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機動戦士ガンダムUC

『機動戦士ガンダムUC』(きどうせんしガンダムユニコーン)(英題: "MOBILE SUIT GUNDAM UNICORN")は、福井晴敏による日本の小説。角川書店『ガンダムエース』誌上にて2007年2月号から2009年8月号まで連載された。また、この小説を原作とするアニメ作品と漫画作品が制作されている。アニメ『機動戦士ガンダム』を始めとした「宇宙世紀」を舞台とする作品で、劇場用アニメ作品『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』から3年後の宇宙世紀0096年が主な舞台となっている。物語は宇宙世紀元年から始まり、その年に起こった宇宙世紀誕生や、一年戦争の発端にも関わるラプラス事件が物語の中核となっている。なお、時系列的に『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』に近い年代にあたるため、登場人物やメカニックの設定にもその内容が多く反映されている他、『機動戦士Ζガンダム』や『機動戦士ガンダムΖΖ』などから発展させた設定も多い。アニメ版では、物語の核心を握る人物サイアム・ビストの声優に『機動戦士ガンダム』のナレーションを務めた永井一郎を起用することで、同作品のナレーションは、サイアムによるモノローグであるという意味を持たせるなど、『機動戦士ガンダム』から続く地球連邦とジオンとの一連の抗争に一応の決着を付ける総括的作品でありながらも、本作品より後年の宇宙世紀を舞台にした『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』や『機動戦士ガンダムF91』などに繋がる設定や、ひいては宇宙世紀の遥か未来の『∀ガンダム』との繋がりを示唆する描写も見られる。キャラクターデザインと表紙のキャラクターのイラストは安彦良和が担当。第1〜3巻までは挿絵も描いていたが、第4巻以降の挿絵は虎哉孝征が務めた。メカニックデザインと表紙のモビルスーツのイラストはカトキハジメ。福井はプロデューサー的立場も兼任した。単行本は1巻あたり3回分の連載を収録し(福井がインターネットラジオで1話あたり原稿用紙100枚程度の長さだと語っている)、挿絵は小説の連載1回につきカラーが2~3点、残りはモノクロページで、計10カット前後が掲載。カトキハジメによるメカニック解説、設定考証担当の小倉信也による解説なども同時に掲載された。『ガンダムエース』元編集長の古林英明によると、この企画が開始されたのは2002年とのこと。雑誌『活字倶楽部』2005年夏号の福井晴敏インタビューでは、2006年頃を目処に新しいガンダムの準備をしていると語られた。2007年夏には、書店公開用のプロモーションフィルムが作成されている。プラモデルのマスターグレードで、2007年12月には「ユニコーンガンダム」が、2008年12月には「シナンジュ」が発売、単行本の第4巻と第8巻の各特装版には、プラモデルに装着可能なオプション装備のキットを同梱するなど、小説作品として類を見ない試みも実施された。本作品は小説作品ながらコミックス流通で単行本が刊行されており、作者の福井は、「本好きの方たちだけではなく、その外側に広がる“世間”へ仕掛けてゆく」ための実験といった趣旨の発言をしている。本作品のタイトルを決定した時点で福井は、アムロ・レイのトレードマークとしてたびたびユニコーンのモチーフが使用されていることを知らなかったため、構想段階では本作品との特別な関連性は考慮していない。ファン層としては特にファーストガンダム世代に人気だという。2010年1月から文庫版のリリースも開始されたが、角川文庫と角川スニーカー文庫の2種類の装丁で同時期に刊行という異例の体制で発売された。角川文庫版は、ガンダムシリーズ作品であることを極力控えており、各種の広告でもあくまで福井小説として前面に押し出している。カバーイラストは加藤直之、カバーデザインは樋口真嗣が担当。口絵や挿絵はない。角川スニーカー文庫版は、これまでに同レーベルで発売されたガンダムのノベライズ作品と同様の装丁と解説が収録。表紙イラストは美樹本晴彦、口絵および挿絵はコミカライズ版『機動戦士ガンダムUC バンデシネ』の著者も務める大森倖三が担当。キャラクター紹介のイラストとメカニック紹介の設定画は、安彦と虎哉とカトキが連載時に描いたものを使用している。また、関連商品に同梱される特典として発表された、原作者福井晴敏の書き下ろし外伝2作品『機動戦士ガンダムUC 戦後の戦争』と『機動戦士ガンダムUC 不死鳥狩り』をまとめた短編集が、小説版の第11巻として2016年3月26日に発売された。小説の単行本の第8巻発売時には、オリジナルビデオアニメ(OVA)としてアニメシリーズ化を発表し、2009年4月25日に公式プレサイトを開設した。またこのOVA版はテレビフォーマットに再構成され、『機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096』(きどうせんしガンダムユニコーン リ:ダブルオーナインティシックス)と題して、2016年4月3日から9月11日までテレビ朝日系列のテレビアニメシリーズとして地上波全国放送された。『月刊ガンダムエース』2010年3月号(No.091)より、本作の漫画化作品となる『機動戦士ガンダムUC バンデシネ』が連載開始。著者は大森倖三。基本的にはアニメ版をベースとしつつも、アニメ版ではカットされた小説版のエピソードや設定も組み込まれており、原作小説とアニメ版の両方を折衷した作品となっている。また、カトキハジメが新規にデザインしたオリジナルMSや、既存MSの新バリエーションなども登場している。2010年10月26日に『ガンダムエース』増刊号として『ガンダムユニコーンエース Vol.1』が発売され、Vol.6まで刊行された。2012年3月8日に、PlayStation 3(PS3)用ゲームソフト『機動戦士ガンダムUC』が発売。首相官邸ラプラス跡でのシナンジュとの対決までをアクションゲーム化している。ゲームの特装版には「袖付き」によるシナンジュ強奪事件を原作者の福井晴敏が書き下ろした外伝小説『戦後の戦争』が付属した。2013年8月3日からは「ガンダムフロント東京」内のドーム型映像施設「DOME-G」にて映像作品『機動戦士ガンダムUC One of Seventy Two』が公開。小説版とアニメ版(OVA版およびテレビシリーズ)を除いた、コミカライズやゲーム、また外伝作品を初出としたMSは『UC-MSV』として区分されている。第二次ネオ・ジオン抗争の終結から3年後の、宇宙世紀0096年。工業コロニー「インダストリアル7」において、とある謀議が交わされようとしていた。財団法人「ビスト財団」の当主カーディアス・ビストが、ネオ・ジオン残党軍「袖付き」へ「ラプラスの箱」と呼ばれる重要機密を譲渡するという。ビスト財団は、開かれる時には連邦政府が滅びるとまで恐れられているその内容を盾に、巨大企業アナハイム・エレクトロニクス社の後ろ盾として、長年に渡って地球連邦政府から便宜を引き出してきたという。その頃、かつてカーディアスの私生児として生まれながらもその記憶を消去され、普通の学生としての日常に違和感を抱きながらもインダストリアル7内にあるアナハイム工専へ通っていた少年バナージ・リンクスは、謎めいた少女オードリー・バーンとの運命的な出会いを果たし、彼女に強く惹かれる。オードリーの正体はザビ家の生き残りであるジオンの姫、ミネバ・ラオ・ザビであり、大きな戦争の火種となる可能性のある「ラプラスの箱」の引き渡しを独断で阻止しようとしていた。だが、取引を察知した連邦政府とアナハイム・エレクトロニクス社が地球連邦軍を軍事介入させたため、インダストリアル7は「袖付き」と連邦軍の戦闘によって火の海と化してしまう。バナージは友人たちと避難し、オードリーの姿を捜し求める中で瀕死のカーディアスと再会し、出生の秘密を知らされると同時に、「ラプラスの箱」を開くための「鍵」でもある、神獣「ユニコーン」のごとく頭部に1本の角を持つ白亜のモビルスーツ(MS)を託される。戦闘の中、必死の思いでそのMSを起動させたバナージだが、現れた「袖付き」のMSに死の恐怖を感じる。しかし白亜のMSの一本角が2つに分かれ“変身”し、かつて一年戦争でジオン軍から「白い悪魔」と恐れられたMS「ガンダム」と同様の顔が現れると、そのMSはバナージの意思を乗っ取り圧倒的な戦闘力を発揮して、「袖付き」のMSを退ける。白亜のMS「ユニコーンガンダム」はその出自から、ニュータイプを殲滅するという目的遂行のためならば、システム側が操縦者の意思すら乗っ取って暴走してしまうサイコミュ兵器としての危険な側面を持つと同時に、「ラプラスの箱」へと辿り着くための位置情報を少しずつ開示しながら、「鍵」の担い手たる操縦者に宇宙世紀の人の争いの歴史を辿らせ、その「鍵」の担い手が「ラプラスの箱」を手にする資格のある者(ニュータイプ)であるかどうかを判断する装置でもあるという、相反する側面を併せ持ったMSであった。これを発端としてバナージは、「ラプラスの箱」の秘匿を望む連邦政府やそれと手を組むビスト財団のカーディアスの反対勢力、「ラプラスの箱」の奪取を目論む「シャアの再来」と渾名される首魁フル・フロンタル率いる「袖付き」らとの、「ラプラスの箱」を巡る闘争とそれを探す旅へと巻き込まれていくことになる。開かれた際の脅威だけが長年伝えられるも実態は一切不明な「ラプラスの箱」を巡る権力者たちの思惑に翻弄されつつ、バナージはユニコーンガンダムと共に世界各地を転々と渡り歩き、地球と宇宙を、そして連邦とジオンに与する様々な勢力を行き来することになる。そして旅を通して敵味方を超えて様々な立場の人物と巡り会い、成長していく。また、当初はバナージを振り回す災厄であったユニコーンガンダムも、全身に用いられたサイコフレームと呼ばれる素材によって「アクシズ・ショック」と呼ばれた超常現象の再現を起こすなど、設計段階で想定されていなかった奇跡を起こす存在となっていく。そしてバナージが出会う大人たちも、それぞれが葛藤を抱える中、バナージとのぶつかり合いを通し、どんな絶望を目の当たりにしても「それでも」と可能性を信じようとするバナージの直向きさに影響を受けていく。やがて戦いは連邦とジオンという垣根を越えて、人の可能性を信じる者達と、それを否定する者達との戦いに様相を変えていく。その旅の終着点たるユニコーンが示す最終座標の地に辿り着いたバナージはミネバと共に、自身の曽祖父に当たるビスト財団の創始者サイアム・ビストと対面する。そこで目にした「ラプラスの箱」の正体は、宇宙世紀元年に起こった暗殺事件で失われたはずの、オリジナルの「宇宙世紀憲章」碑文の末尾に付け加えられた条文であったと明かされる。未来の新人類に与えられる権利を約束したその内容は、テロに見せかけて暗殺を主導した当時の連邦政府にとっての醜聞であると同時に、後のジオン・ズム・ダイクンによるニュータイプ思想の内容とも偶然に一致し、使い方によっては、ジオン公国の独立運動に強力な正当性を与える内容でもあった。そして、その内容を長年に渡って秘匿し続けたという経緯自体が、現在の地球連邦の存在を危うくさせる汚点であった。地球連邦とその関係者は「ラプラスの箱」の存在をもみ消し今ある権益と秩序維持のために、一方フル・フロンタルは、「アクシズ・ショック」ほどの奇跡を目の当たりにしても、変わることより現状を維持することを望む人類には、「ラプラスの箱」の中身を秘匿したまま連邦との交渉の道具として利用していくことが、現実的かつ最も有効な利用法だと語り、連邦を間引きした「サイド共栄圏」を推し進めるため、それぞれ手段を問わない実力行使に出る。「ラプラスの箱」の正体を知ったバナージとミネバは、これまでの人の争いの歴史を辿る旅を通じて得た答えとして、本来この条文は、決してニュータイプ論を正当化させるものでも忌避するものでもなく、100年前の人々が、新たな可能性を信じて地球の重力を振り払い新天地へと旅立つ同胞たちへ向けて、祈りを込めて贈った善意の言葉であったはずと解釈する。例えこれが慰めで足された一文であったとしても、宇宙移民計画は人口増加解決のためのただの棄民政策ではなく、人類の新たな可能性を信じて、希望をもって送り出されたのだという事だけは、自身ら未来を生きる人類は周知しておくべき事実だという考えに到り「ラプラスの箱」の開示を決断する。それを阻止せんとする連邦政府と、フロンタル率いる「袖付き」からの妨害をバナージたちは命を賭して退け、人の中の可能性を信じるミネバの演説によって「ラプラスの箱」が全世界に公表される。サイコフレームが持つ人知を越えた力により、大量破壊兵器であるコロニーレーザーをも相殺するほどの未曾有のサイコ・フィールドを命懸けで発生させ、「ラプラスの箱」を護り抜いたバナージだったが、その代償にニュータイプとサイコフレームの未知の領域にまで足を踏み入れてしまう。その結果バナージはユニコーンに取り込まれ完全に一体化した、人の思惟を受け止め叶える“器”として、もはや万能と言えるほどの力を持った人を遥かに超えた存在になりかける。しかし必ず帰ると約束した大切な存在が待っている事を思い出し、その力を放棄して再び“人間”としてオードリーの下へと帰って行きながら、物語は幕を閉じる。ロンド・ベルのエースパイロット3人で構成される小隊、通称「ロンド・ベルの三連星」。独特の連携攻撃で訓練記録を塗り替え、その名を広めた。本来ならUC計画のテストパイロットになる予定だったが、計画が中断して支援用量産機ジェスタに搭乗することになった。ラー・カイラムMS部隊に所属しており、ダカール襲撃以後「箱」を巡る争乱に巻き込まれる。アニメ版では、3人ともコロニーレーザー発射を阻止すべくラー・カイラムで地球へ降下したため、インダストリアル7での最終決戦には参戦しなかった。その代わりに、シャイアン基地にてグスタフ・カールやZプラスなどの地球連邦の地上軍伏兵部隊との交戦が描かれ、これを苦もなく無力化している。アニメ版には登場せず、小説版のみに登場。以下は、関連商品の特典として発表された、原作者の福井晴敏書き下ろしの『UC』の原作小説の世界観を補う作品に登場する人物。ここに挙げた人物以外にも『UC』本編の登場人物も数人登場する。以下は『ガンダムエース』や『ガンダムユニコーンエース』に掲載された『UC』の時代観を踏襲した外伝作品に登場する人物。上記の他は本作品にて描かれた、宇宙世紀0096年に発生した「ラプラスの箱」にまつわる一連の紛争を指す。劇中においては、暴走したガーベイのダカール襲撃によって甚大な被害が生じたことで、「袖付き」は単なるテロリスト集団ではなく名実共に新生ネオ・ジオンの後継勢力であるとの認識が持たれるようになり、地球連邦高官ジョン・バウアーの呼びかけで、「第三次ネオ・ジオン戦争」として認定する動きが出ている。オリジナルビデオアニメ(OVA)版は、全国映画館でのイベント上映とブルーレイ劇場限定版の劇場先行販売、インターネットでの有料配信、ブルーレイ/DVDの一般販売といった複数の公開形態を短期間で同時進行させる形で展開された。こうした公開形態は映像ソフト商品が売れにくい時代にあって、従来の劇場版作品のように映画館での公開から何か月も経ってからパッケージ化して販売する方法では、顧客に忘れ去られてしまうという判断に基づき、その打開策として試みられた。その試みは成功し、パッケージ販売を中心としたアニメ作品としては大きなヒット作となり、episode 1~7までの全作品がブルーレイの週間ランキングで初登場総合首位を達成した。OVA版全7巻のブルーレイ/DVDの累計出荷数は180万枚を超え、映画館でのイベント上映、劇場先行パッケージ販売、ネット配信を同時に行うという新たなビジネススキームを確立した、アニメ業界において記念碑的タイトルとなった。2016年2月時点では、ブルーレイとDVDの累計出荷数は190万枚以上と「ガンダムシリーズ」の作品で最高を記録している。シリーズ開始時のキャッチコピーは「― それは、可能性の獣。」。ストーリーは基本的に原案となる小説版に沿ったものだが、一部登場人物の立ち位置や物語の展開が再構成されている。また、小説版ではマリーダ、ジンネマン、アンジェロの過去として、凄惨で過激な戦争の暗部を描いた過去が語られるが、アニメ化に伴い、より広い年齢層を視聴対象にできるよう、断片的かつ暗喩的な表現に留めている。小説版では登場しなかったMSの追加や新装備への変更なども行われており、バイアラン・カスタムやシュツルム・ガルスなどの新規機体も登場。本作品より後年の宇宙世紀を舞台にした未映像化作品『閃光のハサウェイ』からはグスタフ・カールが先行配備された試作型MSとして登場した。また、作品のいわゆる“ラスボス”に当たる機体も、小説版では亡霊のようなオーラでその身を包んだシナンジュであったが、映像化に際し、その亡霊のようなオーラを巨大な機体として具現化したいとの案から、シナンジュをコア・ユニットとする巨大MA「ネオ・ジオング」が、アニメ版最終章を象徴するオリジナルのサプライズ機体として登場した。以上のようなアニメ化を鑑みた様々な変更により、より広い年齢層、小説の未読者も既読者も共に楽しめるよう再構成されている。ストーリー監修を担当した原作者の福井晴敏によると「『ファーストガンダム』で例えると、原作小説が《TVシリーズ》、アニメ版が《劇場版》。そういう関係性だと思ってもらえれば」と述べている。episode 1は、2010年11月にWOWOW、2011年2月27日にアニマックスにてテレビ放送された。episode 2以降のテレビ放送はアニマックスで最初に行われ(WOWOWでもその後に放送)、BS11でもepisode 1・2が無料放送されている。地上波では、最終章となるepisode 7公開時の2014年5〜6月に、ガンダムシリーズ作品の制作を経験しているテレビ東京・メ〜テレ・MBSの3局で「地上波初!『機動戦士ガンダムUC』完結記念 3週連続スペシャル」と題してepisode 1〜6を集中放送。ガンダムシリーズのBlu-ray Disc(BD)ソフトとしては、初めて「ドルビーTrueHD」5.1チャンネルサラウンドのフォーマットを採用した作品である。またキュー・テック初のBD-Live対応作品であり、特別コンテンツ視聴が可能となっている。BD-Live機能により各巻で配信される映像特典。視聴にはインターネットに繋ぐことが出来るBDプレイヤーが必要。ダウンロード済みのコンテンツは配信終了となった後でもデータ削除しない限りは視聴可能。2014年、南海電気鉄道が運行する関西国際空港連絡特急「ラピート」の運行開始20周年と、episode 7「虹の彼方に」公開を記念してのタイアップとして「赤い彗星の再来 特急ラピート ネオ・ジオンバージョン」が登場。4月26日より運行を開始、6月30日まで運行。同特急に使用されている住ノ江検車区所属50000系電車の第2編成6両のボディカラーを、通常色のラピートブルーからネオ・ジオンのイメージカラーであるワインレッドに変更(側面はラッピング、先頭部と屋根上クーラーキセは塗装)し、更に本作品をイメージしてネオ・ジオンの紋章(乗降扉付近。1〜4号車レギュラーシート車はシルバー、5〜6号車スーパーシート車はゴールド)等を貼付した他、5号車スーパーシートでは、関西空港寄り2列目の座席をキャラクターをイメージした「専用席」としてシートモケットを緑(ミネバ・ラオ・ザビ専用席・画像右席)と赤(アンジェロ・ザウパー大尉専用席(窓側)とフル・フロンタル大佐専用席(通路側))に交換されている。この「専用席」はスーパーシートの乗客向けの写真撮影用の為、この列を含む関空寄り3列のチケットは販売されない。初日下り1番列車となるなんば発関西空港行き「ラピートβ41号」では、フル・フロンタル大佐役の池田秀一を招いての出発式も執り行われている。運行ダイヤを南海電鉄の専用サイトにて公表の上、通常色のラピートブルー編成と同様になんば~関西空港間で運転されたが、運行末期には南海主催の特別ツアーが組まれ、団体専用列車として和歌山市駅にも乗り入れた。予定通り6月30日の「ラピートβ48号」をもって運行を終了し、元のラピートブルーに戻される。2016年4月3日から9月11日まで、タイトルを『機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096』(きどうせんしガンダムユニコーン リ:ダブルオーナインティシックス)と題して、テレビ朝日系列、サンライズ・メ〜テレ制作で、毎週日曜の午前7時から地上波全国ネットのテレビシリーズアニメとして、2クールに渡り全22話が放送された。『機動戦士ガンダム』を始めとする「宇宙世紀」が舞台のガンダム作品がテレビシリーズとして全国ネット放送されるのは『機動戦士Vガンダム』以来約22年ぶりであり、ガンダムシリーズがテレビ朝日系列で放送されるのは『機動新世紀ガンダムX』以来約20年ぶりとなる。キャッチコピーは「君の中の可能性(ニュータイプ)が、目を覚ます」。放送内容は、オリジナルビデオアニメ(OVA)版の既存映像をテレビ放映用のフォーマットに再編集したものとなる。また、池田秀一がナレーションを務める次回予告と第2話以降のアバンタイトルのパートと、新規映像を含めたオープニングとエンディングのパートが追加され、2クール分のテレビシリーズアニメとして再構成された。OVA版からテレビフォーマットへの分割に当たり、各話のタイトルは原作者の福井晴敏により改めて考案されている。基本的に、本編に関してはOVA版からの変更はないが、作画や演出が修正されているカットが一部ある。本放送の際には字幕放送を実施しており、主人公のバナージは黄色、ヒロインのオードリー(ミネバ)は水色、その他の人物は白色で表示された。またテレビ朝日系列のアニメ・特撮番組の通例として、同放送局の他のアニメ・特撮番組へのブリッジ予告用のナレーションが池田秀一によって新規に収録された他、データ放送に対応し、当選した視聴者には「ラプラスの箱」と称した関連グッズの詰め合わせセットなどがプレゼントされるキャンペーンも実施された。オープニング曲とエンディング曲は、OVA版でも音楽を手掛けた作曲家の澤野弘之によるボーカルプロジェクト「SawanoHiroyuki[nZk]」が担当する。テレビシリーズの表題曲として書き下ろされたオープニングテーマ「Into the Sky」のボーカルは、2015年に実施されたオーディションで選出されたTielleが務める。2つのエンディングテーマのボーカルは、1stエンディングテーマ「Next 2 U -eUC-」をシンガーソングライターのななみ(本曲では「naNami」名義)が、2ndエンディングテーマ「bL∞dy f8 -eUC-」をOVA版にも参加していたAimerが務める。また、このオープニング・エンディングパートのためにユニコーンガンダムの新規マーキングがカトキハジメによりデザインされ、この新規マーキングのデカールシールを同梱したプラモデル「HGUC 1/144 フルアーマー・ユニコーンガンダム(デストロイモード / レッドカラーVer.)」がテレビシリーズ化を記念して発売された。メ〜テレのコンテンツ局長である福嶋更一郎によると、OVA版のepisode 1が完成した時点で「テレビ放送するなら、ぜひメ〜テレ発局で」と製作側にオファーを送っており、そのepisode 1完成披露試写会で原作者の福井晴敏と対面し、福井からも「子供たちにも見てもらいたいので、テレビ放送をぜひ実現させてほしい」と語られたと言う。また、放送局の役割は通常のテレビシリーズアニメの制作進行と特に変わった所はないと語っている。テレビ放送にあたっては「毎週、初見の視聴者が存在する可能性を考えて、構成を工夫してほしい」との要望や、テレビシリーズ版オリジナルのオープニング・エンディングパートの追加を提案している。元々、海外での展開に備えて、OVAシリーズをテレビフォーマットに再構成する案自体は存在しており、当初はOVAシリーズの全7章に、最終章のプロローグと宇宙世紀シリーズの過去作のダイジェストを兼ねた『episode EX「百年の孤独」』を含めて、全24話での構成を予定していた。だが実際に国内でのテレビシリーズ化が決定した放送時間枠が、放映期間中にスポーツ中継での2回の休止を挟むことが判明したため、本編全7章のみを用いた全22話に改められた。番組開始となる第1〜3話、第2クール目の開始となる第13〜15話、最終話の第22話では本放送時限定で副音声放送を実施。MCは濱口優(よゐこ)。出演は、福井晴敏(著者)、小形尚弘(プロデューサー)、浪川大輔(リディ・マーセナス役)。第22話では浪川大輔に代わって内山昂輝(バナージ・リンクス役)が参加した。2016年6月17日に、同年7月9日公開のアメリカ映画『』とのコラボレーションポスターが制作され、福井晴敏もコメントを寄せている。また、バナージとフロンタルがワイプなどで登場し、映画の内容に対してのコメントを述べるコマーシャルも放映された。単行本は角川コミックス・エースより、文庫版は角川文庫および角川スニーカー文庫の2形態で刊行。2014年4月26日には角川コミックス・エース版の全10巻が電子書籍化され、KODOKAWA系電子書籍ストア・BOOK☆WALKERほかで配信。本編は全10巻で、第11巻は外伝2作品をまとめた短編集となる。関連商品に同梱される特典として、原作者福井晴敏書き下ろしの原作小説の物語を追補する小説作品が発表された。また、これら2作品をまとめた短編集が小説版の第11巻として2016年3月26日に発売された。以下のゲーム作品に本作品のキャラクターやMSが登場しており、それぞれ発売当時のアニメ版最新話までの設定が反映されている。

出典:wikipedia

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