広島大学病院(ひろしまだいがくびょういん)は、広島県広島市南区にある、国立大学法人広島大学の大学病院である。1877年の公立広島病院開院以来、統廃合などを繰り返し、2003年に現在の体系となった。病床数は2008年現在で740床(医科700床、歯科40床)、職員数は1,300名以上である。2014年の患者数は、医科外来451,062名、歯科外来131,756名、医科入院235,884名、歯科入院6,822名である。特定機能病院、がん診療連携拠点病院、高度救命救急センターに指定されており、広島県における高度先進医療を担う医療機関の一つとして、地域医療における中心的な役割を担っている。また、「エイズ診療中国四国ブロック拠点病院」「小児がん医療中国四国ブロック拠点病院」に指定されており、同分野での中国四国地方の中心的な医療機関としての役割を果たしている。当病院は臨床研修指定病院として広島大学医学部と歯学部の臨床研修を行う場でもあり、学会より認定された数多くの指導医・専門医が在籍し、研修医の指導を行っている。かつて医学部の附属施設であった広島大学原爆放射線医科学研究所(附置研究所)の臨床部門は、当病院内において診療を行っており、被爆医療の分野では、数々の世界的な業績をあげている。原爆放射線医科学研究所は、広島大学病院旧西病棟跡地に移転した。また、2013年9月20日に医科と歯科の外来が統合した新しい診療棟が開院した。その他、口腔総合診断室、地域連携歯科診療部、歯と口の健康管理室、あんしん歯科治療室、言語治療室などがある。2007年9月に『広島大学病院の最新治療がわかる本』を南々社より出版した。医科・歯科を含めた大学病院での最新治療を紹介する本で、各科の専門医が症例ごとに執筆している。このような本を大学病院が出すのは初めての試みであり、注目される。
出典:wikipedia
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