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日産・リバティ

リバティ("LIBERTY" )は、日産自動車が販売していたワゴン型のミニバン。設計、開発の一部と生産は日産車体が担当していた。「リバティ」は、「プレーリー」のモデルチェンジに際し、車名が変更されたものである。近隣諸国への輸出も多く、それらのネーミングは「プレーリー」のままであった。なお、当項目では、旧名称のプレーリー / プレーリージョイ / プレーリーリバティについても記述する。当時荻窪にあった旧・プリンス自動車の開発拠点でオースターJX / スタンザFXをベースに開発された車種であり、開発主管は初代マーチ(K10型)、レパード(F31型)、ローレル(C32型)、スカイラインR31(7th)・R32型の開発主管を務めた旧プリンス出身の伊藤修令である。現在、実質の後継車であるラフェスタと競合するトヨタ・アイシスは、片側のみセンターピラーレス構造を採用しているが、初代M10型プレーリーは、両側共にセンターピラーレス構造をいち早く採用し、ベンチシート、3列8人乗り、回転対座などのシートバリエーションを実現していた。VN10型パルサーバンから転用された、トーションバー・スプリングを横置きに配置することでスペース効率を向上させたトレーリングアーム式サスペンションによって当時としては画期的な超低床レイアウトを実現していた。この超低床を生かす事で小さな外観にそぐわない広い空間を5ナンバーサイズ内に構築し、日本流ミニバンの始祖的存在であった。前席のシートベルトリトラクターは左右フロントドアに内蔵された。当時はミニバンというジャンルが存在しておらず、デビュー時のキャッチコピーも「びっくり BOXY SEDAN」と、新しいタイプのセダンという位置付けで、いわゆるミニバンタイプである3列シートのJW系(JW、JW-L、JW-G)のほかに後席を折りたたむことで広いラゲッジスペースを得ることができる2列シートのRV系(RV、RV-S)、同じく2列シートながらRV系に比べ前後シートの間隔を広げたうえ、シートバックの厚みをたっぷりとった固定式シートを採用した、リムジン感覚をうたったSS系(SS-G)、さらには商用車のNV系(3人乗り、3 / 6人乗り)という4タイプのワイドバリエーションをそろえていた。搭載するエンジンは直列4気筒 OHCのCA18S型とE15S型。ただし、パワートレーンは、初代プレーリーM10型が発売された前年(1981年)にデビューのバイオレットリベルタ(1982年廃止) / オースター / スタンザのT11型3姉妹と共用され、省燃費仕様のワイドなギア比のトランスミッションとハイギアードなデフを流用したことや、1.3トン近い車両重量に対して明らかに力不足のエンジンスペック、さらには最大のセールスポイントである前述の「センターピラーレス構造」に加え、荷役性の向上を図るため開口見切りを大きく下げ、バックドアがバンパーごと開口する画期的なアイディア(超低床レイアウトゆえの措置)に起因するボディ剛性の低さなどが災いし、コンセプト的には各方面で評価されたものの、走行性能や動力性能の評価は芳しくなく、販売面ではそれらを大きく反映する結果となった。また「センターピラーレス+両側スライドドア」はボディ側ドア側双方ともに負担が大きく、スライドドアの耐久性と言う面でも難があり、当時の設計&生産技術の限界を露呈させる結果となった。2代目は余裕を持たせ、ブルーバードベースで開発されることとなり、これらの反省点も盛り込まれた。北米輸出仕様の名前はアメリカ合衆国ではスタンザワゴン("Stanza Wagon" )、カナダではマルチ("Multi" )の名で販売された。1988年9月発売。ブルーバードをベースに開発された。後席スライドドアは踏襲したが、センターピラーを持つ構造となる。当初は2.0LのCA20S型のみで、グレードもJ系(J-6、J-7、J-8)とM系(M-5、M-7)の2種類と、初代デビュー時に比べて大幅に簡略化されている。オートマチックが4速化される。初代はシート配置でシリーズを分けていたが、2代目では豪華装備のJ系に対して廉価仕様のM系という分け方をされていた(アルファベット後の数字は乗車定員)。このため、2列シート仕様はM-5のみとなり、一般ユーザーにとっては選びにくいものになってしまった。M-5はカタログ上では商用車を想定したようなグレードでもあった。ベースとなったブルーバードが採用していたストラット式リヤサスペンションを受け継いでいるため、このストラット・タワー部が3列目の居住空間を狭めていた。1989年5月、特別仕様車「アウトドアバージョン」発売。1989年9月、A/Tシフトロック変更およびオーディオフェーダー機構変更。1990年9月、直列4気筒 2.4L OHC KA24E型を搭載した「240 G-5」と、「240 G-7」の240G系が追加される。これらは5人乗りと7人乗りでの装備の差は特になく、北米向けモデルを国内の基準に合わせた仕様としたもの。1993年に北米でクエストが発売されたため北米仕様は前期型のみとなった。ちなみに北米での販売名はアクセス("Axxess" )と名付けられていた。1995年2月、「RVリミテッド」設定1995年8月、マイナーチェンジ。北米向けを考慮する必要がなくなったことから、日本国内市場に特化し、一般消費者には不評であったスタイルの変更を中心に、リサーチ結果をできる限り盛り込むこととなった。リアオーバーハングを延長し、車内を拡大するとともに、フロント部分は、以前のスムーズなワンモーションフォルムから一転して、R50系テラノにも通じる、RV風のボリュームのあるものとするなど、大幅に変更し、グレード名に「ジョイ」を冠することから営業上の車名も「プレーリージョイ(Prairie joy) 」とした(正式な車名はプレーリーのまま)。時流に乗り、純正エアロパーツ装着の「エアロエクスプレス」というグレードも設定された。2.0LエンジンはCA20S型からSR20DE型へと世代交代され4速A/Tのみが組み合わされる。また、北米でのスタンダードであった2.4Lエンジンと、初代からの特徴でもあった、コラムシフトやベンチシートが廃止されたが運転席SRSエアバッグが全車標準装備となる。リアサスペンションは同じ日産のステーションワゴンW10型アベニール同様2WD車がトーションビーム式トレーリングアーム、4WD車は5リンクとなる。これにより従来型にあったストラット・タワー部の張り出しがなくなり3列目の居住空間が改善された。この変更で、特にスタイリングについては識者やマニアからは大変な不評をかったが、日産の目論見どおりファミリー層や高齢層の支持を得て、販売台数は一気に増加した。しかし、ジョイになってから極端な営業車並みの仕様は消え、当時の日産の安全基準に合わせた安全装備や快適装備も増え最低価格も200万円近くに値上がりしたためプレーリージョイより車格が上でありながらほとんど売れ筋グレードの価格に差がないホンダ・オデッセイやのちに発売された三菱・シャリオグランディスには勝てなかった。1997年5月、一部改良。主な変更点は「助手席エアバッグ&ABSの標準装備化」、「車内の抗菌化(インナーグリーン)」、「UVカット断熱グリーンガラス採用」、「テールゲートにガラスハッチを採用」など。 尚、ガラスハッチは次のM12型にも引き続き採用された。1998年11月16日、M12型にモデルチェンジ、車名を「プレーリーリバティ」へと改称。パワートレインやサスペンションをW11型アベニールと共用する。登場時の搭載エンジンは直列4気筒 DOHC SR20DE型のみの1機種。2WD車は全てハイパーCVTを採用し、4WD車は4速オートマチックを採用した。セレナ、ラルゴ、エルグランドにも設定された純正エアロパーツ装着の「ハイウェイスター」も設定された。1999年10月12日、「ハイウェイスター4WD」にターボエンジン SR20DET型を搭載し、内外装にも手を加えた「ハイウェイスターGT4」を追加。合わせてオーテックジャパンによる「アクシス」を設定した。2001年5月7日、マイナーチェンジに伴い車名から「プレーリー」が消滅し、「リバティ」に変更。フロントグリル、バンパーなどのデザインを変更し、搭載するエンジンをQR20DE型に変更し、助手席側にリモコンオートスライドドアを装備した。また、「ハイウェイスターGT4」を廃止し、「アクシス」に替わりオーテックジャパンによる「ライダー」を設定。あわせて、正面のリバティのエンブレムは、日産のCIに変更された。2001年5月8日、同年8月31日までの期間限定車「コールマンバージョン」を発売。専用シート、電源コンセント、大容量バッテリー 、コールマンエンブレムなどが装備された。2001年6月19日、福祉車両「オーテックドライブギア」を追加。2002年1月28日、「コールマンバージョンII」を発売。第1弾からシート地の色が変更された。2002年9月2日、フロントグリルのスモークメッキ化、フルホイールカバー、ステアリングホイールの変更など、内外装を一部変更。全車が「超-低排出ガス(★★★)」認定を取得し、ハイウェイスターは廃止され、期間限定車「コールマンバージョンIII」を発売。2003年5月8日、日産自動車70周年記念特別仕様車「G 70th」、「Gナビパッケージ 70th」を発売。MD・CD一体AM/FM電子チューナーラジオ、専用シート、電源コンセント、スライドドアオートクロージャー、ETCユニットなどを装備した。2004年5月6日、特別仕様車「L-Edition」を発売。キセノンヘッドランプ、専用シートなどを装備した。2004年12月、後継車のラフェスタが登場し、日本向けが生産終了。取り扱いは日産・ブルーステージ。

出典:wikipedia

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