、「腺」は「線」と同じく「」と読まれる。同様に、朝鮮語においても和製漢字を用いた単語を朝鮮語読みする場合は、部首を除いた部分の部品を朝鮮語で読むか、同様の形声字の読みを用いる場合が多い。現代日本語として常用される和製漢字は、JIS X 0208に組み入れられ、それを取り込んだUnicodeにも収録されているため、電算処理や通信に使うことが可能となっている。しかし、菅原義三の『国字の字典』に収録の字をみても、まだ各種のJISやUnicodeなどの文字コードに未収録の字も多く存在する。日本の国字にあたるものは海外にもあり、朝鮮における朝鮮製漢字やベトナムのチュノムなどがある。また広義の国字については諸説あり、「」という字は「としょかん」という日本で中国人が作った字であるが、これを含めるかどうかなど考える必要がある。また、日本で中国と異なる略し方をした場合を含めるかなども問題となる。例えば、「鹽」の略字「塩」は日本の略し方で、中国では用いないが、台湾では用いられる。また、「栃」は元となった「」は中国の漢字であり、旁を「」に置き換えた漢字は中国にもあるため、筆画が違うだけの差を日本で作ったとするかどうかなども検討を要する。

出典:wikipedia

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