ロン=ティボー国際コンクール(Concours international Marguerite-Long-Jacques-Thibaud)は、フランス・パリで開催されるピアニスト、ヴァイオリニストのための国際コンクール。1943年、ヴァイオリン奏者のジャック・ティボーとピアニストのマルグリット・ロンと共同で創設した。2011年より声楽部門が加わり、レジーヌ・クレスパン(Régine Crespin)の名前も含めて、Concours Long-Thibaud-Crespinと表記されるようになったため、正確なコンクール名は「ロン=ティボー=クレスパン財団主催国際音楽コンクール」である。また各国際コンクールは独立しており、入賞者の名前は「マルグリット・ロン国際ピアノコンクール」・「ジャック・ティボー国際ヴァイオリンコンクール」・「レジーヌ・クレスパン国際声楽コンクール」のように単独で表記される方法に変更されている。かつてはピアノ部門とヴァイオリン部門は同時に行われ、ファイナリストも複数名そろうにぎやかなコンクールであった。しかし、財政難でピアノ部門とヴァイオリン部門が交互に行われる方式に変更されたものの、スポンサー不足で常に閉会の危機にあった。バブル景気のころから日本人を含むアジア人が積極的にスポンサーに名乗り出て、アジア人の入賞率が上がっていた。一時期は日本のフジテレビがスポンサーだったこともあった。現在も財政難は深刻で、2013年は休会した。優勝者を出せずに1位なし2位を出すことも多い。
出典:wikipedia
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