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江ノ島電鉄

江ノ島電鉄株式会社(えのしまでんてつ)は、神奈川県藤沢市に本社、同市の江ノ島駅に本店を置く民間の鉄道事業者である。一般に江ノ電(えのでん)と略称される。神奈川県内で鉄道1路線(江ノ島電鉄線)を運営する小田急グループの鉄道会社である。鉄道事業のほか、関係会社の株式会社江ノ電バス藤沢および株式会社江ノ電バス横浜からの路線バス・貸切バス・特定バス事務管理受託事業、観光業も行う。かつては子会社によって百貨店業も営み、藤沢駅には駅ビル形式で「江ノ電百貨店」が入居していたが、1985年からは小田急百貨店藤沢店へ賃貸している。東京から一時間弱という距離ながら、単線でローカル線の雰囲気を満喫でき(日中12分間隔運転なので適度な利便性を確保)、なおかつ、沿線が「若々しく明るいイメージの湘南」と、「かつて幕府があった古都鎌倉」という首都圏における著名な観光地である。そのため、沿線には、豊富な観光資源と名勝・旧跡が古来から多数存在している。さらに江ノ電自体が特徴的で被写体になりやすいところから、テレビドラマやグラビア写真の撮影に利用されることが非常に多く(「江ノ電を題材とした作品」の節を参照)、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』などの漫画にも時折登場し、その認知度は日本国内のみならず、世界的にも知られた鉄道路線である。社名の「江ノ島電鉄」で呼ばれることは、小田急江ノ島線・JR東海道線・JR横須賀線の乗り換え放送で「江ノ島電鉄線」と案内される以外にはほとんどなく、会社自身も専ら「江ノ電」と呼んでいる(グッズその他で「えのでん」と平仮名書きすることすらある)。地下鉄・モノレール・新交通システムをのぞいて、通常の乗降スペースすべてに上屋(屋根)が掛かっている鉄道路線は、日本で唯一江ノ島電鉄だけである。2009年10月14日より京福電気鉄道(嵐電)と営業面での提携をすることになった。これは、京福が開業100年、江ノ電が全通100年を翌年に迎えるのを記念し、同じ古都を走る路面区間を持つ鉄道会社同士ということで始まったもので、日本国内の鉄道会社同士がこの様な姉妹関係を締結するのは初めてのことである。両社は1980年代より広告宣伝では既にバーター契約を結んではいたが、今回はもっと踏み込んだ関係となり、両社ともそれぞれ相手側の車両色に塗装した記念の企画車両(江ノ電側は「嵐電号」を、嵐電側は「江ノ電号」)を当分の間運行する。なお、あくまでも営業的な提携に過ぎず、資金面や業務的な提携ではなく、姉妹提携という形をとっている。2010年3月31日初電より全通110周年を記念して、鉄道係員(駅係員・乗務員)の制服を一新した。黒に近い濃紺の上下に、上衣袖部に江ノ電カラー(緑と黄色)のラインが入り、襟部にも同様のバイピングが入る、最近の他社局の鉄道係員の制服に共通する上品なスタイル。これにより、同社の鉄道係員と傍系バス会社係員の制服が完全に分かれた。ちなみに、一般職はシングル、助役以上はダブルで、さらに本社管理職用には袖部に金色線条2本が入る。女性用もほぼ同じスタイルだが、ベストが付く。制帽は、一般職は単色・主任は銀線一本、助役級は太細金線1本ずつ、駅長(乗務区長)は細金線2本に太金線1本。駅の運転取扱者は、他社局と同様に臙脂または赤色の羅紗ラインの上に前述の銀線または金線が入るものを被っている。2013年4月23日に台湾鉄路管理局と観光連携協定を締結し、同年5月1日から台湾鉄路管理局平渓線との共同送客として、江ノ島電鉄に使用済みの平渓線の一日乗車券「平渓線一日周遊券」を、台湾鉄路管理局台北駅および瑞芳駅に使用済みの江ノ島電鉄線の一日乗車券「のりおりくん」を持ち込むと、相手方の一日乗車券が無償で提供されるサービスを開始している(この施策は、2016年3月に終了)。これをふまえ、翌2014年7月には台湾観光協会や江ノ島電鉄、チャイナエアライン、神奈川県の4者が観光促進協定に調印した。2016年3月15日には台湾鉄路管理局と友好鉄道協定を締結し、同年5月1日から相手方の使用済み一日乗車券と引き換えでガイドブックを配布するサービスを開始する。2016年6月には同様の観光連携協定を高雄捷運公司と締結、相手方使用済み乗車券と自社沿線パスポートつき無料乗車券の交換サービスを7月15日より開始(2017年3月31日まで)。また、14日より7月末まで高雄捷運駅構内では「好きです江ノ電」の到着メロディと日本語での案内放送を流した。鉄道路線についての詳細は以下の項目を参照のこと。後述の併用軌道区間だけでなく、わずか10kmほどの短い路線でありながら、以下のような多数の特徴ある風景が詰まっている。開業時、江ノ電の路線は軌道条例(後に軌道法)に基づく路線(路面電車)であった。その後、第二次世界大戦下における国防を考慮した国策において1944年11月に地方鉄道法(鉄道事業法の前身法)による普通鉄道への変更が許可され、終戦後の1945年11月に実施された。そのため、本来専用軌道以外を走ることが禁止されている鉄道事業者でありながらも、道路上(併用軌道)を走る併用区間(4箇所延980m)を有する。なお、列車の長さが50mを超えるが、鉄道路線であるため、軌道運転規則による規制(30m以下)とは無関係である。(極論を云えば、併用軌道である道路の交通規則にも依らず運転ができる。最高速度も交通信号にも従う法的解釈がない)きわめて小さい車両限界や江ノ島 - 腰越間などで道路上を走る区間があることにより、現在でもメディアなどでは、「路面電車の一種」として江ノ電が取り上げられることが多い。この区間について一般向けのテレビ番組や情報誌などではもちろん、鉄道ファン向けの専門誌でもしばしば「併用軌道」と書かれているが、鉄道線における併用軌道は鉄道事業法第61条(前身法の地方鉄道法では第4条)で原則禁止されている。しかし法律施行前の既存の敷設線路のため、あくまでも「特認区間」という形である。なお、舗装された一般道路の中央を堂々と走る普通鉄道としては、日本で唯一の路線である(京阪電鉄京津線は軌道である。また、江ノ電と同じように普通鉄道ながら、道路の隅にバラスト軌道を設け、併用軌道の形態で通るのは熊本電気鉄道藤崎線がある)。また七里ヶ浜付近や稲村ヶ崎付近に見られる、道路片側に専用のバラスト軌道を敷設した区間も実は併用軌道であり、その特徴として道路と軌道の間はフェンスなどで仕切られていない。江ノ電の公式資料でも、併用軌道部分が、4箇所延べ980mと書かれている。2011年に発生した東日本大震災や福島第一原子力発電所事故の影響で東京電力が実施した「計画停電」により、連日一時運休や終日運休が発生したが、江ノ電では振替輸送と代行バスを実施した。同年3月23日、第177回通常国会の国土交通委員会において、江ノ電側の上申により社会民主党の中島隆利が、江ノ電の例を出して中小鉄道を計画停電の対象から外し給電するよう要求。政府側は「東京電力と調整し対策する」と答弁し、その3日後に江ノ電は計画停電の対象外となり給電されるようになった。現存する車両の特色としては、すべての編成において2両1組の連接車であり、これを単編成の2両編成(社内呼称では『ソロ』と呼ばれる)、もしくは2編成をつなげた4両編成(社内呼称では『重連』と呼ばれる)で運行されている。その特殊性から現有車はすべて自社オリジナル車両であり、東横車輛電設(現・東急テクノシステム)で製造された300形305編成をのぞき、すべてが東急車輛製造(現社名は横浜金沢プロパティーズ。事業は総合車両製作所横浜事業所が継承)製である。軌道時代の名残りからか、最新車両でも中央運転台方式を選択しており、近年では東急玉川線からの転入車(旧東急デハ80形を改番した600形)が左運転台であったが、それ以外は譲受車を含め新旧問わず中央運転台方式を踏襲している。形式間の列車組成に差別は無いが、最古参の305編成は車長が短い(約1300mm)ため繁忙期には車庫で休む傾向が多い。同編成は平行カルダン駆動に改造済で冷房も搭載しているが、鋼製の車体・木張りの床・バス窓・ツーハンドル制御であり、その本物のレトロ感から江ノ電のイメージリーダー的車両である。1000形1001, 1002, 1101, 1201各編成(1979年 - 1983年製)は吊り掛け式である。特に1201編成は日本国内向けに製造された1067mmゲージの普通鉄道用の電車では、最後の新造車両である(東急車輛製造製)。1000形電車のうち、1001編成と1002編成は1980年度ブルーリボン賞を受賞している。同賞の中小鉄道受賞は初めてであり、その翌年の1981年に小田急LSE7000形、1982年に箱根登山鉄道1000形が同賞を受賞しており、小田急グループ3連覇の呼び水となった車両である。1000形系列と305編成の室内冷気排出口に設置してある、ステンレス製の冷気調整蓋は、JR113系の発生品を譲り受け装備したものである。500形はVVVFインバータ車であり、車内各ドア上部にツインモニターを備え、右側には停車駅案内、左側にはDVDによる沿線の観光ガイドを放映している。305編成は、左力行・右制動のツーハンドル、その他の車両は右手操作のワンハンドル式であり、いずれも電気指令式制動で形式間の差別無く連結でき、総括制御が可能。そのため組成の制約が無く、運用にもよるが、最新のVVVFカルダン車と抵抗制御吊り掛け車が編成を組む日本国内唯一の路線である。車両の新旧に関わらず、現在ではすべての編成に英語放送付きの自動放送装置が設置されている。現在設置されている自動放送装置は音声合成式で、4両編成組成時の腰越駅でのドアカットにも対応し、鎌倉方1両のドアが開かない旨の案内を放送できる。1000形を中心に、行先表示機(小糸製作所製)がフルカラーLED方式になっており、季節に応じた多彩なイラストを表示できる。この試みは日本初である。中規模の鉄道会社ではあるが、洗車機を持たずに手洗洗車で対応している。これはスペースの問題や下水施設など行政の遅れもあるが、環境面も考え水道水や環境型洗剤だけによる手洗い洗車に対応しているためでもある。付番法則としては、3ケタ以上の系列の場合は鎌倉方が系列+50(1000形の場合は1050形)となるが、2ケタ形式(10・20形など)は鎌倉方が系列+40となる。江の島シーキャンドルおよび江の島エスカーは、江ノ島電鉄が所有・経営する、江の島の島内にある展望灯台および上りのみの屋外エスカレータである。江の島シーキャンドルは高さ59.8 m(海抜119.6 m)で、2003年に旧灯台を建て替えたものである。光到達距離は23.0海里(約46 km)で民間灯台としては日本国内最大級である。第48回神奈川建築コンクールにおいて一般建築部門奨励賞受賞を受賞した。中にはカフェショップ、グッズショップ、藤沢市郷土資料館がある。毎日、日没後にライトアップが行われており、これはアジア初の省エネ高照度LEDによるものである。周辺は江の島サムエル・コッキング苑となっている。休日などは音楽ライブなどのイベントもよく行われている。以前の展望灯台は、東京急行電鉄がかつて運営していた東急多摩川園にあった戦時中のパラシュート練習塔を移設改修したものであった。江の島エスカーは、1959年に開業した日本国内初のもので、高低差46mを4連で結ぶ。全長は106m。1連目と2連目が「1区」、3連目が「2区」、4連目が「3区」と呼ばれ、2区もしくは3区からの利用も可能である。また、1区出口と2区入口は少し離れており、辺津宮に立ち寄ることも可能である。所要時間は4分(看板には5分とある)。有料。知らない人にはロープウェイか何かのように誤解されることも多く、エスカーを乗り場へのエスカレータだと思い込んでしまう者も多く、また有料だということを不思議がる者もいる。なお、エスカーを利用せず参道を登ることも可能である。藤沢市と共同で江の島サムエル・コッキング苑を運営している。江の島島内で、江の島ゆうひ茶屋(スタンド飲食)、片瀬海岸で駐車センター(江ノ電駐車センター)、イタリアンレストランのiL CHIANTI CAFEを営業している。江ノ電駐車センターの駐車5時間と大人2名の江ノ島電鉄線江ノ島 - 鎌倉乗り放題をセットにした「江の島パーク&レールライド」を発売している(7月・8月は運用停止)。オリジナルグッズの製作販売にも力を入れており、模型や文具はもちろん、ミネラルウォーターや衣料品、クッキー・パンなどの食料品にも至る品揃えがあり、さらに社外においても『江ノ電』ブランドにこだわった衣料・食品・玩具・文具など多数の品物が存在し、鎌倉宮など鎌倉市内の社寺では『江ノ電お守り』まで販売しているほどである。また、2008年7月から9月までの期間限定で江ノ電史上初となる駅弁も販売された。オリジナルグッズの専門店「江ノ電グッズショップ」が鎌倉駅・江ノ島駅・藤沢駅にあり、傍系の江ノ電商事がネットショップも立ち上げている。また、各地の鉄道展などで客寄せの一番候補としてグッズショップを展開することもあり、関西方面でも実績がある。

出典:wikipedia

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