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エド・ウッド (映画)

『エド・ウッド』()は、「史上最低の映画監督」と言われた映画監督エド・ウッドを題材にした1994年の白黒映画。監督はエド・ウッドのファンであるというティム・バートン。アカデミー賞ではマーティン・ランドーがアカデミー助演男優賞を受賞、またメイクアップ賞も受賞した。冒頭、カメラは不気味な洋館の中へと入っていき、ある一室に置かれた棺へと寄っていく。すると棺の蓋が開き、案内役の男の口上が始まる。"「ようこそ諸君。君たちはまだ見ぬ何か、謎めいた何かを求めている。…それでは事の次第の一部始終をお見せしよう。まやかしは一切なし、全てはこの恐怖の体験を生き延びた人々の秘密の証言によって裏付けられている。諸君の心臓はこの真実に耐えうるか?エドワード・D・ウッドJr.の真実に…。」―1950年代のハリウッド。映画監督を目指す青年エドワード・D・ウッド・Jrことエド・ウッドは、映画スタジオで使いっ走りの仕事をしながら、いつの日か第2のオーソン・ウェルズになることを夢見ていた。恋人の女優ドロレス・フラー、仲間のカールやコンラッド、ゲイのバーニーらと芝居を上演したりするものの、なかなか成功へのチャンスもつかめず、それ以前に彼には映画監督としての才能が徹底的に無かったが、当の本人は妙に楽天的な性格の持ち主だった。ある時、エドはかつてドラキュラ俳優として一世を風靡したベラ・ルゴシと出会う。ルゴシは今ではすっかり落ちぶれ、薬物中毒の老人だったが、エドにとっては子供の頃からの憧れの人なのだ。B級映画会社のプロデューサーを何とか説き伏せて、エドは自身の脚本・監督・製作・主演の処女作『グレンとグレンダ』に、口上役としてルゴシを出演させる。エドが自らの服装倒錯趣味を映画に反映させていたが、ドロレスは彼の女装癖に嫌悪感を隠せなかった。完成した『グレンとグレンダ』のあまりの出来の悪さにプロデューサーは激怒し、映画は地方上映されたのみであった。次の『怪物の花嫁』には、ルゴシ、ドロレスと共にプロレスラーのトー・ジョンソン、バーでスカウトした女優志願のロレッタらの出演で撮影が開始されるが、資金難で幾度も中断する。エドは制作資金を肩代わりする代わりにロレッタを主演女優にした為、ドロレスとの関係は完全に破たんしてしまう。またしても映画の出来も観客の受けも散々であった。更に、以前から体調を崩していたルゴシが薬物中毒のリハビリ施設に入院することになり、エドはそれに付き添っていった。ルゴシが入院している病院で、エドはキャシーと出会う。遊園地でのデートで、エドはキャシーに自らの女装癖について告白するが、彼女は「男性として女性を愛してくれるなら」と、それを受け入れエドの伴侶となる。一方、ルゴシは治療費が続かず施設を退院することになった。医師から、ルゴシの命はもう先が長くないことを知らされたエドは、せめて本人を元気づけようと新作映画と称して、自宅前でささやかな撮影を行った。ルゴシが心臓発作で亡くなったのはその少し後のことで、彼はドラキュラの衣装で埋葬された。ルゴシの葬式のあと無気力に陥っていたエドだったが、偶然出会った教会の牧師が「宗教映画を作りたい」と言うのを聞いて、自分の新たな作品につなげようと思いつく。タイトルは『プラン9・フロム・アウタースペース』だったが完全にSF映画の体裁だったため、教会側は難色を示す。更に撮影が始まると、教会は人気の牧師を主演に据えようとしたり、撮影手法に難癖をつけ始めたため、エドは怒って撮影現場から飛び出してしまう。場末のバーにヤケ酒をあおりに行ったエドは、そこで何とオーソン・ウェルズと出くわす。エドはおそるおそる席に近づき、彼の大ファンであることや、映画の撮影が難航していることを告げると、ウェルズも自らの新作の資金繰りやプロデューサーとの兼ね合いに苦労していることを話す。そして、エドに助言する。「私は『市民ケーン』では信念を貫き通し、プロデューサー連中には一コマたりとも手を触れさせなかった。夢のためなら戦え。他人の夢を撮ってどうなる?」大いに励まされたエドは撮影現場に戻り、教会側の横やりをねじ伏せて、あらん限りの情熱をこめて作品を完成させた。ロードショー館でのプレミア上映の夜、「この映画をベラ・ルゴシに捧げる」と挨拶したエドは、これこそ自らの最高傑作だと感慨に浸る。そして上映が終わった後、自分を支えてくれたキャシーにプロポーズしたのだった。"…エド・ウッドはその後もハリウッドで戦い続けたが、次第に酒におぼれ、1978年に死去した。以後、新世代のファンを獲得。「史上最低の映画監督」の称号で呼ばれている―。『グレンとグレンダ』製作から『プラン9・フロム・アウタースペース』完成にいたるまでのエド・ウッドの「黄金期」を描いた作品で、ウッドの知名度を飛躍的に高める契機となった。この映画には、ウッドが監督した映画の場面を忠実に再現しているシーンがいくつかあり、あまりにもそっくりな描写にバートンのウッドに対する敬愛ぶりが伺える。またエド・ウッドは実際に女装する趣味を持っていたため、作中にもジョニー・デップが女装するシーンがある。作品中であこがれのオーソン・ウェルズと偶然出会うシーンは脚色で、実際には本人は生涯ウェルズに会うことはなかった。ウェルズもまた生涯映画の資金繰りに苦労した人物で、片や「映画史上最高」、片や「映画史上最低」の才能がどことなく似通った人生を送ったことは興味深い。

出典:wikipedia

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