イトグルマ (紡績車、学名:"Columbarium pagoda pagoda")は、新腹足目オニコブシ科イトグルマ亜科に分類される巻貝の1種。銚子〜日本海中部以南、東シナ海の水深20〜300mの細砂底に分布する。殻高5〜8cm、殻幅3cm前後の紡績車型。殻色は褐色、殻表の艶はある場合、ない場合まちまちである。水管溝が非常に長く殻高の約2/3を占め、細かい刺列が多数ある。また殻底には明瞭な角があり、角上には1~3本の刺列がある(一般的に1列とされ、模式型は一列)。この刺列は近似種と区別する為の重要な特徴の1つではあるが、しばしば曖昧である。さらに、螺塔の肩には三角形の突起が多数あり、冠や花弁の様。この様に突起などが多く、個性的な形状をしているため、専ら貝収集の対象の1つである。また、この亜科に共通した特徴として胎殻が膨らむ。その他軟体の構造などについてはイトグルマ亜科も参照のこと。本種以外に日本近海では以下の3種の型が知られている。但し、多くの場合区別は非常に曖昧である。
出典:wikipedia
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