印旛日本医大駅(いんばにほんいだいえき)は、千葉県印西市若萩一丁目にある北総鉄道・京成電鉄の駅。千葉ニュータウンの最東部に位置する。北総鉄道の北総線と、京成電鉄の成田空港線(成田スカイアクセス線)が乗り入れているが、両線は当駅から京成高砂駅まで施設を共用し、成田スカイアクセス線列車としてスカイライナー(当駅は通過)とアクセス特急が、北総線列車として特急・急行・普通がそれぞれ運行され、実用上は同一の路線のような形で運用されている。ただし当駅を含む区間においては、北総・京成とも線路を保有しない第二種鉄道事業者となっており、線路を保有している第三種鉄道事業者は、印西牧の原方が千葉ニュータウン鉄道、成田湯川方(当駅構内のぞく)は成田高速鉄道アクセスである。また、成田高速鉄道アクセスが保有する区間には北総線列車は乗り入れないため、北総線としては当駅が終点となる。よって、成田湯川方へは成田スカイアクセス線列車のみが乗り入れる。北総鉄道と京成電鉄の共同使用駅であるが、北総鉄道が駅業務を担当する。駅番号は北総鉄道に対してのみ付与されており、HS14である。千葉ニュータウンの計画当初、都営地下鉄新宿線の延伸線として本八幡駅から当駅まで千葉県営鉄道北千葉線の建設が計画されていた。2001年(平成13年)2月にリリースされたSUPER BELL"Zのシングル、「MOTO(e)R MAN Vol.3 仙台編&京浜急行」に収録されている「MOTOR MAN 京浜急行VVVF」において、当駅名が歌詞の中に登場する。なお歌の舞台は、三崎口発着があるロングラン列車乗り入れ先の京急本線である。駅名に「印旛日本医大」とあるが、これは日本医科大学のキャンパスがあるのではなく、付属病院である「日本医科大学千葉北総病院」があることからこの名がある。なお、学校としては日本医科大学看護専門学校が所在する。また、当初の計画では近隣の地名に由来して「印旛松虫」とされていたこともあり、副駅名として「松虫姫(まつむしひめ)」とカッコ書きで付与されている。掘割内に位置し、島式ホーム1面2線を有する地上駅で、橋上駅舎を有している。日本の鉄道駅としては珍しく駅舎に展望台があるが、通常一般公開はされていない。展望台へ続く階段は改札内のコンコースにあり、その横には待合スペースが設置されている。独特の外観から「関東の駅百選」に選ばれている。2008年(平成20年)4月15日には成田空港方面延伸に伴う線路切替工事が行われ、同日から当駅を発車する列車はすべて1番線を使用し、2番線は当分の間到着専用となった。2010年(平成22年)7月17日のダイヤ改正における京成成田空港線(成田スカイアクセス線)の開業に伴い、2番線は成田空港方面ホームとなった。これに伴い、発車標は改札内コンコースとホームに各2基が設置された。開業以降の一日平均乗降・乗車人員の推移は下記の通り。駅周辺は千葉ニュータウン「いには野」(ローマ字表記は「"Iniwano"」)地区としてマンションや住宅が造成されているが、造成地区域を外れると自然が残る。朝夕以外は駅前は閑散としている。また、周辺の商業施設もロードサイド店舗が中心となっており、通勤・通学以外で鉄道を利用する人は少ないものの、乗降人員は増加傾向にある。当駅に平行する国道464号の平行高規格道路として、北千葉道路が建設され、その一部区間 (800m) が完成している。当駅から成田空港駅までのルート(以下:新線区間)である成田スカイアクセスが、成田高速鉄道アクセスによって建設され、2010年(平成22年)3月までに完工した。同年3月25日から新線区間において試運転を行い、7月17日に開業した。開業後、AE形「スカイライナー」は新線区間で最高速度160km/h運転、北総線との共用区間である当駅 - 京成高砂駅間は最高速度130km/h運転を実施し、日暮里駅 - 空港第2ビル駅間を最速36分で運行する。当駅から成田空港駅までの新線区間は京成成田空港線(「スカイライナー」および「アクセス特急」)のみが運行され、北総線は従来通り当駅で高砂方面に折り返される。これに関連し、2007年(平成19年)末には東側(成田空港方)の内側2線に折り返し線が設置された。この2線には乗務員に発車(入換)承認を合図する発車ベル装置が取り付けられており、折り返し列車は入換信号の開通の後、この発車(入換)承認合図のベルの鳴動を確認して上り本線へと進入する事が出来る。発車承認合図の発車ベル装置が取り付けられているのは、この他にも成田空港線の新根古屋信号場が存在する。※特急と普通は当駅発着。急行は当駅着のみの下りのみ運転。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。