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桂米團治 (4代目)

4代目 桂 米團治(4だいめ かつら よねだんじ、1896年9月3日 - 1951年10月23日)は、落語家(上方噺家)。本名は中濱 賢三(なかはま けんぞう)。出囃子は『羯鼓』。大阪市中央区道頓堀二つ井戸の生まれ。生家は「中濱屋」という名の双糸織専門の反物屋。幼時に日本橋のメソジスト教会でキリスト教徒として洗礼を受ける。1908年に小学校を卒業し、叔父の経営する鏡卸商の住込み店員となる。1912年、16歳で3代目桂米團治に入門。2代目米之助を名乗り、堀江の賑江亭で初高座。以降主流の寄席には出演する機会がもらえず中国の巡業、神戸の寄席などに出演、1918年、中座(江戸落語における二つ目)に昇進。若手時代は伯父がやっていた鏡屋に勤め、夜は落語修業に精を出した。1922年、所属していた三友派が吉本興業に吸収合併されるが、翌年春には吉本を脱退し、その後は暫く芸界を離れる。1930年、初代桂小春團治らと共に「桃源座」を組織するも、吉本側の妨害などもあり活動は振るわず、半年ほどで再び芸界を退く。1936年8月、同じく吉本を退いた5代目笑福亭松鶴の主催する「楽語荘」に参加。上方落語の雑誌『上方はなし』同人となり、「中濱靜圃」の筆名で編集・執筆に携わり、健筆を振るった。また、2代目桂米之助として「上方はなしを聴く会」で高座に上がり、気を吐いた。その一方、糊口をしのぐため、1938年に代書人(現在の行政書士)の資格を取得、大阪市東成区役所近隣(現在の区役所敷地内)の自宅にて「中濱代書事務所」を開き、その経験から新作落語『代書』を創作した。1943年10月、4代目桂米團治を襲名。1946年10月13日、大阪天満宮における「上方はなしを聴く会」にて正式に襲名披露を行い、口上には5代目笑福亭松鶴、初代桂春輔らが並んだ。戦後は戎橋松竹などにも出演したが、1947年秋以降は寄席には出ず孤高の立場を貫く。1949年にはファンとともに「桂米團治後援会」を立ち上げ、大阪と京都で「米團治を聞く会」を亡くなるまで続けた。また、この頃、家の2階に2代目桂あやめ(後の5代目桂文枝)や2代目笑福亭松之助を下宿させるなど、弟子に限らず、公私に渡り若手落語家を育てた。1951年4月には関西学院大学古典芸能研究部の顧問に就任し、落語会を開くと共に、速記本を刊行した。弟子の3代目桂米朝によると晩年はヒロポンの副作用に悩まされていたという。1951年10月22日、大阪赤川ホームにおける慰問奉仕に出演し、『無筆の犬』と『風呂敷丁稚』を演じた直後に脳溢血で倒れ、翌日死去した。享年55。法名は、米樂院釋賢信。浄土真宗門徒として生涯を終えた。(キリスト教徒として洗礼を受けたのに、門徒として生涯を終えた為、後年噺家の間でネタになっていた。)2000年には、平成12年度・第5回上方演芸殿堂入りとなった。「米團治」の名は2008年に孫弟子の3代目桂小米朝が襲名した。2009年5月、自宅のあった東成区今里に5代目桂米團治等によって記念碑建立。十八番は自作の『代書』や、『猫の忠信』『質屋蔵』『親子茶屋』『仔猫』『足あがり』など。その芸風は、選び抜いたネタを練り直し、熟考を繰り返しつつ磨きを掛けていくという、完璧主義の、知性的な、どちらかというと玄人受けするものであった。落語をひたすら愛し抜いて真剣に突き詰めていく態度は、『上方はなし』に連載された諸論文の筆致にもよく現れており、評論家などから「頭でっかち」と非難を受けることもあった。研究熱心で、落語会で演じるときも、資料をもとに徹底的に調べ上げて短い噺を膨らませたり、長い噺を短くまとめるなどの腕に長けていた。橘ノ圓都はそんな無理が帰って死期を早めたのではないかと発言している。また、桂米朝は、晩年、『吉野狐』を圓都のところに稽古に行った理由が、複数の師匠の高座から聞き覚えている噺を、一旦稽古をつけて筋を確認し、再構成するためであったと、その真摯な姿勢を評価している。衰亡していた上方落語の伝承にも力を入れ、若手には、一旦噺を教えた後、夜になって酒を飲みながら教えたネタに関する芸談を朝まで続けるなど、精力的に指導を続けた。なお、現在のところ確認されている4代目米團治の録音は、最晩年となる1951年録音の『親子茶屋』があるものの、雑音が多く保存状態も悪い。また、もう一つ残されているがこちらも録音の状態が悪いためにほとんど公開されていない。「うまかった。大きい所で聞いたら伝わらないけど、狭い所で聞いたらほんまにうまい人やった。・・・ひとことでいうと芸の小さな人やったからね。それと声に力がなかった。」(桂米朝 談)

出典:wikipedia

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