大浦海岸通電停（おおうらかいがんどおりでんてい）は、長崎県長崎市大浦町にある長崎電気軌道の停留場（電停）で、旧長崎英国領事館の最寄り電停である。現在は「大浦海岸通り」表記が多く用いられる。昔は大浦電停という名称だった。乗り場は国道499号上にある2面2線の併用軌道である。1日平均乗降人員は1,103人である（2000年度）。ここから大浦支線は終点の石橋まで単線となる。途中の大浦天主堂下電停と終点の石橋電停では行き違いが出来ないため、ここで行き違うことになる。トロリーコンタクタ検知による単線自動閉そく式を施行しており、2両以上が連なっている場合には原則として前の車両が戻ってくるまで待機することになるが、修学旅行、観光シーズンには2両ないし3両を単線区間に連続して入線させることもある（この場合単線区間への入線には通票と続行標を使用し、後から石橋に入線した車両が先に蛍茶屋方面に発車する）。単線区間に入る直前には路面電車用の特別な信号機（閉そく信号機）があり、この区間に列車がある場合、「+」印（動作確認標識灯）が消灯する。

出典:wikipedia