シュヴァリエ・ポール (Chevalier Paul) はフランス海軍の大型駆逐艦。ヴォークラン級。1931年2月28日起工。1932年3月21日進水。1934年7月20日就役。1940年はノルウェー作戦に参加し、その後6月14日には重巡洋艦アルジェリー、フォッシュ等と共にイタリアのヴァード・リーグレ、サヴォーナ砲撃に参加した。1941年6月、イギリス軍はフランス領シリアへの侵攻を開始（エクスポーター作戦）、シュヴァリエ・ポールはシリアへの弾薬輸送の任務につき6月11日にトゥーロンを出撃したが、16日にキプロスから発進したイギリス軍のソードフィッシュ雷撃機による攻撃で、シリア沖にあるアルワード島の北で沈没した。生存者は駆逐艦ゲパール、ヴァルミによって救助された。

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