『私立!三十三間堂学院』(しりつ!さんじゅうさんげんどうがくいん)は、佐藤ケイによる日本のライトノベル。挿絵、イラストはかみやまねきが担当している。2005年5月から刊行されている。『電撃帝王』の第2号から第11号にもビジュアルノベルが連載されていた。突然の事故で両親を亡くし、遠い親戚である千住花音の家に引き取られることになった高校生、後白河法行。彼が転入することになった三十三間堂学院はもともと女子校であり、共学化の時期の関係で男子は編入した法行ただ一人だった。唯一の男子である上に容姿端麗、頭脳明晰、スポーツ万能の法行をめぐって女の戦いが勃発することに…著者の佐藤ケイは「千手観音プラス眷属神の二十八部衆&風神・雷神で総計三十一人分キャラ作ってみるか」と第1巻のあとがきで発言していたが、第8巻でやっと全員出しきることができた。所属校舎などは第4巻の相関図などを参考にしている。身長と体重はドラマCDに封入されていたキャラクターカードより。キャラ名の後の(声:○○○○)は、ドラマCD版の声優である。会長、副会長と各校舎の代表4人(通称「四天王」)で構成されている。学院内のあらゆることに対する権限を持っており、生徒の停学、退学も場合によっては可能となっている。校舎は入学時から選択コースごとに別れている。所属校舎ごとに分けているため校舎の記述は省く(以下も同様)。東校舎は文系メイン。四つの校舎の中で最も所属する生徒数が多い。法行や花音もこの校舎に所属するため、物語はここを中心に展開することが多い。西校舎は理数系専攻の生徒が集まっている。会長の浄里もここ所属。南校舎は芸術関係メインとなっている。「もやしっ子ばっか」とは生徒会四天王南校舎担当・増永南の弁。北校舎は体育コースの生徒が集まっている。四つの校舎の中では最も生徒数が少ない。創立130年を誇る女子校。そもそもの始まりは江戸時代初期の寛永年間に京都の蓮華王院を模して建立された三十三間堂が始まりである。明治以降は、「次代を担う人材を育てるには、何よりもまず母になる者の教育が肝要である」という当時の住職の理念により、女学校として生まれ変わった。学業以外の時間は全て生徒の自治に委ねられており、委員会活動やクラブ活動、部室の鍵や予算の管理、校内行事の企画実行は勿論のこと、校内の治安維持も生徒会の責任であり、問題が起きた場合は生徒会役員が止めに入り生徒処分の決定権もある。全校生徒数は650名ほど。学校から歩いて5分ほどに学生寮も併設されている。名前は「普陀落寮」といい、寮生は60名前後と全校数に比べてやや少ないが、そのおかげで4人部屋を3人で使うことが出来る。2006年10月から『ラジオ電撃大賞』内でラジオドラマが放送された(全4回)。内容は原作の第1巻冒頭~中頃まで。ドラマCDは第1巻の内容が全て収録されている。電撃文庫(メディアワークス)から刊行されている。なお、実際の発売日は初版発行月の10日(第7巻まで。以降は初版発行日が発売日)。
出典:wikipedia
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