鼎泰豊(ディンタイフォン)は台湾台北市に本店を置く、小籠包が看板料理の上海料理レストラン・チェーン。日本、アメリカ合衆国、中国、オーストラリア、インドネシア、タイランド、マレーシア、シンガポール、韓国にも店舗を持つ。1958年、中国山西省出身の楊秉彝(ヤン・ピンイー)によって、台湾台北市信義路(永康街)に第1号店が開かれた。鼎泰豐は、食用油を販売する油問屋として開業した。小籠包の販売は、本業の食用油の売り上げが落ち込んだ時期に、副業として開始された。その後、鼎泰豐の小籠包は地元民に評判となり、1980年代には本業であった食用油の販売を取りやめ、小籠包の専業食堂に商売替えをした。当時は近隣住民が利用する地元の食堂にすぎず、台湾国外の観光客をターゲットにした商業形態は採っていなかった。1993年、アメリカの『ニューヨーク・タイムズ』紙で「世界の10大レストラン」に選ばれた。同紙の紹介によって一躍知名度が上がり、台湾国外から多くの観光客が、台北の店舗に来店する転機となった。その後、台湾国外店舗としてロサンゼルスと東京の店舗を開店させ、続く国外の店舗を次々と開店していった。日本においては東京都内の中央区・港区・渋谷区・世田谷区・立川市のほか、仙台、横浜、名古屋、京都、大阪、福岡、熊本の各市に店舗を持つ。大半の店は高島屋内への出店である。これは、高島屋の子会社である「アールティーコーポレーション」が運営している事による。また、同社は香港の糖朝の日本支店も運営している。
出典:wikipedia
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