オプス・デイ (Opus Dei) は、キリスト教のローマ・カトリック教会の組織のひとつ、属人区(下記を参照)である。本部庁舎は、ローマ市ブルノ・ブオッツィ73に位置する。世俗社会での自らの職業生活を通して、自己完成と聖性を追求することを目的にしている。仕事を始めとする日常生活のすべてを聖化し、信仰に100パーセント合致した生き方を送るよう、あらゆる条件、身分の信者を励ますことが目的である。神との親子関係とミサを精神的な基盤とし、社会の中で観想生活を営む。自由を尊重し、愛徳と協調をもってイエス・キリストを伝えることなどが挙げられる。また、日常の仕事を神と隣人の為に心を尽くして果たし、仕事を聖化することを務めとしている。スペインや中南米では、政治家や閣僚、著名な経済人の中にオプス・デイの信者が活動しているケースも多い。しかし、これは一社会人としての個人の自由な思想、信条のもとで活動しているもので、各個人がオプス・デイから霊的な指導を受けるものの、政治的な干渉を受けることはない。小説『ダ・ヴィンチ・コード』および同名の映画の中で、あたかもオプス・デイがカルト団体であるかのように扱われていたため、劇中の描写を真に受けてそのように考える誤解が発生した。オプス・デイは「作品中に描かれているものはすべてフィクションである」との声明を出している。同組織は、教皇庁から正式に認可を受けているカトリック教会の一組織である。また、機関紙「ロマーナ」にはメンバーの移動にいたるまで詳しく公開されている。
出典:wikipedia
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