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西遊記シリーズ

本稿では、1978年から1980年にかけて日本テレビで放送されたドラマ『西遊記』、『西遊記II』を便宜的に『西遊記シリーズ』として述べる。併せて1993年3月28日に放送された日本テレビ開局40年記念ドラマ『西遊記』についても説明する。なお、開局40年記念ドラマの好評を受けて製作され1994年に放送された連続ドラマの平成版西遊記については『新・西遊記』を参照のこと。製作は日本テレビと国際放映。特撮はパート1では円谷プロダクションが、パート2では東宝映像が協力した。1978年から全26話が放送され、好評をうけて1979年にパート2(全26話)が製作された。いずれも日曜日の20時から放送。タイトルの通り、中国で16世紀前後に書かれた古典小説『西遊記』を題材としており、芥川隆行が各話の結びで語る「それはまた次回の講釈で」は原作の文言をもじったものであるが、大半の内容は西遊記や平妖伝などの複数の古典から翻案したもので、オリジナルドラマである。国内・国外にて何度も再放送されており、音楽を担当したゴダイゴとともに人気を博した。2006年9月27日に『西遊記 DVD-BOX 1』、同年11月22日に『同 DVD-BOX 2』が発売された(英語版DVDはイギリスでリリースされている)。石から生まれた猿・孫悟空の生い立ちから始まる。天界から追放されて500年後、三蔵法師、沙悟浄、猪八戒との出会いを経て天竺への取経の旅をするという冒険活劇。旅中に遭遇するさまざまな厄難とそれに伴う三蔵一行の絆や成長を描く1時間の連続特撮ドラマ。短気だが明るく人情味あふれる悟空、心美しく3人の弟子の良き指南役である三蔵、ニヒルで飄々とした悟浄、大喰いで女性に滅法弱いが愛嬌のある八戒などの演者の個性に合わせたキャラクター設定と、軽妙な掛け合いが人気を博す。本来男性である三蔵法師を女性である夏目が演じる事で、高貴で中性的な三蔵法師像を演出した。しかしながら、(主に低年齢層の視聴者は)三蔵法師が女性だと勘違いした、あるいは本作中において三蔵法師は女性と設定されていると勘違いした視聴者もいた。後にドラマ化された『西遊記』でも三蔵役を女優が演じるというパターンが踏襲されている。最終回は「到着したのはニセ天竺だった」という設定になっており、再び天竺への旅を再開するところで終わっている。このときは必ずしもパート2の制作を意識してはおらず、製作側が視聴者に天竺の神秘的なイメージを持たせることを狙った演出であった。日本テレビ開局25年記念番組として企画・制作。1978年は日中平和友好条約が調印された年であり、当時としては画期的な中国ロケが中華人民共和国中央広播事業局の協力のもと行われた。放送枠は、NHK大河ドラマと同じ日曜夜8時であり、ひけをとらないようにと当時の金額で10億円の予算が投じられた。前年1977年10月からTBSではコメディ人形劇『飛べ!孫悟空』が始まっており、1978年4月にはフジテレビでアニメ『SF西遊記スタージンガー』もスタートしていたこともあり、子供層を中心に西遊記に関心が集まっていたこの年はいわば西遊記の当たり年であり、その流れで満を持して日本テレビが実写版西遊記の製作に踏み切ったわけである。日本テレビは5年前の開局20年記念番組に『水滸伝』を放送しており、水滸伝に続く中国古典ということで西遊記という企画になった。後年DVD-BOXとしてソフト化された際の特典映像の中で、岸部シローが「記念番組ということでギャラが普通のドラマよりも少し割り増しだった」と回想している。なお、夏目雅子は当時の大河ドラマ『黄金の日日』にも出演している。映画監督の内藤誠によれば、もともとは若山富三郎が映画として企画したものであり、悟空は若山、三蔵法師は坂東玉三郎、八戒は高見山大五郎、沙悟浄は仲代達矢が考えられていたという。三蔵法師役は初め坂東玉三郎にオファーされたが即断で断られ、そのために思い切って女優の男役というアイデアになったという話は堺正章なども語っている。平均視聴率は約19.5パーセント。最高視聴率は最終回の27.4パーセント。当時から国民的人気を誇っていたNHK大河ドラマの裏で放送されていたにも関わらず、最終回で27.4パーセントを記録したのは当時としては異例であった。ちなみに同日のNHK大河ドラマ『草燃える』の視聴率は27.6パーセントであり、ほぼ肩を並べたことになる。これは当時の民放番組としては異例のことであった。両者は熾烈な視聴率争いをしており、NHKの関係者が撮影現場にどういうドラマ作りをしているのか見学に来たこともあったという。1979年11月から翌年の2月まで毎週金曜午後6時にイギリスBBCで英語吹き替え版が放送された。その後英語版はオーストラリア、ニュージーランド、香港でも放送されている。中華人民共和国の中央放送局である中央電視台でも放送された。英語版では、タイトルが『 』とされ、悟空がモンキー、八戒がピグシー、悟淨がサンディ、三蔵はトリピタカと呼ばれている。日本国外でのドラマの人気も非常に高く(日本同様に)1970年代のカルト的ドラマとなった。BBCが英語吹き替えの声優陣も個性的なベテランメンバーで堅めたことが、この英語圏での成功につながったようである。イギリスやオーストラリアなどでは現在もこの声優陣が日本のキャスト同様にファンからは愛されている。特に初回放送時は子供達の圧倒的な支持をえて、ファンレターは日本にまでも届けられた。ただ昔のBBCのお約束として、いくつかのエピソードは飛ばして放送しており、欠番となっていた。これらは日本に先駆けてBBC版がDVD化されたことで、補完された。その際に一部のエピソードは旧声優陣でアフレコが行われている。後年、岸部が外国でインタビューされている時、途中で相手から「あなたはサンディでは?」と尋ねられた。「そうだ」と答えると相手の目の色が変わり、同僚らに「サンディがいるぞ!」と呼びかけ、彼らが岸部に駆け寄ったという。一方で中国においては、三蔵法師を女性にした事は、許し難い原作の改竄であるという評価もあった。もちろん本作においては三蔵法師を女性と設定した訳ではなく、女優が男性を演じたに過ぎないので、誤解であるのだが。レイ・パークが『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』においてダース・モールを演じた際、ダブルブレード=ライトセーバーを用いたアクションにおいて、本作の孫悟空の如意棒を使ったアクションを参考にしたという。本作の使用曲はゴダイゴのアルバム『MAGIC MONKEY(西遊記)』にまとめられた。アルバム冒頭には「Monkey Magic」が、オープニングのナレーションのバックに流れるインストルメンタル曲と合わせて1トラックの「THE BIRTH OF THE ODYSSEY〜MONKEY MAGIC」として収録されている。純粋なサントラ盤ではなく、あくまでゴダイゴのアルバムという位置づけから、全曲英語ボーカル入りで「THE BIRTH OF THE ODYSSEY」以外のインストゥルメンタル曲、日本語歌詞版の「ガンダーラ」、堺正章の持ち歌である挿入歌「SONGOKU」など4曲の楽曲は未収録である。パート1放映時に発売されたので、パート2の主題歌「ホーリー&ブライト」は未収録である。ドラマの大ヒットも受け、オリコンの年間アルバムチャートで1位に輝いた。アルバムの詳細は西遊記 (サウンドトラック)を参照。しみじみとしたシーンでかかるバラード(インストゥルメンタルを含む)はファンの心を捕らえた。(パート1&2の)主題歌三曲やパート2の挿入歌「SONGOKU」以上に、この曲が印象深いという人も多く、裏テーマ曲ともいえよう。しかし、実はこの曲はゴダイゴがこれ以前に音楽を手がけた映画『キタキツネ物語』で余ってしまった楽曲であった。タケカワユキヒデが唄う英語バージョンのタイトルは「THANK YOU, BABY」といい、『MAGIC MONKEY(西遊記)』ほかゴダイゴのベスト盤に収録されている。堺正章が唄うこの歌の日本語バージョンのタイトルは「この道の果てまでも」で、堺正章のシングルまたは『しんぐるこれくしょん』に収録されている。堺版は、第11話「昼と夜の妖怪夫婦」、第15話「鳥葬!悪魔の生贄」などで使用された。第15話「鳥葬!悪魔の生贄」では、堺正章のもう一つの挿入歌である「今では遅すぎる」も破門シーンで使用された。同じ日本テレビで、同じくミッキー吉野が音楽を担当した子供向け特撮番組『小さなスーパーマン ガンバロン』から、ジングルなどが流用されている(本作のサブタイトルブリッジは、『ガンバロン』の主題歌の一節)。本編のゲスト出演者が極端に少ない第15、16話では、エンディングに「ガンダーラ」1番の歌詞が表示され、それが終わってから出演者・スタッフのクレジットが出るという形になっている。詳細については(本編スタッフ)(特撮スタッフ)(制作協力)(協賛)『西遊記II』は、パート1が予想を超える大好評であったことから約半年後にスタートした続編である。パート1の流れを基本的には踏襲しながらも、猪八戒役が西田敏行から左とん平に変更、三蔵の愛馬となった竜の化身である玉竜役・藤村俊二を新しくレギュラーに加え、新たな味付けが施された。製作側が刷新を意図したことから、パート1以上にバラエティーに富んだ内容になり、孫悟空や敵の妖怪が巨大化したりと特撮色が高まった一方で、京劇のアクションを入れるというのが裏テーマで、新しくなったオープニングに中国の京劇俳優が出るのはそのため。パート2では、原作「西遊記」に出てこない妖怪の登場等、原作にないオリジナル要素が多く取り入れられ、平妖伝、日本の童謡や映画(シェーンなど)などのモチーフが増える。最終話については、今度ははっきりとパート3を視野に入れていたせいで天竺に到着を結末にせず、ナレーションでも続編を予告するような内容で終了したが、パート3は実現せず、結果的に天竺に到着しない不思議な西遊記になった。平均視聴率は約16.5パーセント。最高視聴率は第13話の21.1パーセント。2007年1月24日に『西遊記II DVD-BOX 1』、同年3月21日に『同 DVD-BOX 2』が発売された。中国ロケはパート1が終了し、パート2が始まる準備期間内に実現した。これは日本のテレビとしては初の中国ロケであったが、まだ台本がなく、無音声でいくつかのシチュエーションが取られた。これの一部が新しくなったオープニングでの映像である。OPの後ろ姿の三蔵は夏目ではなく別人が演じている。三蔵が正面を向いた次のカットは日本で撮影され、編集でつなぎ合わされた。ただしここで撮影されたシーンは劇中では使用されていない。オープニングにクリップ映像として挟まれているだけである。当時は外国ロケは極めて希であり、共産圏となると皆無で、この程度でも中国ロケは快挙といわれた。この宣伝にごまかされてドラマが中国で撮影されたシーンがあると誤解されることがあるが、ドラマ部分はすべて日本(栃木県、静岡県、東京世田谷など)で撮影されている。1970年代後半までにシルクロードでは、中国政府がウィグルで地上での核実験を繰り返し行なっていたので、2009年、夏目雅子が本ドラマの7年後に白血病を発病したことの原因がシルクロード現地ロケにおける被爆であった可能性があると、2009年に理学博士の高田純がいくつかの雑誌で発表した論文で指摘した。しかし実際にはそうした事実はなく、このドラマではシルクロードで俳優をつかったロケ撮影はおこなわれておらず、そもそも夏目は中国ロケに参加していなかった。当時すでに売れっ子になっていた夏目雅子はスケジュールの都合で参加できなかったのである。参加したのは堺正章、左とん平、岸部シロー、藤村俊二の四名。そして中国ロケは1週間ほどで、多くの時間は中国党幹部による歓迎会に費やされた。撮影よりも親善目的だったのである。シルクロード現地ロケなるものは存在せず、オープニング以外で中国ロケで撮影されたシーンは使用もされておらず、ドラマシーンには中国での撮影シーンはない。核実験と夏目雅子の病気は無関係である。詳細については(本編スタッフ)(特撮スタッフ)(制作協力)1993年3月28日に放送された日本テレビ開局40年記念ドラマ。製作は日本テレビと松竹に変わり、撮影もフィルムからビデオに変更された。国際放映が製作した堺正章のシリーズのリメイク作品で、三蔵法師は同様に女優が演じている。宮沢りえの破局会見後初のドラマ出演作としても話題になった。2時間30分の単発ドラマで、物語は天竺に到着せずに終わったが、視聴率は26.9パーセント(瞬間最高33.9パーセント)(関東地区・ビデオリサーチ調べ)を獲得。好評のため、翌年に連続ドラマとして唐沢寿明・牧瀬里穂主演で『新・西遊記』が製作された。ビデオはバップからメイキングを映像特典にしたものが1994年に発売されていた。旧シリーズが三蔵法師をあくまで美男子として描き通したのに対し、今作は女性の美しさを持つ男性でなおかつ、悟空の初恋の少女に似ているという設定にされている。そのため、男性であるはずの三蔵(実際は孫悟空が変身した姿)に猪八戒が体を迫ろうとするシーンがある。悟空、八戒、悟浄は元は人間だった者が落ちぶれて妖怪の姿になった設定に変更されている。孫悟空は神通力を持ったが高慢なため猿に。猪八戒は、村の村長が妖怪の誘惑によって村を没落させて豚に。沙悟浄は、夢を見失った秀才が妖怪の誘惑により人殺しを重ねて河童にという設定である。最強の敵は金角大王。旧作では改心するみこみのある妖怪以外は殺していたが、本作では殺生はしてはならないという三蔵の信条により、金角大王とその息子の銀角大王は瓢箪に封印され、それ以外の妖怪は二人が封印された後、逃げ去ったので、敵も味方も誰一人死んでいない。但し、三蔵の所持品やお供の二人を殺した山賊は後に悟空によって殺害された。

出典:wikipedia

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