タチアナ・レベデワ(Tatyana Romanovna Lebedeva、、1976年7月21日 - )は、ロシアの陸上競技選手である。2004年アテネオリンピック女子走幅跳の金メダリストである。速い助走ながらファウルが少なく、踏み切り板を正確に踏み切る技術を持ち合わせており、「踏み切りの魔術師」ともいわれる。オリンピックでの金メダル獲得こそないものの、レベデワはむしろ三段跳の方を得意としている。こちらでは2000年、2004年、2008年のオリンピックで3大会続けてメダルを獲得している。2001年、世界選手権の三段跳で優勝すると、翌年の出産を経て、2003年の世界選手権ではフランソワーズ・ムバンゴ(カメルーン)との一騎討ちを制して大会2連覇を達成した。2004年からは走幅跳にも参加するようになった。同年の世界室内選手権では、いきなり走幅跳と三段跳で優勝した。これは、世界的な大会では、1904年のセントルイスオリンピックにおいてマイヤー・プリンスタイン(アメリカ)が達成して以来、実に100年振りの快挙であった。2005年の世界選手権では怪我のために決勝を棄権したが、IAAFゴールデンリーグでは出場選手唯一のジャックポットで100万ドルを獲得した。2007年の世界選手権では、走幅跳で出場選手中ただ一人7mを越える跳躍で優勝。三段跳との2冠を目指したが、ヤルヘリス・サビヌ(キューバ)が15m28という世界歴代6位の記録をマークし、2冠を逃した。2008年には、三段跳でオリンピック初制覇を目指したが、前回チャンピオンのフランソワーズ・ムバンゴが産休明けとは思えぬ跳躍をみせ、オリンピック新記録(15m39)で優勝。なお、2位のレベデワ自身も15m32という好記録であった。また、連覇を目指した走幅跳では1cm差で敗れ、こちらも銀メダルであった。三段跳では、15m以上の跳躍を2008年までの間に28回記録しており、女子選手史上最多である。
出典:wikipedia
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