


『BLEACH』(ブリーチ)は、漫画『BLEACH』を原作とするstudioぴえろ制作のテレビアニメ。テレビ東京系列他で放送された。2008年4月7日から2009年3月30日までアニメ530月曜枠にて傑作選の『BLEACH ベストセレクション』が放送された(オリジナルストーリーのバウント編は放送されなかった)。登場人物と声優については、BLEACHの登場人物、護廷十三隊、バウント、虚、破面を参照。放送1年目のシリーズ構成は3シリーズに分かれており、1シリーズにつき約20話前後の構成となっていた。このため、死神代行編を中心にやや駆け足的な展開となってしまい、原作との差が早く縮まり、結果的に原作単行本の発刊ペースを追い越してしまったことがある。その後に放送されたアニメオリジナルストーリーであるバウント編は、約1年に及ぶ長期のストーリーが展開された。同時にDVD構成も見直されて1シリーズにつき約20話という法則は完全に無くなっている。バウント編後、原作が長期にわたって破面編が続いたため、他のアニメでよく見られる原作の合間を描いたオリジナルストーリーが挿入しづらくなり、原作の話が一区切り付いた所で長期のオリジナルストーリーを唐突に挟んだり(次回予告では大人の事情と説明されている)、扉絵の内容をアニメ化したこともあった。オリジナルキャラクターの各メディア上の扱いも良く、キャラクターソングが発売されたり、ゲームに登場したりと優遇されている。表現の相違点としては、腕の切断描写などが控えられ、ゴールデンタイム進出以降は流血量なども制限されて血も黒く描かれていることもあるため、グロテスクな描写は抑えられている。また、原作にあった場面がカットされたり、戦闘の順番が変わったり、原作にない戦闘場面が追加されたりすることがある。アニメオリジナルでは、長編だけでなく下記の通り一話完結型の話も何度か作られており、一護以外の人物がメインになっていることが多く、一護が出ないこともある。このことについて、一護は予告で主役なのに出番が少ないことをぼやいたことがある。画面アスペクト比は放送開始時は4:3だったが、「新隊長天貝繍助篇」(2008年4月~)より16:9に変更されている(アナログ放送では4:3でのサイドカット放送となっているが、2008年10月からレターボックス付き16:9ワイド放送)。放送開始時はエンドカードがあったが(テレビ東京系列及びBSジャパンでは差し替え)、2008年10月以降廃止されている。2012年3月27日に、死神代行消失編をもって放送終了。そのため、原作の死神代行消失編と違って最終話のエンドロールで主要人物がほぼ登場し、一護が現世に帰還して仲間たちが出迎え大団円の様な形でラストシーンを締めくくっており、一護のプロフィールに死神代行が再び表記されている。放送話数366話は、2014年『NARUTO -ナルト- 疾風伝』に抜かれるまで、ぴえろ制作の連続テレビアニメ作品としては最長記録だった。バウント篇から“メノスの森”篇、護廷十三隊侵軍篇以降はアニメシリーズ内の正規ストーリーとして組み込まれている。しかし新隊長天貝繍助篇・斬魄刀異聞篇は正規ストーリー一旦終了時点の設定が反映された映画同様の「別次元枠」というような扱いとして本編と連動しての組み合わせではない。(第64話 - 第91話【計28話】)「バウント・尸魂界 強襲編」と併せて、「尸魂界救出篇」と「破面篇」の間に挿入されたエピソード。尸魂界(ソウル・ソサエティ)から帰った一護達。空座町の担当として現世に恋次が赴任した中、突然改造魂魄のりりん達の「ゲーム」に巻き込まれる。これは浦原喜助の、来るべきバウントとの戦いに備えたものだった。「バウント」とは、人間の魂魄を食って生きる人間の突然変異(血液ではなく魂を吸う吸血鬼のようなもの)で、ルキアも現世に派遣され、バウント達との戦いに臨むが、バウントはなぜか滅却師の石田を執拗に狙う。そんな中、石田はバウントの1人・相馬芳野と出会う。彼女もまたバウントの頭・狩矢神の野望を食い止めようとしていた。(第92話 - 第109話【計18話】)当初、虚圏(ウェコムンド)へ行くと思われていたバウントの真の目的が尸魂界の殲滅であることを知った一護らは、再び尸魂界へ足を踏み入れる。一方、周到な計略により尸魂界へと侵入を果たし、復讐を目論むバウント達。そして、それらを阻止抹殺しようと護廷十三隊も動き出す。完結編となる第109話では「0.side-A the sand、0.side-B the rotator」を原作とした場面が挿入された。(第128話 - 第137話【計10話】)一護は仮面の軍勢と虚化の特訓中、織姫とルキアは尸魂界で特訓中、茶渡は浦原商店の地下勉強部屋で特訓中。その間の原作では描かれなかった日番谷先遣隊(+コン)を描く。乱菊がメインの話は4話完結、恋次がメインの話は2話完結だが、他のキャラは1話完結。この間の話のほとんどは、原作者が原案を担当している。(第147話 - 第149話【計3話】)原作者の久保帯人が、オリジナルキャラクター・アシド、「アジューカスの巣」、「メノスの森」のデザインを担当。(第168話 - 第189話【計22話】 第204話〜205話は後日談である)原作者の久保帯人が、オリジナルキャラクターのデザインを担当。一護とグリムジョーの戦いの終幕で、一旦区切りをつけた破面篇とは別の話。尸魂界では、藍染達の反乱で市丸が抜け空席となった三番隊隊長の座に、新隊長として虚討伐の遠征部隊を率いていた天貝繍助を迎えることとなる。三番隊・ひいては護廷十三隊の改善に尽力しようとする天貝と、天貝が唱える新体制に、最初は反発してみせる三番隊員達。だが天貝の実力と強力なリーダーシップを肌で感じ、隊員達も徐々に惹かれていく。そして、市丸失踪以降ずっと三番隊を守り続けていた吉良は、天貝の唱える新体制と隊員達との狭間で振り回されつつも、天貝が信頼に値する隊長であると認め徐々に折り合いを付けていく。やがて、吉良は天貝が連れてきた第三席・貴船理の不審な行動に疑問を持つようになる。一方、現世では上級貴族「霞大路家」の姫・霞大路瑠璃千代がお供の犬龍・猿龍の引導で黒崎家の隣に引っ越してきて、学校にも転校してくる。瑠璃千代は霞大路家を取り仕切る雲井尭覚の霞大路家乗っ取りの画策で命を狙われていた。それを知った一護とルキアは犬龍に瑠璃千代のボディーガードを頼まれ、次々と放たれる雲井の刺客達との戦闘を強いられる。やがて霞大路家を取り巻くお家争いは、尸魂界を巻き込む騒動へと発展してしまう。(第230話 - 第255話)斬魄刀異聞篇、(第256話 - 第265話)刀獣篇(第287話、第304話)劇場版第4作『地獄篇』同様『BLEACH』連載10周年記念の取り組みとして放送。久保帯人が脚本・デザイン監修の下、『週刊少年ジャンプ』に掲載された扉絵をヒントに製作された。それぞれの話は別の世界観での話になっているが、設定に繋がりがみられる。(第317話 - 第342話)藍染との決戦を制し空座町を護った一護。しかし、その代償にいずれは死神の力を全て失わなければならなかった。決戦から1ヵ月後、決戦に伴う現世での浄化作業を終えた乱菊と七緒が断界で一時消息を絶つ事件が発生。二人は無事にすぐ帰還したが、調査の結果、断界で時間の溝が発生していたことが判明する。一方、現世で一護が何時霊力消失を迎えるか分からないままルキアと代行業を続ける中、コンは穿界門から落ちてきた少女・九条望実を連れてくる。同時期に尸魂界から呼ばれた一護とルキアは尸魂界に急行するが、一護は一連の事件の首謀者として狙われることになる。隊長達は尸魂界用の義骸「霊骸」に挿げ替えられていた。やがて霊骸を率いる十二番隊第七席・因幡影狼佐の事件の裏に潜む野望が判明し、本物の隊長達は現世に集結する。偽護廷十三隊対護廷十三隊の戦いの火蓋が、今ここに切られた。その後影狼佐は望実を攫い、融合し、自身の本来の姿である由嶋欧許となり虚化した一護のもとへ行く。一方恋次達は、他の死神のため尸魂界へ行き戦闘中の一護と合流し、由嶋欧許との戦闘を開始する。本来なら一護の霊圧が即消滅するはずの所を、徐々に失って行くという設定に変更し、原作に追い付かないようにしたアニメオリジナルストーリー。小説版にも因幡や由嶋の名前が登場するため、小説版とは世界観が繋がってる。オープニング・エンディングテーマはソニー・ミュージックエンタテインメントの歌手が担当していた(同社はテレビ東京とBSジャパンではスポンサーに名を連ねている)。また、現在の深夜を除く全てのテレビ東京系アニメでは唯一OP、ED映像の下部に歌詞が付いていなかった。主題歌の多くがオリコンシングルチャートの上位に入っており、エンディングテーマも上位に入ることが少なくない。UVERworldやユンナ、HOME MADE 家族、SunSet Swish、Lil'B、ステレオポニーなど、本作とのタイアップ後にブレイクしたアーティストも多く、UVERworld、Lil'B、ステレオポニーはデビュー曲でのタイアップである。なお、主題歌サイズへの編集の際に原曲が大幅に変更されたものもある(「Rolling star」冒頭に原曲にない歌詞追加、「D-tecnoLife」末尾に原曲にない歌詞(英文)追加、など。「*〜アスタリスク〜」に至っては音源そのものが違う)。これらの曲を集めて作られた2006年12月13日発売のアルバム「BLEACH THE BEST」(OP1曲目から4曲目までとED1曲目から8曲目まで収録)は20万枚以上を売り上げ、第21回日本ゴールドディスク大賞 アニメーション・アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞した。更に2008年12月17日には第2弾となる「BLEACH BEST TUNES」(OP5曲目から8曲目までとED9曲目から16曲目まで及び劇場版2作目までの主題歌を収録)が発売され、第23回日本ゴールドディスク大賞 アニメーション・アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞した。劇場版公開中のオープニングとエンディングは、映像にその劇場版のダイジェスト映像を使っている。ダイジェスト映像は基本的には各1種類だが、7thOPと9thOPでは2種類あった(9thOPは2種類目のダイジェスト映像に映画の音声が入っている)。オープニングアニメーションでのテロップの表示方法は現世と尸魂界と虚圏で異なる。現世が背景だとテロップが背景に直接挿入されており(特に1stOPの表示方式はかなり独特で、スタッフごとにフォントも異なる)、尸魂界が背景だとテロップを上に被せる一般的な方式をとっていて、虚圏ではテロップ用の場面が用意されている。なお、()内の現世、尸魂界、虚圏は一番多く出てくる場面であり、複数の世界が登場するOPも多い。エンディングアニメーションでのテロップの表示方法は、映画のエンドクレジットのように下から上に上がっていく方式がとられている。放送時間は1stED - 4thEDは1分前後だったが、5thEDから1分30秒となり、初期よりもテロップが流れる速度が若干遅くなっている。また、声優の順番は話の展開によって入れ替えられ、Cパートに出演のみの声優は別に分けて表示される。曲名はキャストの次に表示されるが、15thEDと24thEDから27thEDでは曲名が最初に表示された。テロップのフォントは丸ゴシック体を斜字体にしたようなものを使っているが、20thEDでは創英角ゴシック体のようなものを使っていた。サブタイトルは本編では表示されず(本編では話数のみ表示される)、公式サイトや新聞欄などに記載される。サブタイトルの太字はアニメ版オリジナルストーリー。テレビ東京系列局では当初火曜18時30分 - 19時00分に放送していたが、2005年10月からはゴールデン帯の19時30分 - 20時00分へ移動した。2006年4月に「火曜いージャン!!」の後半枠に編入される。2006年10月に水曜19時26分 - 19時55分へ移動し、2008年10月改編で火曜18時00分 - 18時30分に移動した(同じくジャンプ原作の『D.Gray-man』の後番組)。補足事項以下は「護廷十三隊侵軍篇」(342話)で打ち切り。打ち切られた日を記載。本作品の次回予告は様々な登場人物が掛け合いを見せるギャグ調の予告となっている(内容は時間がなくなるのをラストに「登場がまだ先」、「1週ずれる」など数多く)。コン、ドン・観音寺、浦原、岩鷲はこの予告編で本編に先がけて登場していた。ただし、一護やルキアの過去に関連した回や、十刃の出番が終わる回などは、本来と違って暗い感じの予告となっている(原作単行本の巻頭に書かれているそのキャラクターをイメージした詩を同キャラクターが読んでいる等)。また、第50話の予告は実際にはコンが活躍する話だが、視聴者側から見れば、ルキア処刑前日の一護、恋次、石田、チャド、浮竹、剣八、岩鷲らの行動を描いている話と思える、最後を除き本編とは全く違う映像を使っていた。作中で悪役キャラの藍染、ギン等もボケていることもある。次回予告ではサブタイトルは発表されないが、アニメの公式サイトで発表されている。死神図鑑と言う名称で始まったおまけのミニコーナー。放送時間の移動に伴い死神図鑑ゴールデンとコーナーの名称が変更された。アランカル大百科とクインシー大全が追加され、死神図鑑ゴールデンをメインに3つのコーナーが不定期に入れ替わりながら放送されるようになった。ゴールデン枠からの移動に伴い死神図鑑ゴールデンから死神図鑑に名称が戻された(ただし次回予告後のテロップではその後も「このあとは死神図鑑ゴールデン」と表示される場合がある)。ジャンプフェスタ2004・2005・2008・2010ではBLEACHのアニメ作品が公開された。ジャンプフェスタ2004で公開された。制作時期はテレビアニメ放送前であるためか、作風が微妙に異なっている。また、コンの声は真殿光昭ではなく原作者の久保が演じている。ジャンプフェスタ・2005で公開された。「ジャンプスーパーアニメツアー08」で公開された。上映時間約15分。『劇場版BLEACH Fade to Black 君の名を呼ぶ』のローソン限定DVD付き前売券に収録、DVD『TV Animation BLEACH 5th Anniversary BOX』にも特典映像として収録されている。内容は、一護とコンが撮影しながら取材するVTR風になっている。ジャンプフェスタに護廷十三隊が出店することになった。一番隊は特製抹茶、二番隊はねこ形べっこうあめ、三番隊はきつね饅頭、四番隊は特製滋養強壮スープ、五番隊はメガネクッキー、六番隊はわかめ大使人形焼き、七番隊は狛村印のポークリブ、八番隊は特製花ちらし寿司飲み物つき、九番隊は檜佐木副隊長の特製にぎりめし、十番隊は日番谷隊長特製かき氷、十一番隊は特製みたらし団子、十二番隊は毒キャンディー(りんご味)、十三番隊は護廷十三隊集合わたあめ、を出すことに。「ジャンプスーパーアニメツアー2010」で公開。死神図鑑、地デジ化のエピソード。劇場版四作目の予告も入っている。時間はおよそ3分半。劇場版四作目の完全生産限定版に収録。ある日、朽木家に現世の大型の薄型テレビが送られてくる。現世のBLEACHの放送を見るために白哉がテレビ局に話をつけて手配したものであった。しかし、スイッチを押しても映らない。そこへ日番谷がやってくる。全てアニプレックス(ソニー・ミュージックエンタテインメント)より発売。初回限定盤は、工藤昌史描き下ろしオリジナルステッカー封入。初回限定盤は、特製ジャケット絵柄オリジナルステッカー封入。プロデュースは、デーモン小暮閣下が担当。初回限定盤は、CDレーベルサイズオリジナルステッカー封入。プロデュースは、pal@popが担当。初回限定盤は、描き下ろしジャケット&キャラクターダブルステッカー封入。初回限定盤は、スーパーピクチャーレーベル仕様。初回限定盤は、描き下ろしジャケットデザインステッカー封入で、スーパーピクチャーレーベル仕様。プロデュースは、SUEMITSU & THE SUEMITHの末光篤が担当。アニメ版のDVD各シリーズの第1巻(例外有り)の初回特典として同梱された。主に原作、アニメ版で明かされなかったサイドストーリーを描いている。
出典:wikipedia
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