ホンダ・XL1000V Varadero(エックスエルせんブイ バラデロ) は、本田技研工業から発売された排気量1000ccのオートバイ。車名はキューバのリゾート地バラデロに因む。ホンダのアドベンチャーツーリング(デュアルパーパス)モデルのフラッグシップとして1998年に発表された。同社より発売されていたアフリカツインと同じくデュアルパーパスに属するが、より舗装路向けのツアラーとして作られている。外観は、アフリカツインを彷彿させるデザインの大型のカウルを装着する。エンジンはVTR1000Fに用いられたV型2気筒エンジンをトルク重視に調整し、これらをスチール製フレームや19インチフロントホイールといった走破性を高めたフレームに搭載する。2代目以降は燃料供給にPGM-FIを採用することによって環境性能、燃費を向上させ、同系エンジンを用いたVTR1000Fが生産を終了する中で生産を継続させている。型式SD01。カウルのデザインが若干丸みを帯びている。燃料供給方式はキャブである。変速機の段数は5速である。2000年までは日本国内の工場(浜松製作所)で生産されていたが、2001年以降はスペインのモンテッサ・ホンダの工場での生産に切り替えられた。型式SD02。カウルのデザインが変更され、精悍な雰囲気を出した。PGM-FIが搭載され、変速機の段数が6速になった。ABS搭載モデルもある。型式の変更は無かったが、モデルチェンジをしている。フロントカウル周りは、ほぼ変更が無いが、メーターカウル及び、インナーカウルの変更があった。インナーカウル右側には、キー付きBOXが備わる。ガソリン警告灯が点灯すると、メーター表示が走行可能距離に切り替わるようになっている。この型より、チョークレバーが無くなっている。シート及びシートカウル、テールランプも変更されている。シートはクッション性能の向上が見られるが、多少幅広になっており、足つき性は若干だが悪くなっている。シートカウルはスリムになり、マフラーサイレンサーの露出が増えており、サイレンサーの交換が容易に行えるようになっている。テールランプは従来の2灯式から、1灯式に変更され、ウインカー一体式となっている。レンズ類もユーロ圏内での生産に変わっている。バラデロ125:Montesa Honda S.A./XL125V VARADERO
普通免許で125ccまで運転できる国が多いヨーロッパでは各種優遇措置がとられている事もあり、日本でいう「二種」枠の人気が高い。そのクラスに向けて作られたエントリーモデルがバラデロ125である。スペイン(Montesa Honda S.A.)で製造され、各国で販売されている。125ccクラスとしては大柄であり、エンジンはシャドウ125と同型での水冷OHC/V型2気筒を搭載。最大出力14.3hpを11,000rpmで発生させ、レブリミットは12,000rpmという高回転型エンジンである(ちなみにXL1000の最高出力は6,000rpmで発生)。2007年には各種環境規制に対応するためPGM-FIの実装やACG出力の向上などが計られ、またデザインも大きく変更された。しかし機構的な変更は少なく以前のモデルとの差は少ない。
出典:wikipedia
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