『スーパーボンバーマン』は、ハドソン(現・コナミデジタルエンタテインメント)から発売されたスーパーファミコン用アクションゲーム。スーパーファミコンのボンバーマンシリーズ第1作目。舞台は平和な町「ピースタウン」である。悪の科学者カラット・ダイヤモンドとDr.ムックがここに目をつけ、侵略しようと企む。そしてそのためにロボットトーナメントを開催しようとする。その中でもボンバーマンの高い戦闘能力に注目する。これに対して黒ボンバーマン(以下『黒ボン』)が立ち向かうが、Dr.ムックが製作したメカボンバーマンに返り討ちにあって、拠点だったブラックボンバーマン城を奪われてしまう。命からがら逃げ出した黒ボンは、かつてライバルだった白ボンバーマン(以下『白ボン』)に協力を願い出る。ついに、かつては敵同士だった白と黒のボンバーマンが共にカラット相手に戦う事を決意する。敵キャラクターについては#敵キャラの節を参照。通常のゲームモード。白ボンまたは黒ボンを操作し、数々のステージを攻略していく。爆弾を使ってステージ上に出現する敵を全滅させてからゴールに入ることで、次々にステージを進んでいく。全部で6ワールドあり、8つのステージで1つのワールドが構成されている。各ワールドの最終ステージではボスキャラクターとの戦いに勝利する必要がある。例外としてワールド5はメカボンバーとの連戦となる(後述のBATTLE MODEに近い)。爆弾の爆風に当たったり、敵や攻撃トラップに触れたり、時間切れになったりすると「ミス」となり、残機が1減り所定の位置にもどされる(倒した敵などはそのまま)。また、一度ミスをすると基本的なアイテム以外は全て失われる。残機がなくなるとゲームオーバー。コンティニューできるほか、表示されるパスワードを入力することで、続きから遊ぶことができる。ただし装備はすべてなくなる。残機数は1UPアイテムを取ったり、スコアが一定以上になると増える。ステージ開始直後や復活後数秒間は無敵状態となっており、この間にソフトブロックや敵キャラクターを自爆攻撃である程度一掃させるテクニックもある。青いワープゾーンのようなマスがゴール。始めから出現しておらず、自分でソフトブロックを破壊して探し出す必要がある。また、ゴールに爆風が当たると倒した敵が最後に倒された順に復活してしまう。ゴールの上に爆弾を置く事はできない。画面上部には制限時間を表す時計と白いマスが常時表示されている。時計が一周する毎に1マスずつ黒に塗り潰される。全て塗り潰された状態で時計がもう一周するとアラームが数秒間鳴り、鳴り止んだ時点で時間切れとなり一機を失う事になる。時計の進み具合はワールドによって異なる。コンティニューする場合を除き全8ステージ(メカボンバー8体)を継続して攻略しなければならないワールド5に至っては、通常の約2倍の速さとなっており、アイテム「タイム」を取得しない限り非常にシビアな戦いを強いられる事となる。ただし、ボスステージは比較的進みが遅い。1Pが白ボン、2Pが黒ボンを操作する、2人同時プレイが可能。1人プレイ時に2Pのスタートボタンを押すと、持っている残機を半分奪って途中乱入が可能。逆に2Pのみでプレイしたり1Pが乱入したりする事も可能。後のシリーズでは共有制になった残機数は、2人で個別に用意されている。 1〜4人で対戦できるモード。互いに爆弾を使用して戦い、最後まで生き残った者の勝利。制限時間2分以内に決着がつかなかった場合や、同時に全員が倒れた時は引き分けとなる。制限時間が1分を切ると画面上に「HURRY!」と表示され、ステージの外周2マス分がブロックで時計周りに埋め尽くされる(巻き込まれるとミス)。あらかじめ決めた数だけ勝利を重ねると優勝。ステージが12種類あり、ステージごとにそれぞれ異なる仕掛けが用意されている(詳細は後述)。NORMAL GAMEでゲームオーバーになった際に表示されるパスワードを入力して、続きから始めることができる。特定の裏技に使用することもある。敵を攻撃するために使用する爆弾を使って、行く手を阻む壁(ソフトブロック)を破壊すると、時にアイテムが出現することがある。それを取ることでボンバーマンは様々なパワーアップを図ることが可能。しかし一部のアイテムは、一度ミスをすると効果がなくなってしまうものもある。ノーマルでは例外として、敵を倒すと出現したり、ステージの中に最初から出現しているものや、ある条件を満たすと突然出現するものがある。また、取るとアイテムごとに得点が加算される。本作のみの要素として、置かれた爆弾が低確率で不発になることがある(放っておくと再着火して爆発する他、爆風で誘爆させることができる)。「NORMAL GAME」に登場する敵キャラ。一個の爆弾で連続で倒したり、パンチやキックで倒したりすると高得点が得られる(最大6400点)。点数は爆弾で単体を倒した場合のものを表記。各項の「HP」の値は、爆弾・パンチ・キックで倒せる回数を表す。※は『5』で再登場している敵キャラ。ワールド5はメカボンバーとの連戦となるため、雑魚キャラは一切登場しない。ワールド5「ロボットトーナメント」に登場する敵。全てボンバーマンと同じ特徴を持ち、爆弾を使って攻撃を仕掛ける。後述のメカボンバーイエローを除き、設置できる爆弾は1個、火力は1である。通常の敵と違い、触れてもダメージにならないほか、アイテムを入手して強化することが可能である。プレイヤーのボンバーマンと同様、戦闘開始から数秒間は無敵状態になっている。倒しても点数は得られない。ちなみに2人プレイ時は2体ずつ出現する。ステージの特徴として、一定時間ごとに突然フィールドのどこかにアイテムが出現する。ステージをクリアしたという描写が無く一人倒すとすぐに次が出てくるため、コンティニューしない限り「5-1」以外の表示は見られない。制限時間がリセットされないので敵をすぐに倒さないと時間切れの危険が高い。各ワールドの最終ステージで待ち構える巨大なボスキャラ。もちろん爆弾で倒す事になるが、雑魚キャラとは異なりパンチやキックは通用しない(ウイテルVを除く)。点数はスパイダルを除き全て10000点。括弧内は海外版のステージ名。基本的なシステムはシリーズのほとんどの作品と同様だが、本作では細かな操作にあまりにも敏感に反応するバグがある。たとえば、パワーグラブで爆弾を前方に飛ばす際、爆弾を飛ばしたタイミングで直角方向に方向キーを押して移動しようとすると、方向キー入力に爆弾が反応してしまい、入力した方向に爆弾が飛んでしまうというものがある。しかし、考えようによっては微細な操作で本来の仕様以上のテクニックとして発展させることも可能であるため、プレイヤーの腕前が特に反映されやすい作品とも言える。また、ボムキックで動かした爆弾を停止させることができるボタンとして、通常のコントローラーであれば人差し指を使うであろうRボタンが使用可能(同様にパワーグラブにLボタンが使用可能)な点は、爆弾を設置するためのAボタンが親指を使うであろうことから、別々の指で操作を行なうことによるスムーズな操作ができる仕様になっており、他のシリーズ作品と比較した場合に本作の操作仕様は高度なテクニックに対応しやすい面がある。
出典:wikipedia
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