山木遺跡(やまきいせき)は、静岡県伊豆の国市にある、弥生時代後期に始まる複合遺跡。1950年、当時の田方郡韮山村で用水路の工事中に発見された。1次調査では弥生後期を中心とした土器、木製品が大量に出土したため、日本の稲作技術を知ることのできる遺跡として、登呂遺跡とともに一躍有名になった。この調査の出土品は「山木遺跡の生産・生活用具」の名称で国の重要有形民俗文化財に指定されている。現在も多くが水田であるため、遺跡の概要は周辺の開発工事に伴う発掘調査で少しずつ明らかとなっている。集落域は龍城山から続く微高地状となった部分で、周囲に水田域が広がっている。また、弥生時代後期の遺跡として有名になっているが、実際には弥生後期、古墳前期、古代を含む複合遺跡で、集落の部分は韮山城跡とも重複している。このため、「韮山城内遺跡」の名前で発掘調査報告書が出ている調査もある。
出典:wikipedia
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