キャトル(CATOL)は、アニメ『機動戦士ガンダムΖΖ』に登場した架空の作業用ロボット。モビルスーツの祖先ともいえる機体である。初期のスペースコロニー建設に使用されていた大型屋内作業用機械で、サイド1建設のために設立されたスウィートウォーター型コロニー、通称「ムーン・ムーン」に放置されていた。放置状況から、約50年前のコロニー建設工事終了時に放棄されたものと推測されている。動力は不明であるが、太陽電池が起動剤となっている。機体色は茶色だが、登場時はツタに絡まれて緑一色だった。全高は推定30メートルから50メートル。筒状の胴体に大型のモノアイを持ち、突き出た肩の上下に2本ずつ計4本のアームを持つ。脚部はなく、機体の移動はホバーで行われる。作業用であるが、そのパワーは戦闘用MSにも引けをとらないものとなっており、実際にガザCを格闘で撃破した。それに加えてアームの1つに多連装式火器を有し、これもガザCの腕を吹き飛ばす威力を見せている。明快でコミカルな作風を志向した『ΖΖ』の初期コンセプトを踏襲し、小林誠がデザインを担当し、明貴美加がフィニッシュワークを担当した。同じく『ΖΖ』の登場MSであるゲゼが宇宙人のようなイメージなのに対し、本機は怪獣のような存在感を特徴としている。第13話に登場。放棄されたはずの旧式コロニー「ムーン・ムーン」にて「役に立たない機械文明の象徴」として、テクノロジーを放棄した現地人「光族」の御神体として祭られていた。指導者サラサ・ムーンの行動を妨害し、光族の教えが誤っていることを証明しようとした双子の妹ラサラ・ムーンに協力したモンド・アガケが修理して起動させ、サラサに協力していたネオ・ジオンのガザCを作業用機であるにもかかわらずパワーで圧倒し、撃破している。
出典:wikipedia
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