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山スキー

山スキー(やまスキー)は、人工的なゲレンデ(いわゆるスキー場の意)ではなく、自然の山で行うスキー、またはその用具のことである。山岳スキー、最近ではバックカントリースキー、オフピステスキーなどと呼ばれる事もある。山スキーのスタイルは大きく以下の2つに分かれる。アルペンスキーとテレマークスキーでは、ブーツ、ビンディングの互換性が無く同じスキーでも滑り方が大きく異なる。両スタイルとも、登行時はスキー板の下にクライミングスキン(シールとも呼ばれる)をスキー板の底面に貼り付ける。クライミングスキンは、片方向にのみ引っかかるような毛の生えた布状の物で、これにより後ろに滑りにくくなり、スキーを履いたままでも斜面を登ることができる。スキー用具以外は雪山登山と共通する。特に雪崩ビーコン、ショベル、ゾンデ棒、無線機などが必要である。スキー板やビンディングなどは山スキー専用のものが使われたりもする。また、装備ではないが、冬山遭難における捜索へ対応した保険へ加入しておくのが良い。雪山登山と同じである。ゲレンデ用のスキーウエアでは防水性、透湿性が弱く、また様々な条件下での体温調節に対応しづらいので不充分である。ゲレンデの物でも併用可能であるが、山スキー用の板は深雪や悪雪などに対応できるようにフレックスが柔らかく、極端にサイドカーブがある板よりも幅広のセミファットやファットタイプの板が使われている。山スキー用ブーツとゲレンデ用のブーツが違う点は、①歩行モード/スキーモードが切り替えでき足首を曲げられる。②ブーツ底部がゴムソールになっている。③重量が軽い、の3点が挙げられる。一部のモデルを除いて、シェルが柔らかいブーツが多い。ガルモント(GARMONT), スカルパ(SCARPA)、ダイナフィット(DYNAFIT)、ブラックダイヤモンド・イクイップメント、ローバー(LOWA)などのメーカーがある。アルペンスタイルとテレマークスタイルは、ブーツの互換性がない。ただしNTN(New Telemark Norm)規格のテレマークブーツは踵とつま先のコバの形状がアルペンブーツと同じなので、アルペン用ビンディングやATビンディングに装着して滑走できる。登行時にスキー板の底面に貼り付け、後方に滑らないようにする毛羽だったテープ状の物である。元々はアザラシの毛皮でできており、前方へは極めて滑らかに滑走できるが後方へは強い抵抗を発生する。ただし現在では非常に入手困難になり、代用品として登場したモヘヤ(アンゴラ山羊の毛)や、ナイロンなどの合成樹脂による製品が主流になっている。またテレマークスキーでは、起伏の少ないルート用として、底面にうろこ状のギザギザ模様(ステップソール)が刻まれ、シールを装着しなくとも後方に滑らないように加工したスキー(ウロコ板)もある。ただし、低温の状態が続くと接着剤が粘着力を失うため剥がれやすくなる。さらに、接着面に雪が付着すると、完全に除去しない限りスキーへの接着がほぼ不可能になるので注意が必要である。そのため、非装着時はウェアの中に入れて保温や融雪するなどの対策が取られることもある。山スキー用のビンディングは通常のゲレンデ用のビンディングとは違い、斜面を登るのに適したヒールが跳ね上がるものが使用されている。アルペンスタイルでは、斜面を登るときは登高モードでヒールを解放し、滑るときはヒールを固定する。昔は通常ビンディングについているリリース機能が付いていなかったが、技術進歩に伴い付け加えられるようになり、安全性はかなり高い。ジルブレッタ(SILVRETTA)、フリッチ ディアミール(Fritschi Diamir)、ダイナフィット TLT、ナクソー(NAXO) などがある。テレマークの場合はテレマークスキーの記事を参照のこと。ストック(ポール)はゲレンデ用のものでも使用可能であるが、山スキー用として3段ないしは2段伸縮タイプのものが多用されており、いざという時には左右を繋げてゾンデ棒やテントのポールとしても使用できたり、滑落対策としてグリップ部にピッケルを装着できたりするモデルもある。またリングは深雪などでも埋まらないように大きいものが推薦される。通常のゲレンデとは別に山岳スキーなどに使われる滑降方法や登高方法がある。つぼ足(板を履かず、ブーツで歩くこと)で斜面を歩くとき、つま先を雪面に蹴り込んで足場を作り、登る方法。下りでは逆に踵を雪面に蹴り込んで歩く。何回か蹴り込んで大きな足場を作ることもある。足場を作ったら垂直方向に体重を乗せる。斜め方向に体重をかけるとスリップする危険がある。ゲレンデとは違い斜面は整備されていない。腰まで埋まる深雪やウィンドパック(表面が固まり、中はやわらかい状態。 通称:もなか雪)というのがほとんどであり、滑りやすい斜面というのは限られる。そこで使うのがジャンプターンである。板のテールを上げたり、板全体を持ち上げたりするターンである。山岳スキーでは主に後ろに体重を移動させてスキーのトップを持ち上げ、雪の中に埋まった板を出してターンする方法が取られる。ゲレンデではなく冬山に属するので、危険への対処を各自の責任で行う必要がある。山スキーは雪山登山と同じ、もしくはそれ以上に雪崩に遭遇するリスクが高い。そのため、雪崩に対する正しい知識が必要である。

出典:wikipedia

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