『オーダイン』(ORDYNE)は、ナムコ(後のバンダイナムコゲームス)が1988年に発売したアーケード用シューティングゲーム。システムII基板第2弾。同基板の回転、拡大縮小機能を十二分に利用し、背景に固定された障害物が回転したり、敵キャラクターがローリングしながら体当たりするなど、これまでのシューティングとは一線を画した独特の演出が目を引く。また、ゲーム中に獲得したクリスタル(通貨)によってパワーアップ用の装備を購入したり、福引をしたりすることができるのも特徴のひとつ。ステージ終了後にボスを絡めた泊博士と珍のアイキャッチが表示されるなど、全体的にポップでコミカルな世界観が特徴。BGMは細江慎治が手がけている。8方向1レバー、2ボタン(ショット、ボム)で自機を操作する。全7ラウンドの1周エンド。天才科学者、泊裕一郎は、あらゆる物質を好きなものに作り変える事ができる夢の原子変換装置『オーダイン』を完成させ、その起動装置を組み込んだペンダントを婚約者の相原香奈にプレゼントする。ところが、結婚式の前日、オーダインに目をつけた悪人クボタがペンダントもろとも香奈をさらってしまう。オーダインを取り戻すと共に香奈を救い出すべく、泊博士は弟子のサンデー珍と共に戦闘機に乗り込み、クボタ率いる悪の軍勢に立ち向かっていくのであった。ゲーム中に出現する「空中IN」に入ることで、店員のみゆきちゃんからアイテム(武器)を購入することができる。アイテムは表示される3種類から一つを選んで購入する(表示されないアイテムは購入出来ない)。複数のアイテムを購入することはできないが、2つのアイテムがセットになった「お買い得セット」が存在する。ゲーム中に出現するドリームコルテット(DREAM Co. Ltd.)に接触することで抽選会場に入ることができ、抽選料と引き替えで福引を行うことができる。福引は1~8の番号が振られた回転する的で、当たった番号によりクリスタルやアイテムを獲得できる。 ゲーム誌『ゲーメスト』(新声社)誌上で行われていた「第2回ゲーメスト大賞」(1988年度)において大賞6位を獲得、その他に年間ヒットゲームで22位(次年度39位)、ベストエンディング賞で7位、ベストシューティング賞で3位、ベストグラフィック賞で5位、ベストVGM賞で6位、ベストキャラクター賞ではみゆきちゃんが7位、泊裕一郎&サンデー珍が14位を獲得した 。また、1991年にそれまで発売されていたアーケードゲーム全てを対象に行われたゲーメスト読者の人気投票によるゲーメストムック『ザ・ベストゲーム』では60位を獲得した。ゲーム誌「ファミコン通信」のクロスレビューでは7・7・8・6の合計28点(満40点)、「月刊PCエンジン」では75・80・80・80・80の平均79点、「PC Engine FAN」の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、22.54点(満30点)となっている。また、この得点はPCエンジン全ソフトの中で121位(485本中、1993年時点)となっている。同雑誌1993年10月号特別付録の「PCエンジンオールカタログ'93」では「業務用での縮小や回転などの演出も、うまくアレンジして再現されている」と紹介されている。
出典:wikipedia
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