エスモール（"S-MALL"）は、山形県鶴岡市にある庄交コーポレーションが運営するショッピングセンター。「S-MALL」とも表記される。庄内交通鶴岡バスセンターや東京第一ホテル鶴岡に直結し、65店舗のテナントで構成。地元では、若者の間ではエスモの愛称で親しまれている。また、旧称である庄交モール（しょうこうモール）と呼ぶ人も少なくない。1978年11月、庄内交通グループの運営するバスターミナルとスーパーマーケットを併設したショッピングセンター（SC）である「庄交モール」として出発。キーテナントとしてダイエーが鶴岡店を出店。直結している駐車場や東京第一ホテルなどを含めると、複合施設と捉えることも可能である。ピーク時にはダイエー鶴岡店の年間売り上げが約54億円を超えるなど、近隣の山王町商店街や銀座通りなどに大きな影響を与えた。しかし2001年8月に三川町にオープンしたイオン三川SC（現：イオンモール三川）からの影響が大きくダイエー鶴岡店は売り上げ低迷に陥り、02年8月31日を以てダイエーは経営再建策の一環に沿って、同店を閉店した。その後同年10月26日、改装が施されファッション性の高いテナントを導入した上でエスモールと改称。再出発した。近年では、郊外型量販店からの圧迫を受け苦戦していた。ダイエーの撤退や施設の老朽化もあり、一時存続が危ぶまれたが、リニューアルを活発に行い人の流れを取り戻しつつある。営業時間は、10:00 - 20:00まで。すべての高速バス路線は、4番乗り場から発車する。庄内交通の運行※1番のりばは現在欠番となっている。鶴岡駅からは、若干の距離感がある。徒歩でJR羽越本線の線路沿いに行くと、バスターミナル側に着くことが出来る。周辺には、若干の店舗があるもののにぎわいをみせるまでに至っていない。近隣には、長らく大きな建造物は建てられなかったが、2005年にサンシティのマンションが建設された。

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