コジロウは、任天堂のゲームソフト『ポケットモンスター』シリーズを原作とするアニメ『ポケットモンスター』シリーズに登場する架空の人物。声優は三木眞一郎。ロケット団に所属する男性団員で、ムサシとニャースのパートナー。髪は青く瞳は緑。ムサシと同様に、他のロケット団員とは異なる白い制服を勝手に着ている。BW編では隠密行動時は黒いロングコートと帽子、サングラスを着用する。またBW編初期のみ、黒い制服を着用していた。ムサシ同様ナルシストであるが、ムサシに比べるとまともな部分が多く少々ナイーブ。初期はキザな言動を見せることが多かったが、物語が進むにつれて人の良さや少々ヘタレな部分も強調されるようになる。少年時代やロケット団訓練所のエピソードを見ると、昔はわざとキザに振舞っていただけで、お人好しな性格の方が素のようである。普段の一人称は「俺」だが、親族の前だと「僕」になることが多い。ロケット団としてターゲットにしていないポケモンに対してはサトシ同様に手持ち・野生に関わらず優しく、特に手持ちのチリーン・マネネへの愛情は凄まじく、ムサシやサトシと同様に、他のトレーナーやロケット団員、悪の秘密結社の団員やボス(マグマ団・アクア団・ギンガ団・プラズマ団・フレア団)のように、自分のポケモンに対しても「使えない」「弱いから」といった理由で逃がしたり、交換したりはしない。(下記のコイキング→ギャラドスやウツボットの様に騙されて半ば強制的に交換させられたのは別。)ムサシやサトシ同様にマタドガスやサボネア・チリーンとの別れの際にも、ポケモン達の意思を尊重し、将来の事を考えて幸せになって欲しいという面がある。XY編では、カラマネロ一味にサトシやムサシらが捕らわれられ、何とか難を逃れたが、以前、コジロウを洗脳した怒りを見せ、復讐に燃えていたマーイーカや同じく難を逃れたシトロンや野生のポケモン達と協力し、カラマネロ一味を撃退した。その際にリーダーシップを発揮し、その後、野生のポケモン達を守るリーダーとして野生のマーイーカらの所に置いていこうとしたコジロウに対し「ロケット団といることが一番幸せだ」と宣言して仲間を振り切ってコジロウの元に戻るなど(無印編でもサトシとピカチュウが野生のピカチュウ達が集まる森でロケット団に捕らわれた際にサトシのピカチュウが活躍し、リーダーシップを発揮。森をまとめるリーダー格として森のピカチュウを守る為に置いていこうとしたが、ピカチュウはサトシの元へ戻ってきた。「ピカチュウの森」を彷彿とさせる内容)、サトシ同様に自分達のポケモンに対する愛情は半ば親馬鹿と化している。手持ちのポケモンからも懐かれており、そのポケモンたちには愛情表現に近い形で噛み付いたりするものも存在する。(サトシも同様にポケモンから愛情表現をされる)野生ポケモンをゲットする際もエサをあげたりしてゲットする事が多い。また、ポケモンとの絆が試される「ポケモンオリエンテーリング」という競技ではムサシたちが他のトレーナーを妨害してた事もあったとはいえ、マネネとパートナーを組み優勝したり、ムサシの代わりに変装してポケモンコンテストに出場して優勝する(ムサシ曰く「私より魅せてる」)など、ポケモンコーディネーターとしての資質も備えており、サボネアと別れた後はその悲しみから深く落ち込んだり、サボネアがドレインパンチを完成させたことを知ると感激するなど、ロケット団員とは思えないほどポケモンを愛しているといえる。(ムサシも同様な考えで自分のポケモンに対する愛情はサトシ同様にある。)主にくさタイプのポケモンを多く持つ傾向にあり、よく好かれているポケモンもくさタイプが多い。ムサシと同様に、サトシのピカチュウ、珍しいポケモン、強いポケモンをターゲットにしているが、自分勝手な考えで回りを顧みず、世界を破壊することには否定的で、サカキがイッシュ地方で暴走し、破壊されようとした際には、阻止したり、他の悪の秘密結社(マグマ団・アクア団・ギンガ団・プラズマ団・フレア団)のボスが部下を見限り、自分勝手で世界を自分の物にしようとして、破滅の危機を迎える際には、サトシやムサシ同様に怒りを露に姿勢を見せている。その時は、利害が一致する為、敵でも一時休戦という立場でサトシ一行や国際警察のハンサム等と協力している。初期には女装好きという一面もあり、ことあるごとに女装姿を披露していた。ムサシが男装、コジロウが女装するシーンが数多く見られる。ポケモンのことはお菓子のおまけのカードや市販されているポケモンカードなどである程度は勉強しているので、ムサシよりは戦略を考えてバトルをすることが多い。趣味は瓶の王冠集め。相当なレア物も持っているほか、拾った王冠の年代・生産状況を即座に言い当てるなど王冠集めへの熱中は激しい。また、瓶の王冠だけでなく牛乳瓶の蓋なども持っている。しかしことあるごとにムサシやニャースにばらまかれたりしている。xyでは集めていた王冠コレクションを母親により捨てられた経験からセレナのテールナーが折れてしまった枝にこだわる気持ちをよく理解しており、その理由をセレナに説明していた。また、後述の通り実家が非常に裕福であった為、庭にアズマオウを大量に囲ったプールを持っており、夏になる度にアズマオウすくいに興じていたという。その腕はもはや達人の域に達しており、DPでフタバ祭りでのアルバイト先でアズマオウすくいの男との本気のバトルが勃発した際には、圧倒的な実力を見せ勝利してもいる。貧乏だったムサシとは対称的に、コジロウの実家は世界有数の大財閥である。子供の頃はガーディの「ガーちゃん」をペットにしていた。しかし礼儀作法に厳しくしきたりに捕らわれた生活や、両親(声 - 梁田清之、兵藤まこ)が決めた許嫁であるルミカとの結婚を嫌がり、家を飛び出した。コジロウ本人は上記の生活に不満を抱いていたものの、根がお人好しのせいか親のことを完全に嫌うことはできず、家を捨てた今でも両親のことは「パパン」「ママン」と呼ぶ。どうしても耐えられなかったとはいえ、両親と婚約者から逃げ出したことを多少負い目に感じていたらしく、訓練所時代は「(どんなことからも)逃げたことはない」が口癖だった。家を出た後はチャリンコ暴走族に入団する。チャリンコ暴走族時代は、メンバー中で唯一補助輪付きの自転車に乗っていたため、「補助輪のコジロウ」と呼ばれていた。このチャリンコ暴走族にはムサシも所属していたが、当時はお互いに面識がなかった。また、ポケモンゼミの入学試験を受けるものの落ちている。なお、ポケモンゼミはムサシも受験し不合格になっているが、チャリンコ暴走族時代と同じく直接の面識はなかったようである。その後ムサシとはロケット団員の訓練所で初めて顔を合わせた。初期の頃は他の一般団員の指揮を務めたり、ボスであるサカキから直々に命令が下されるなどのシーンがある。これは相棒のムサシと共にコジロウが元々はエリート候補の団員であるためだが、サトシ達と出会って以降は失敗の連続であるため、エリートから外された。BWではムサシやニャースと同様、再びサカキから直接指令が下されるなど、地位が向上しつつある。XYではメカニックな一面も見せ、サトシたちとの戦いに登場するポケモン拘束装置や戦闘メカもほとんどがコジロウが作ったり操作したりしている。その技術は敵であるはずのシトロンやプラターヌ博士が感心してしまうほどである。またカラクリにも目がないほど好きなようである。首藤剛志による小説版では、初登場の際「子供の頃から大人しく影が薄いと言われていたので、泥棒のくせにやたらと写真写りを気にする」と描写されている。家出後にチャリンコ暴走族を経て、ロケット団に入団する。養成所でムサシとニャースと出会い、チームを結成する。抜群の成績で養成所を卒業したため当初はエリート候補と目されていたが、サトシのピカチュウを狙い始めてから殆ど成果を出せず、ダメ団員の烙印を押されてしまう。金銀編では1度ムサシやニャースと共に自分の知らないうちにロケット団を強制的に辞めさせられてしまうが、そのことを知った直後に再入団を果す。AG編ではサカキからホウエン地方にロケット団の支部を作るよう指示されたが、結局命令を果たせなかった。そのためかDP編ではついにサカキから存在を忘れられてしまっている。ホウエン地方に到着後からポケモンコンテストに積極的に大会に出場するようになったムサシとは対照的に、自身はニャースとともに裏方に回る事が多い。一方で「ポケモンオリエンテーリング」や「ポケリンガ」など、ポケモンとの絆を試される大会にはよく出場し、好成績を出す事も多い。DPでは、一度だけムサシの代役としてムサリーナに変装してコンテストに出場し、見事優勝した。BWではサカキからの密命を受け、イッシュ地方へ派遣される。その際、それまでゲットしたポケモンはイッシュ地方には生息しない関係で目立つ為、基地に預けられた。ムサシ同様コミカルな面がなくなり、サトシたちに吹き飛ばされる前に逃げるなど悪役らしさが増しており、仲間内ではハッキングに長けている面が明かされ、シッポウ博物館での隕石強奪などの作戦ではシステム担当を担う場面が多い。23話ではムサシと共にDP編以前の白い制服に戻ったが、戦闘能力や計画性の高さ等はBW開始当初と同様である。とはいえ空腹で紛れ込んできたデスマスにポケモンフーズを与えたり、46話ではロケット団をクビになったと偽ってサトシたちに同行しているニャースを気にする様子が見られたりと、お人好しな性格は相変わらずである。イッシュ制圧計画「オペレーションテンペスト」が失敗した後はサカキたちと共にカントーへ一時撤収した。『エピソードN』において、ムサシ、ニャースと共にイッシュ地方に再び降り立つ。『XY』でサトシ達より先にカロス地方に旅立った。XY3話現在の手持ちはマーイーカ。
出典:wikipedia
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