古畑任三郎の登場人物(ふるはたにんざぶろうのとうじょうじんぶつ)では、テレビドラマ『古畑任三郎』の登場人物を列挙し、より詳細に解説する。ドラマの概要については「古畑任三郎」を、作品の詳細については「古畑任三郎のエピソード一覧」を、犯人の詳細については「古畑任三郎の犯人」を参照のこと。警視庁刑事部捜査一課の刑事で、階級は警部補。階級は万年警部補。第2シーズン以降番組タイトルから「警部補」が無くなったが、昇進した訳ではない。一度、警察犬訓練所の飼育係に異動したが、「おみくじ殺人事件」で復帰する。彼の推理法は、鋭い観察眼と直感力でわずかな手がかりや発言の矛盾を即座に見抜き、これだと踏んだ容疑者にいつまでも付きまとい、そして巧みな話術で執拗に質問をかけ追求するという方法であり、事件解決の時には基本的に1対1になる。血を見ると目眩を起こし、拳銃を持たない(使い方を知らない。小説版では「警察学校での拳銃の射撃実習の際、病欠だった」という設定になっている)など、刑事コロンボとの共通点も多いが、黒いスーツで小奇麗な出で立ち、独身などの正反対の一面もある。所持している警察手帳は、テレビ局から貰った高津小道具店の舞台用小道具の偽物という設定で、「かさばる」と嫌がって不携帯の時さえある(古畑のセリフによれば本物の警察手帳は「失くした」とのことである)。移動は主にセリーヌの黄金色の自転車でする(ムービープロップではなく、ブリヂストンサイクルが1984年にブランドライセンスを買い、30台限定で製作販売したうちの一台で、実在する。価格は30万円)。運転免許は持っていない。小石川ちなみ(第1回の犯人)の愛犬であった「万五郎」という名の犬を飼っていたが、後に安斎に預けた。また、小清水潔弁護士が殺した被害者の飼い猫「ドモンジョ」を引き取った(この猫は、しばらく後の話でも再登場している)。第3シーズンでは同級生である安斎亨が55歳であることから古畑の年齢も断定は出来ないものの55歳前後ということになる。古畑の部下で、階級は巡査。「巡査・今泉慎太郎」第10回の時点で34歳。本編第41回の時点で45歳。法学部卒。自律神経失調症で二度(1995・1996年)一時休職。古畑にこき使われる、イタズラの標的にされるといったように古畑にいいように使われている。後述のように第2シーズン以降は軽薄かつ慌て者で間の抜けた一面が強調されており、西園寺に「あれほど役に立たない人がいると思いませんでした」、小清水潔(明石家さんま)には「単細胞なやっちゃなあ」、林功夫(木村拓哉)には「あなたの部下(今泉)最低だ」とまで言われている。しかし、彼の無意味な行動が事件解決のヒントをもたらすことも多々あり、古畑にはある意味で認められている。美術クラブのオークションでローンを組んでまで買った125万の仏像を(実際にはかなり出来の悪い代物とはいえ)その日のうちに古畑に壊された。今泉自身も時に古畑への不満を口にすることはあったものの、長年直属の部下として古畑と共に捜査の前線にいたことで、古畑を尊敬・敬愛するほどになり、第3シーズンになると古畑の信頼と寵愛を一心に受ける西園寺に嫉妬の感情を露わにすることも多かった。額が広く、作中登場するあだ名は「ピカさん」、「デコさん」、「デコ」(警察内)、「でこっぱち」、「タコ」(古畑が命名)、「ハゲ」、「タコ坊主」(小清水弁護士が命名)。痔や自律神経失調症で入院したこともある。警視総監を目指していた(しかし、ノンキャリアであるため実現する可能性はゼロである)が、同期はみな警部へ昇進している中、1人巡査の身にある自身を恥ずかしく思っているらしく、第41回では転職も考えていることを口にした。小説版には登場しない(それらしき人物が1度だけ登場する(「おめでとう、アリ先生」)が、今泉慎太郎であるとは語られていない)。脚本家の三谷幸喜が後書きで述べたところによると、視点を犯人側に移した結果、今泉が登場する必要が無くなったからとのことである。三谷幸喜にすら「史上最低のワトソン」と言われ、DVDの登場人物の解説でもこの名称が使われることがあった。第3シーズンから登場(初登場は第26回)した刑事で、古畑の部下。部長に昇進した芳賀の命令で古畑の部下に赴任した。古畑も一目置く有能な人物で、犯行現場の状況分析・被害者の身元特定・容疑者(候補)の経歴調査など事件解決に必要なデータ収集を一手に引き受け、古畑をサポートする。推理には自信があるが、勇み足なところがある(第35回)。小柄な人間にしか出来ない事を、容疑者も出来ると誤認して古畑から注意を受けた事が有る(第26回)。背の低さからしばしば「小男(こおとこ)」と呼ばれるが、家族の中では一番身長が高いとのこと。古畑を「最高の刑事」と敬愛する巡査。旧姓は東国原(ひがしくにばる)だが、『古畑中学生』で描かれた中学生時代では向島姓になっている。埼玉県秩父市出身。高校時代に控え投手ながら甲子園の出場経験がある。腹違いの弟に、メジャーリーガーのイチローがいるという設定になっている。初登場は第2回である。古畑が現場に到着すると、よく声をかけてもらえるものの、名前をなかなか覚えてもらえず、毎回のように「君名前なんだっけ?」「向島です」「覚えとく」という会話が繰り返される。第24回でやっと覚えてもらえたものの、東国原姓になっても向島君と呼ばれ続けた。第26回では東国原の姓に戻っていることを明かした。役職は今泉・西園寺と同じ巡査であるが、今泉・西園寺がスーツ姿で前線での捜査に参加するのに対して、制服姿で主に屋外の警備を担当する。また、第36回では、今泉・西園寺がビジネスクラスに乗っているが、向島はエコノミークラスに乗っている。本人も雰囲気が地味で影が薄いことを気にしているらしく、今泉や桑原に相談しに来たこともある(「今泉慎太郎」第7回)。第40回で退職することを明かし、第41回ではホテルの保安課職員として再就職する。第41回までは今泉に対しても敬語を使っていたが、『古畑中学生』では古畑と同級生で、友人であるとの設定がなされた。サブタイトル横のカッコ内は放映時に新聞のラテ欄に表記されていたもの。サブタイトル横のカッコ内は放映時に新聞のラテ欄に表記されていたもの。
出典:wikipedia
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