サン・ピエール(Saint Pierre)は、西インド諸島のフランス領マルティニークにある村である。2004年現在の人口は4544人。かつてはマルティニークの県庁所在地だったが、1902年プレー山の火山噴火で壊滅的打撃を受けた。プレー山の噴火以前、20世紀初期のサン・ピエールは3万人近くの人口を抱え、マルティニーク島の中心地(県庁所在地)で、小さいながらも豊かな町で「カリブの小パリ」とも言われていた。しかし1902年5月8日、町の付近にある火山プレー山が噴火し、火砕流によりサン・ピエールの町をほぼ崩壊させて死者は約3万人にのぼった(陸上にいた人のうち生存者はわずか3人だけだった)。噴火後、マルティニークの県庁は当時小さな村でしかなかったフォール・ド・フランスに移行された。現在のサン・ピエールは豊かで静かな港の村である。噴火当時の壊れた建造物の跡地も幾つか残っている。
出典:wikipedia
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