『モンティ・パイソン・アンド・ナウ』()は、1971年に公開されたモンティ・パイソンの劇場用映画第1作。本作はテレビシリーズ『空飛ぶモンティ・パイソン』の第2シリーズ直前に、同番組で使用されたスケッチ(ほとんどが第1シリーズのものだが、第2シリーズの素材も使用されている)を選択し、映画として撮影しなおしたものである。そのためパイソンズはこの作品を習作と位置づけ映画とはみなしていない。原題はテレビシリーズのオープニングでジョン・クリーズ演ずるアナウンサーが語るセリフであり、劇中でもスケッチとスケッチのリンク役として何度か使用される。この映画はそもそも、PLAYBOY のプロデューサーであったヴィクター・ローンズが「パイソンを米国市場に持っていけば若者にうけるはず」と考えたことにより制作された。監督はテレビシリーズの演出を務めていたイアン・マクノートンが担当した。予算はかなり低く、スタジオを使う余裕がなかったため、室内の部分は古い乳製品倉庫で撮影されている。公開時は宣伝費にほとんど予算が割かれなかったこともあり「アメリカでパイソンを売る」という目論見は失敗に終わった(それと対照的に、すでにスケッチがテレビ上で放送されていたイギリスでは、それなりに観客を動員した)。しかしその後パイソンの知名度が上がると再公開され、評価は高まった。日本国内では、渋谷・パルコ劇場にて、1980年1月9日公開。他、時期を少しずらして大阪などの単館で公開。後に、日本国内ではビデオ化された。「モンティパイソン アンド ナウ 日本語版」/日本ビデオ映像株式会社 NA-1103、カラー87分、VHS、モノラル、¥12,000、1986年その後、DVD化。
出典:wikipedia
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