熊谷バイパス(くまがやバイパス)は、埼玉県鴻巣市から埼玉県熊谷市までの約18kmの区間を結ぶ、国道17号のバイパスである。箕田交差点-玉井IC(本線部)箕田交差点-玉井IC(側道部)玉井IC-久保島交差点箕田交差点から玉井IC(深谷バイパスとの分岐点)までの区間は、幅員が50mとなっている。現在の4車線の道路は中央部に大きくスペースを取ってある(国道125号と立体交差する持田インターチェンジ付近および玉井ICは中央部に現在の4車線の道路が隣接して両端に、箕田交差点付近は下り側に現在の4車線の道路が隣接して上り側に、それぞれ立体交差のスペースが用意してある)が、この部分を通る道路が本来の本線(4車線、熊谷渋川連絡道路の一端)で、これは上尾道路の自動車専用道路本線(新大宮上尾道路。上尾道路桶川北本IC-熊谷バイパス間事業中。同区間本線未事業化)と接続される計画である。後述の柿沼肥塚立体は、これの用地を利用して建てられており、将来は本線に転換することも可能な構造である。しかし、都市計画決定からすでに約45年(後述の玉井IC-久保島を除く全区間4車線化完了からも20年以上)経過しているが、本線の着工は未だ白紙状態である。ちなみに以前の暫定4車線から暫定2車線へ合流するための旧連絡路(行田市下忍付近、箕田方面下り側に対面2車線となっていたため、上り側から下り側へ向かう上り線1車線)や一時的に工事で使用した迂回線(行田市野付近)などの跡地が、本線用地内に放置されている。本来は、玉井ICから久保島交差点(国道17号現道合流)までの区間も4車線化する予定であり、用地も確保されているが、玉井ICから分岐する深谷バイパスおよびその先の上武道路へ進む自動車が多いため、この区間は交通量も少なく暫定2車線のままで、現在は4車線化用地には幅を広めにした側道が整備されている。本線用地を利用して事故防止の為、一部交差点を除き右折専用レーンが独立している(交差点の手前で右折レーンが分岐し、本線用地を斜めに横断し、反対車線に隣接して交差点に至る。「青信号」の点灯が無く、直進・左折方面と右折方面は、構造上の問題などから分岐していない交差点を含め矢印式信号機に従って進行する右折分離信号となっている。以前は行田市内と見通しの悪い立体交差の下道のみ右折分離信号を導入していたが、現在は事故防止の観点から独立右折専用レーンの設置と共に箕田-玉井IC間に広まった)。独立右折専用レーンの構造の詳細については、当記事の最初2つの写真や地図を参照のこと。熊谷バイパスは、熊谷市街を通過する国道17号の渋滞緩和を図る為に開通したが、開通後は埼玉県道341号太田熊谷線と交わる柿沼交差点・埼玉県道83号熊谷館林線と交わる肥塚交差点が渋滞していた為、2004年2月29日に両交差点を立体交差化して結んだ陸橋(柿沼肥塚立体)が完成、各地点の渋滞がほぼ解消(埼玉県道341号太田熊谷線は緩和)した。当バイパスが開通したものの、国道17号現道の内、熊谷警察署前交差点で国道140号・国道407号と交差しており、交通量が多く(国道17号現道は2車線、国道140・国道407号は4車線である上、国道140号は起点、国道407号は国道17号と重複となり、国道17号⇔国道140号・国道407号の通行が多い)、熊谷警察署交差点の前後1-2km程は、渋滞していることが多いようである。(東京方面) 上尾道路(事業中)/大宮バイパス - 熊谷バイパス - 深谷バイパス (本庄・高崎・前橋方面)平日24時間交通量(平成17年度道路交通センサス)
出典:wikipedia
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