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大手まんぢゅう

大手まんぢゅう(おおてまんじゅう)は和菓子で、饅頭の一種である。岡山市の銘菓・土産菓子として有名。「大手」の略称でも呼ばれる。薄皮の酒饅頭であるが、小ぶりに丸めた餡を包む皮が極薄に作られているため、饅頭の表面随所で餡の黒色が透けて見える独特の外見を持つ。岡山市の菓子舗・株式会社大手饅頭伊部屋(おおてまんじゅういんべや)によって作られている、同社は最中も製造しているが、今でも売り上げの9割以上が大手まんぢゅうであるという。現行品は饅頭のひとつひとつが、巾着を思わせる紙箱に包まれているのが特徴である(この形態は1980年代以降登場したものである)。岡山市の土産菓子としては、吉備団子に比べ対外的な知名度では劣るが、岡山市民を中心として非常に愛着を持たれている菓子であり、日常の贈答には多頻度で使われる(俗に言う「紅白饅頭」「葬式饅頭」もこの大手まんぢゅうであることが多い)。また、岡山市民が県外に土産品として持ってゆくことが多く、土産品売り場において吉備団子を買う者は他地区の者、大手まんぢゅうを買う者は地元の者とはっきり分かれる傾向にあるという。また、できたての温かいものは特に人気があり、売り場でもその表示がされることもあり、温かい饅頭を指名買いをする者も少なくない。1837年(天保8年)に誕生した。当時の店が岡山城大手門のそばにあったことから、自身この饅頭を好んだ時の岡山藩第7代藩主池田斉敏により「大手まんぢゅう」と名づけられ、その後も池田氏代々の藩主に愛された。岡山市出身の小説家・内田百閒の大好物であった。百閒は大手まんぢゅうについて随筆でも幾度となく言及しており、大手まんぢゅうになら「押しつぶされてもいい」とまで書いている。現在も本店は旧岡山城下町であった岡山市北区京橋町にあるが、製造工場は現在は同市中区雄町に構えている。これは、この地が名水として名高い「雄町の名水」があることから、この水を大手まんぢゅう製造に生かすためである。隣の倉敷市にはほぼ同じ形態の「藤戸饅頭」がある。藤戸饅頭も倉敷市の名物であるが、大手まんぢゅうよりも長い歴史があるとされる(寿永3年《1184年》の藤戸の戦いにおける佐々木盛綱の故事を由来としている)。包み紙を外せば両者の見分けは付きにくいため、この状態でどちらと呼ぶかで岡山市の者か倉敷市の者かが分かるという。

出典:wikipedia

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