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ICOCA

ICOCA(イコカ)は、西日本旅客鉄道(JR西日本)が発行し、JR西日本・近畿日本鉄道(近鉄)・京阪電気鉄道(京阪)・四国旅客鉄道(JR四国)・あいの風とやま鉄道が発売するサイバネ規格のICカード乗車券である。ソニーの非接触型ICカードFeliCaの技術を用いた乗車カードで、2016年3月時点での発行枚数は1,242万枚。プリペイド方式の乗車券の機能をはじめ、定期券、駅売店等での支払いに使える電子マネーの機能を併せ持つカードである。カードで利用できる金額は、駅などに設置されたチャージ機などでチャージ(入金)することにより追加ができ、使い捨てることなく繰り返してカードを使用できる。2001年5月15日の社長定例会見において、定期券や磁気式ストアードフェアカードであるJスルーカードを2003年をめどにIC化を検討することを発表し、2002年12月18日の社長定例会見において、正式名称をICOCA(イコカ)とすることを発表した。2003年11月1日からJR西日本のアーバンネットワークで運用が開始された。カードの名称は、ICオペレーティングカード (IC Operating CArd) の略称であるが、関西方言の「行こか」(「行こうか」の意味)とも掛けた親しみやすい名称としている。また、カードの裏面の右下に記載の番号は「JW」で始まる15桁の英数字であるが、この「JW」はJR西日本の英語表記「JR West」の頭文字を採ったものである。JR西日本の各駅では、ICOCAの改札での利用率も半数を超えている事から、ICOCA専用改札機が大阪駅御堂筋口で初設置され、その後も京橋駅や天王寺駅をはじめ、多くの駅に設置されている。JR西日本でのICOCAの発行枚数は、サービス開始の2003年11月から5か月余りで100万枚を突破、2014年11月には累計発行枚数が1,000万枚を突破した。ICOCAを使用した電子マネーサービス「ICOCA電子マネー」については、2005年10月1日から開始し、京阪神や岡山・広島エリアの駅、福岡エリアの一部の駅(博多駅、小倉駅)のコンビニエンスストア「ハートイン」と「デイリーイン」の各店のほか、関西・中国地区のイオングループやビックカメラ、ヨドバシカメラ、すかいらーくグループ各店(四国エリアを含む)など、またファミリーマート(関西エリア、岡山・広島エリア、北陸エリアの全店)やローソン、サークルKサンクス、セブン-イレブン(3社とも、北陸・山陰を含むJR西日本エリア、およびJR四国エリアに導入)などのコンビニエンスストア等、利用可能な店舗は順次拡大中である。加えて、ICOCAに対応した自動販売機やコインロッカーもある。2008年3月18日からは、Suicaショッピングサービスと相互利用を行っているほか、2010年3月13日より、JR東海の「TOICA電子マネー」と、さらに2011年3月5日からは、JR九州の「SUGOCA電子マネー」と相互利用を開始した。そして2013年3月23日からの「全国相互利用サービス」の開始により、Kitaca(JR北海道)・PASMO(関東民鉄)・manaca(名鉄他)・nimoca(西鉄他)・はやかけん(福岡市交通局)の各電子マネーサービスとも相互利用を行っている。ただし、PiTaPaショッピングサービスとの相互利用は、2013年3月23日以降も行われておらず、PiTaPaショッピングサービス加盟店においては、ICOCA(「全国相互利用サービス」対応の各カードとも)を電子マネーとして利用することはできない。2014年7月22日からWii U、12月9日からNewニンテンドー3DS・Newニンテンドー3DS LLの支払い決済に、ICOCAを含めた交通系電子マネーを利用できるようになった。JR西日本1社のみの発行体制を維持しつつ取扱事業者は微増傾向にあり、2015年3月21日現在北陸から四国地方までの5社が取扱事業者となっていてカードの発売を行っている。JR西日本以外では、ポストペイ形IC乗車カード「PiTaPa」を発行するスルッとKANSAI協議会加盟社でもある京阪と近鉄でもICOCAを発売(発行ではない)しており、京阪・近鉄沿線でのプリペイド式乗車カードの需要に応える形となっている。特に近鉄は独自のポイントカード「KIPS」にICOCAを搭載した「KIPS ICOCA」をJR西日本と共同発行しており、広報展開も強めている。ただし、京阪・近鉄の鉄道線自体はPiTaPaエリアとなっており、2013年3月22日までは全国交通系ICカードの利用はできなかった。また、2012年からはJR四国でもJR西日本と相互直通運転を行っている「快速マリンライナー」の標準停車駅で一部利用を開始(システム導入はJR西日本主導)し、2014年からはJR四国自身もICOCAを発売することになった(発行ではない)。2016年現在、JR四国専用のデザインである「SHIKOKU ICOCA」が四国管内で発売されている。また、JR西日本とは異なり、四国管内の路線のIC定期券は発売されていないほか、小児用ICOCAやSMART ICOCAも四国管内では発売されない(後者は、J-WESTカード利用者向けに発行されるものであり、JR四国で同様のクレジットカードを発行していないため)。JR旅客6社の内、他社が構築したIC乗車カードシステムを鉄道線に導入するのはJR四国が唯一であり、JR2社線間に跨がって交通系ICカードが利用できるのはJR西日本・JR四国間のみである。2015年3月21日よりあいの風とやま鉄道でも発売が開始され、3月26日より運用開始した。新幹線開業に伴い並行在来線としてJRから経営分離された会社としては、交通系ICカードの導入は初の事例である。あいの風とやま鉄道線へのICOCA導入に際し、JR西日本が支援を行った。イメージキャラクターはカモノハシをモチーフにした「カモノハシのイコちゃん」。「ICOCAでいこか〜タッチしていこか〜」、ICOCA電子マネーサービスには「ICOCAで買おか〜タッチして買おか〜」というキャッチフレーズがあり、テレビCMやパンフレットなどで仲間とイコちゃんが呼び掛けている。JR西日本のイメージキャラクターを務めていた仲間由紀恵と共に出演する機会も多い。ICOCAの広告は、京阪神・岡山・広島地区の駅のポスターおよび近畿圏の新型電車321系や225系の車内ディスプレイで放映されている。ICOCAとSuicaの相互利用開始時には、巨大化したイコちゃんが東京都内に出現し、仲間由紀恵が「東京で〜」イコちゃんが「ICOCA〜」と叫ぶテレビCMや広告が数か月間に亘って宣伝された。仲間の背景はセットで作られた東京駅という設定で、自動改札機もJR東日本で多く使われているタイプだったが、実際には大阪駅の中央改札口にそっくりであった。2013年3月23日からの「全国相互利用サービス」開始にあわせて久々のテレビCMが放映され、立体アニメーションでのイコちゃんが登場した。ICOCAのサービスエリアについては下記の利用可能エリアを参照。発行を行っていない事業者も、エリア内でチャージ(窓口、券売機、簡易チャージ機、バス車内チャージなど)を取り扱っている。特記なき限り、各カードはICOCAエリア内のJR西日本の各駅のみどりの窓口や、近鉄・京阪の各駅の窓口、並びにICOCAのマークがある各社の各駅にある一部の自動券売機で購入できる。各種ICOCAカードとIC定期券の対応駅の自動改札機やバスの乗降口、店舗のレジなどに設置されたカード読み取り機にICOCAをあてて(タッチして)カードを読み取らせることにより、あらかじめチャージされた金額から利用金額分を引き去って決済をするというのが基本的な使い方である。ICOCAは電波を使った無線通信によりデータの読み取りや書き込みができる非接触型のICカードであるので、パスケース等に入れたままでも利用でき、利用するごとにパスケース等から取り出したりする必要がないが、電波を吸収する性質がある硬貨などの金属類や、使用方法が類似する他用途の非接触型ICカード(ICチップを搭載した運転免許証やtaspo・楽天Edy ・nanaco・WAON・Speedpass・一部のゲームのマスコットなど)を一緒に入れていると、カードが正しく読み取れないことがある。ICOCAのストアードフェア (SF) 機能を利用するには、精算前にあらかじめカードにチャージ(入金)がされている必要がある。チャージ金額の上限は20,000円である。チャージ方法は現金またはクレジットカード(SMART ICOCAのみ)に限られ、Jスルーカードやオレンジカード(JR西日本)、またはスルッとKANSAI対応カード(近鉄・京阪)を用いてのチャージはできない。チャージは駅構内に於いては以下の場所で行う。以前は、JR西日本のみどりの窓口で現金に加えてクレジットカードでのチャージも取り扱っていたが、2008年6月30日限りでみどりの窓口でのチャージの取扱いを中止し、代わりにSMART ICOCAを一般クレジットカードに開放した。併せてICOCA定期券以外のクレジットカードでの購入取扱いも中止した。中止した理由は公式には明らかにされていない。このほか、ICOCA電子マネーを導入しているイオングループのICOCA電子マネー対応店舗と、エリア内の主要コンビニエンスストア(セブン-イレブン・ローソン・ファミリーマート・サークルKサンクス・ポプラなど)、広島地区のPASPY取り扱いの電車・バス車内のほか、東日本地区のSuicaショッピングサービス、東海地区のTOICA電子マネー、九州地区のSUGOCA電子マネーなど、「全国相互利用サービス」対応の各IC乗車カード(PiTaPaを除く)での電子マネーサービスを導入しているコンビニエンスストア(NEWDAYS・ベルマート・ミニストップなど)でも、現金によるチャージを取り扱っている(コンビニエンスストアでは、一部取り扱わない店舗もある)。鉄道での利用の場合、乗車駅で自動改札機のカード読み取り部にICOCAをタッチする。この時、カードには乗車駅や時刻などの情報が記録される。ICOCAが正確に認証された場合は電子音とともにゲートが開き、正確に認証されない場合、またはカードが使用できない場合は電子音や音声が鳴って即座にゲートが閉まるようになっている。ICOCAの残額が不足していたり、ICOCA定期券およびこどもICOCAの有効期限が近付いたりしている場合は通常と異なる電子音が鳴る。また、こどもICOCAが使用された場合は鳥の鳴き声の音が鳴る。下車駅では、乗車時と同じように自動改札機のカード読み取り部にICOCAをタッチする。この時、乗車時に記録された情報を元に運賃が計算され、チャージ金額から運賃分が引き去られる。なお、Suicaと異なり、ICOCAエリアでは入場時に初乗り運賃の引き去りを行わないため、残高が初乗り運賃未満でも入場は可能である(ただし、残高0円の場合は入場できない)。出場時にチャージ額の不足があった場合には、導入当初はのりこし精算機にて不足額の現金精算を行い、別途出場証(磁気券)を受け取って出場証で改札を通過する必要があったが、2015年10月1日よりICOCAに不足額(10円単位で切り上げ)を現金チャージした上で、そのまま入場時のICOCAで出場改札を通過する仕組みに変更された(ただし加古川駅の加古川線乗り継ぎ精算機、鶴橋駅の近鉄乗り継ぎ精算機、新大阪駅の新幹線乗り継ぎ精算機は不足額チャージ不可。また現金以外で精算する場合も従来通り)。なおJR西日本における、ワンマン運転時に無人駅での運賃収受を車内で行う路線(近畿圏エリアの桜井線や、岡山・広島エリアの山陽本線・宇野線・本四備讃線・可部線以外の各線)では、降車時にICOCAを運転士に呈示し、降車駅で改札機での処理を行うことになっている。ICOCAのみを用いての新幹線の乗車はできないが、JR西日本在来線から山陽新幹線・JR東海東海道新幹線へ乗り換える際に、新幹線乗換口の自動改札機でそれまで乗車した在来線運賃の精算ができる。最初に新幹線乗車券を挿入口に入れ、続いて在来線の乗車に使用したICOCAをカード読み取り部にタッチすると自動的に精算が完了し、改札機を通過できる。東海道・山陽新幹線の会員制ネット予約サービス「エクスプレス予約」のEX-ICサービスで列車を予約している場合は、EX-ICカードとICOCAを2枚重ねでカード読み取り部にタッチすると精算が完了し改札機を通過できる。2009年8月29日より、山陽新幹線全線にEX-ICサービスが導入されたことで、ICOCAエリア内にある山陽新幹線各駅の新幹線乗換口でも、ICOCAを用いての在来線から新幹線への乗り継ぎが可能になった。また、エリア外の徳山駅・新山口駅・厚狭駅でEX-ICサービスを利用して新幹線に乗車する場合、在来線改札口に設置された簡易改札機にICOCAをタッチの上、新幹線乗換口の改札機でEX-ICカードと2枚重ねでタッチすれば、ICOCAに入場情報が記録される。出場の際の手順はこの逆となる。2011年3月12日からは、JR九州在来線と接続する博多駅・小倉駅両駅の新幹線乗換口でもSUGOCA及びSUGOCAと相互利用しているICOCAなどのカードでの精算、記録が可能となった。JR西日本・近鉄と他社路線を共同利用駅を経由して連続乗車する場合(ICOCAエリア同士の乗り継ぎとなるJR西日本⇔近鉄の乗り継ぎを含む)、乗換口がある駅(乗換口に自動改札機がある駅)と乗換口がない駅で取扱いが異なる。ICOCAは、最後の利用日から10年間利用がない場合は失効となり、チャージ金額およびデポジットの返却は行われない。こどもICOCAの有効期限は、使用者が12歳となる年度の3月31日と定められており、期限を過ぎたカードはチャージ金額が残っていても使用できなくなる。この場合は、みどりの窓口にカードを返却するとチャージ金額、およびデポジットが手数料なしで払い戻される。ICOCA定期券・SMART ICOCA・KIPS ICOCAカード・こどもICOCAは、カードを紛失した際でも、所有者本人であることが証明できる書類があれば再発行が可能である。また、SMART ICOCAでは専用電話(紛失ダイヤル、24時間・年中無休)での本人確認と再発行も行われている。ただし、再発行には再発行手数料510円とデポジット500円の合計1,010円を、現金で(SMART ICOCA紛失ダイヤルでは、紐付けされたクレジットカードで)支払う必要がある。これとは別に、手元にカードはあるものの、破損や障害等で使用できない場合(故意の破損や番号が判別できないものを除く)は、カード(上記以外の記名式でないICOCAを含む)をICOCAエリアのみどりの窓口等に持参すると、手数料・デポジット共に無料で再発行され、翌日から14日以内に受け取れる。紛失、破損・障害共に、チャージ金額は引き継がれる。他社ICカードとの相互利用については後述する。ICOCA単独では新幹線への乗車はできないが、新幹線駅の乗り換え改札口では、東海道・山陽新幹線でのチケットレスサービス「EX-ICサービス」との連携により、ICOCAとの組み合わせで新幹線と在来線の乗り継ぎができるようになった。「近畿圏エリア」と「岡山・広島エリア」に分かれており、両エリアをまたがっての利用は出来ない。大阪近郊区間やアーバンネットワークとは完全には一致していない(大阪近郊区間のうち草津線貴生川駅 - 柘植駅・関西本線柘植駅 - 加茂駅・和歌山線高田駅 - 和歌山駅・福知山線篠山口駅 - 谷川駅・加古川線谷川駅 - 西脇市駅がICOCA非対応。紀勢本線・播但線・姫新線は大阪近郊区間外)。SUGOCAエリアとは異なり、チャージ残額で大阪近郊区間内かつICOCA非対応区間を通過することはできない。岡山・広島エリアは「岡山・福山地区」と「広島地区」にブロック分けされており、JR四国線とまたがっての乗車に際して取扱いが異なる(後述)。2011年6月1日から以下のエリアでICOCA・ICOCA定期券(連絡定期券を含む)の取り扱いを開始した。なお、京津線・石山坂本線ではICOCAおよびICOCA定期券の取り扱いは行わないもののPiTaPaの相互利用としてICOCAが利用可能となっている。また、京阪鋼索線(男山ケーブル)ではPiTaPaを含めたICカードそのものが使えない。2011年の導入当初から普通鉄道線のほとんどで利用可能だったが、2015年8月1日をもって生駒鋼索線(生駒ケーブル)を除く全線で利用可能となった。なお、内部線・八王子線(2015年に四日市あすなろう鉄道に移管)では近鉄時代も利用できなかった。2015年3月26日より以下の区間で利用を開始した。また見送っていた定期利用も2016年2月27日より利用を開始した。ICOCA利用可能エリアでICOCAのカード残額を利用して乗車した場合、乗車経路ならびに大都市近郊区間内外を問わず、運賃が最も安くなる経路で精算される。JR西日本の岡山・広島エリアでの利用に際しては以下の条件がある。2004年8月1日にSuicaとの相互利用を開始し、それ以降相互利用可能エリアは拡大している。他社との連絡定期券としては2010年5月に京阪電気鉄道とのICOCA連絡定期券の発売が(JR西日本のICOCAエリアの各駅で販売)、2011年6月1日より、京阪での発売が(京阪線内定期・JR西日本線連絡定期も:大津線系統の各駅は、ICOCAの発売・定期券の利用範囲から除く)開始され、2012年12月1日より近鉄でもICOCA(近鉄グループのポイントカード機能付の「KIPS ICOCAカード」も)とICOCA定期券(近鉄線内定期およびJR西日本・京阪・阪神各社との連絡定期券、「近鉄 - JR西日本 - 近鉄」通過定期券)の発売を開始し、その後、近鉄とJR東海・南海・名鉄各社との連絡定期券も発売を開始した。ちなみに、近鉄・京阪の各駅で発売されるICOCAについては、JR西日本の各駅で発売されているものと同じ仕様(表面のデザイン・裏面の表記とも)のものとなっており、裏面の記載番号についても「JW」より始まるものとなっている(近鉄で発売されるKIPS ICOCAカードでも同様である)。JR四国では、2012年3月17日に本四備讃線と高松駅・坂出駅でICOCAが導入された。同社ではICカード初導入である。「相互利用」とは若干異なるが、広島のスカイレールサービスでは、2013年1月にICOCAを利用可能とした新たな自動改札システムの運用を開始した。一般的な入退場管理システムをベースとしたもので、同社の定期券と回数券に限りICOCAに搭載して利用することができる。相互利用により、Kitaca・Suica・PASMO・TOICA・manaca・PiTaPa・SUGOCA・nimoca・はやかけんの各エリアでもICOCAの使用ができる。各エリア内でのチャージは、それぞれのカード対応の自動券売機、自動精算機、簡易入金機で可能である。ただしPiTaPaの場合、ICOCA(「全国相互利用サービス」対応の各カードも)と異なり、チャージして使用することが前提となっていないため(ポストペイでの利用)、駅によっては自動改札機が対応していても、ICOCAにチャージできる機器が一切設置されていない場合がある(近鉄の一部の駅などに存在する)。なお、一部の事業者が発行している特割用カードは相互利用の対象となっていない。残額不足の際はいずれの場合も、着駅・降車停留所での精算前までのチャージが必要となる。また運賃先払いの交通機関(一部のバス・路面電車等)ではチャージを完了した上で精算となる。なお入場・乗車時に残高不足の際、クレジットカードや銀行口座から自動入金するオートチャージサービスはSuica・PASMOに限り両エリアで利用できる。それ以外のICカードのオートチャージについては、当該ICカードのエリア以外では利用できない。またオートチャージ可能エリア内でも新幹線改札機、連絡改札機、簡易改札機などではオートチャージは利用できない。ICOCAは他の全国相互利用サービス対象ICカードが実施している割引サービス・ポイントサービスについてはいずれも対象外となっている。また、PiTaPaエリア(一部会社を除く)では運賃不足時に現金やスルッとKANSAIカード等で差額の精算はできない。なお、JR東日本のおサイフケータイ内蔵型IC乗車券「モバイルSuica」もICカード型Suicaと同じような利用が可能だが、モバイルSuicaは振替輸送対象外である(通常のICOCAおよびモバイルSuica以外の全国相互利用対象の交通系ICカードではICOCAエリア内ならSF利用時でも振替輸送対象)。おサイフケータイアプリ上でのICOCAエリアの利用履歴の確認は、ログインしていればJR西日本の各駅は「JW○○」(下関駅は「JK下関」)、JR四国の各駅は「JS○○」(児島駅は「JW児島」)、あいの風とやま鉄道の各駅は「AI○○」、スルッとKANSAI圏内の駅は「SU○○」と表示される。ログインしない場合は全駅「****」で表示される。なお、SuicaインターネットサービスからSuicaの履歴を確認した場合も、モバイルSuicaに準じた表記となる。以下のカードは、ICOCAを当該ICカードのエリアで利用することはできるが、当該ICカードをICOCAエリアで利用することはできない。履歴印字対応の自動券売機などで利用履歴の表示や「ICカードご利用明細」が印字ができる。通常は最大20件までの印字であるが、窓口に申し出れば最大50件までの履歴を得ることができる(なお、相互利用先の他社のICカードは20件まで)。カードに履歴が残っている間は何度でも印字できるが、利用日から26週以上経過した履歴は印字されない。駅名は基本的に漢字3文字以内で表示または印字されるが、関西本線(大和路線)の柏原駅は、兵庫県に柏原(かいばら)駅があるため漢字ではなくカタカナで「カシワラ」となり、桜島線(JRゆめ咲線)のユニバーサルシティ駅は、半角サイズで「ユニバーサル」となるなど、一部例外もある。PiTaPaエリア・PASPYエリアの利用の場合は、最初の全角1文字部分に半角2文字で事業者名の略称を入れるため、駅名は全角2文字分しか印字されない。PiTaPaエリア以外の相互利用先の利用の場合は事業者名のみの表示となるため(ただし、SUGOCAエリアであるもののJR西日本管轄である下関駅を除く)、駅名を含む詳細な履歴が必要な場合は利用したエリア内で表示・印字する必要がある。2017年夏を目途に、東海道新幹線・山陽新幹線(東京駅 - 博多駅間)でICOCAをはじめとする交通系ICカードで乗車するシステムを導入予定。システム的にはEX-ICサービスの「EX-ICカード」を交通系ICカードに置き換えたもので、新幹線区間の決済はあらかじめ登録したクレジットカードとなる。大阪市交通局・南海電気鉄道・泉北高速鉄道・京都市交通局・山陽電気鉄道・山陽バス・神戸電鉄・大阪高速鉄道・神戸新交通・北神急行電鉄・神戸市交通局・京阪電気鉄道(京津線・石山坂本線)で2017年春にICOCAの発行・販売(山陽バスを除く)および定期券機能の導入(神戸新交通は除く)が開始される。なお、これらの社局では2017年3月31日にてスルッとKANSAI対応カードの販売を終了し、翌年1月31日をもって利用を終了することから、ICOCAが事実上の後継プリペイド式乗車カードとして位置づけられる事になる。JR西日本が発行するカード表面に写真などの図柄を入れた記念ICOCAが下記のとおり存在している。このタイプのみ定期券の機能を付けることができない(一部例外もある)。プリペイドでの利用は通常デザインのICOCAと何ら変わりはない。定期券にできるカードかどうかは、カード右下の切り欠きの数でも判別できる(1個:できる、2個:できない)。カードの折損などやカードの機能向上などを行う場合は通常デザインのカードへ交換することになる。2003年6月28日から7月26日まで京阪神の主要駅の一部でICOCAモニターテストが行われた。正式導入前であくまでもテストなので、1,000名限定の募集となった。モニターテストが行われた駅は大阪を中心とした周辺のJR西日本の主要駅(22駅)である。

出典:wikipedia

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