桜通(さくらどおり)とは、名古屋市の中心部を東西に横断する幹線道路である。愛知県道68号名古屋津島線・国道19号のそれぞれ一部と、名古屋市道都通布池線の全部から構成される。2014年現在の桜通は、名古屋駅交差点(中村区)を西端、内山町交差点(千種区)を東端としているが、そのうちの名古屋駅交差点から日銀前交差点(中区)までは愛知県道68号名古屋津島線、日銀前交差点から小川交差点(東区)までは国道19号、小川交差点から内山町交差点までは主要地方道名古屋市道都通布池線となっている。桜通の道路愛称は一般からの公募によって決定したものである。1984年(昭和59年)に名古屋市が市内の道路の愛称を公募した際に、従来から用いられていた通称をそのまま道路の愛称として制定した。もともと現在の道路ができる以前は菅原通と呼ばれる幅の狭い道であり、堀川に架かる桜橋もなかった。決定した桜通の名称の由来は、通り沿いの中区錦にある桜天神社(桜天満宮)からであり、桜天神社にはその旨を記した碑がある。通り沿いには一部の交差点に街路樹としてサクラが植えられているものの、桜通にはいわゆる桜並木はない。泥江町交差点(中村区) - 日銀前交差点間にあるイチョウ並木は、1995年2月27日付で名古屋市の都市景観重要建築物等指定区間に指定されている。名古屋駅から東への目抜き通りであり、沿線の建築物についてはオフィス利用が多く、商業施設は桜通の南の地域を並行して走る広小路通、錦通の沿線に集中している。また、東端の内山町交差点付近を除く全線の地下に、その名を冠した地下鉄桜通線が走っている。日銀前交差点から桜通大津交差点(中区)の間には、車道の一部を利用した自転車道が設置されている。開通80周年記念事業として、中部地方整備局が中心となり日銀前交差点から小川交差点までの国道19号の区間、約2キロに渡って桜並木を整備する方針が発表されている。1937年(昭和12年)に行われた国鉄名古屋駅の移転改築に合わせて、名古屋駅の駅前広場から東に向かって桜町の通りを拡幅する形で、当時としては破天荒の幅員50mで建設され、1937年2月27日に開通した。建設時は東桜町(桜通大津交差点付近)までが拡幅されただけであったが、太平洋戦争後の戦災復興の一環として、内山町交差点付近まで拡幅された。1989年(平成元年)9月には地下鉄桜通線の中村区役所駅 - 今池駅間が開業し、桜通地下を走行するようになっている。西側から東側に順に記述する。西側から東側に順に記述する。
出典:wikipedia
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