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円谷プロダクション

円谷プロダクション(つぶらやプロダクション)は、円谷英二が設立した日本の独立映像製作会社。円谷プロダクションは高度な特殊撮影技術を用いた作品を作ることで知られて『ウルトラシリーズ』を始めとする数多くのテレビ番組や劇場用映画を製作し続けている。円谷プロダクションの作品は『ウルトラシリーズ』に代表されるようにクオリティの高い作品が多いが、それゆえに1本当たりの制作費が高くなり作れば作るほど制作費の赤字がかさむという負の連鎖に長年悩まされていた。やがてこの問題は円谷プロダクションの経営にたびたび大きく影響を及ぼしはじめた。円谷プロダクションの設立当初は創業者の円谷英二の出身の映画会社である東宝との結びつきが強く円谷プロダクションの筆頭株主にもなっており東宝役員が非常勤役員を兼ねたり支配人など事務系スタッフを出向させていた。また東宝の東京都世田谷区砧の撮影所近くにある衣装部の倉庫や東京美術センター(現:東宝ビルト)を円谷プロダクションに提供したり東宝受注のテレビ映画を孫受け発注するなどしていた。1969年に『怪奇大作戦』が終了する頃になってもテレビ局からの新番組の発注はなく仕事が途絶える。経営に行き詰まった円谷プロダクションは資金調達のために増資。筆頭株主の東宝は、これを引き受けて円谷プロダクションの60%の株を取得して子会社化。社長は円谷英二だが東宝からは7人の役員が派遣されて東宝の藤本真澄も代表権を持った。専務取締役は円谷皐、取締役は円谷一と有川貞昌が就任。東宝はリストラによる経営再建策で金城哲夫の所属する企画文芸部を廃止して約150人いた社員を40人にまで圧縮。滞っていた業者への支払いや借金返済についても親会社となった東宝の力によって5年間の猶予期間が設けられた。そのおかげで円谷プロダクションは制作を継続することができた。1970年1月25日に円谷英二の病死により取締役の円谷一が2代目社長に就任。1973年2月9日に円谷一の急死により専務取締役の円谷皐が3代目社長に就任。1979年に映画『ウルトラマン怪獣大決戦』が松竹富士系で大ヒットした際はキネマ旬報にライバルの松竹に塩を送った格好の東宝は渋い顔という記述がある(東宝での配給は断ったという)。1983年に円谷一夫が円谷プロダクションに入社して営業課長に就任。経理は東宝の出向重役が管理しており代表印も東宝が保有していた。これにより東宝のメインバンクであった三和銀行(現:三菱東京UFJ銀行)からの融資も容易になっており経営難を乗り越えることができていた。円谷皐は、この状況を快く思っておらず1992年にTBSへ期限付きで譲渡していた『ウルトラシリーズ』の販売権や窓口権が戻ってくると、これらの権利を担保に得た資金で円谷皐の事実上の個人会社であった円谷エンタープライズが東宝の保有する円谷プロダクションの株を買い取り東宝との資本関係を解消。円谷プロダクションの株は円谷皐が過半数の株を取得する円谷エンタープライズが45.5%を保有して円谷皐も個人として円谷プロダクションの株の15%を所有しており円谷皐が株の過半数を握るオーナー社長として経営にあたった。1995年6月11日に円谷皐が病気により退任して営業部長の円谷一夫が4代目社長に就任。21世紀初頭からは特撮テレビシリーズの本格的再開に伴う制作費の増加の一方で大ヒットに恵まれなかったこと東宝からの離反に伴い後ろ盾の三和銀行をなくしたことによる経営基盤の弱体化して、さらにかねてからのTBSとの関係悪化などにより2007年2月の期決算では売上高約56億円に対して当期純利益は約4,400万円にとどまった。累積赤字の膨張による倒産を危惧した役員は円谷一夫から制作部の円谷昌弘への社長交代を要求して2003年に円谷昌弘が5代目社長、円谷一夫が代表権を持つ会長に就任した。さらに円谷プロダクションを退社していた円谷粲と円谷英明が復帰して一族で経営にあたることになった。一方で専務取締役の高野宏一は、この過程でバンダイの乗っ取りに加担する「クーデター」を計画したとして辞表を出すように要求されて円谷プロダクションを去ることになった。2004年に円谷昌弘が女性社員へのセクハラ問題により辞任して円谷英明が6代目社長に就任。経理の正常化を目指した円谷英明もまた1年後に役員会で解任動議が出されて過半数の株を持つ会長の円谷一夫の同意により解任して東宝不動産の取締役だった大山茂樹が7代目社長に就任したものの2007年6月の取締役会で大幅なリストラを主張した大山を円谷一夫が解任して円谷一夫が復帰する形で8代目社長に就任。円谷プロダクションは銀行からの融資がストップして30億円の累積赤字を抱えて倒産の危機に直面して2007年10月に円谷プロダクションの非常勤取締役の森島恒行の紹介によりCM映像のコンテンツ製作などを手がける映像会社のTYOから当面の資金繰りのために数千万円の融資を受ける。しかし返済できずに担保となっていた円谷プロダクションの株の45.5%を所有する円谷エンタープライズの過半数の株をTYOが取得。さらにTYOが第三者割当増資で取得した株と合わせて円谷エンタープライズの筆頭株主(80%を保有)となった。また円谷一夫が当時保有していた円谷プロダクションの株の22.5%を円谷エンタープライズに譲渡することにより円谷エンタープライズにおける円谷プロダクションの株保有比率を45.5%から68.0%に引き上げた。これらのプロセスを経て円谷プロダクションの経営権はTYOが取得してTYOのグループ入り。円谷一夫が解任されて非常勤取締役の森島恒行が9代目社長に就任。TYOの経営参画後は円谷一夫が円谷プロダクションと円谷エンタープライズの取締役会長として残ったものの円谷プロダクションの設立以来続いてきた設立者一族の円谷家による同族経営に終止符がうたれることとなった。TYOによる内部的な組織改革などが進み、これらと平行して円谷プロダクションとは『ウルトラシリーズ』で強い縁を持つバンダイナムコグループが資本参加。2008年1月21日にTYOは持ち株のうち33.4%をバンダイナムコグループの子会社であるバンダイに譲渡売却。同年に森島恒行が辞任して制作統括の大岡新一が10代目社長に就任。2009年7月には更なる株式譲渡が行われており(現在のバンダイ持ち株比率は49%)バンダイナムコグループの円谷プロダクションにおける経営発言力は増加している。そして、この間に円谷一夫は会長から名誉会長へ退き、その名誉職も2009年に退任となり、これで円谷家は円谷プロダクションの経営から一切排除されることとなった。2010年4月2日にTYOは保有する51%の株すべてをパチンコの開発販売会社のフィールズに売却して円谷プロダクションはフィールズの子会社となった。2000年代後半からエイプリルフールになるとインターネットで手の込んだネタを発表することでも知られる。これらのネタは円谷プロダクション公式サイト「円谷ステーション」を運営するサイバーエデン(円谷英二のひ孫にあたる円谷洋平が所属する会社)が企画して最後に円谷プロダクションが監修するという形をとっている。これまで発表された主なネタは下記の通り。2010年と2013年の2度に渡りインターネットで歴代キャラクターの人気投票を実施している。円谷浩をマネジメントする目的で設置されて円谷浩が他社へ移籍した後も所属タレントのマネジメントを行っていたが慢性的な赤字体質を脱却できず、経営改革に伴い、2007年10月31日をもって閉鎖して所属タレントとスタッフの大半は円谷ミュージックの新会社のT.M.Labに移籍していたが2013年11月をもってT.M.Labが所属アーティストと所属タレントのマネジメント業務を終了したため所属タレントの大半は新たに設立した芸能事務所のvifに移籍。砧に存在した円谷プロダクションの初代社屋。元々は東宝スタジオで京都衣装(現:東宝コスチューム)の衣装倉庫として使用されていた施設であり1964年に東宝が資本参加した際に円谷プロダクションへ提供。京都衣装以前は医療関係の建物であったとされる。2005年の本社移転に伴い名称をKinuta Digital SymphonyとしてCG部門の編集スタジオとして使用されていたが2008年に解体。『快獣ブースカ』に登場した大作発明研究所や『ウルトラセブン』第8話に登場した警察署などは砧社屋の建物を使用して撮影されている。円谷プロダクションの製作以外の作品では『有言実行三姉妹シュシュトリアン』第40話で砧社屋がロケ地の1つとして使用されている。砧社屋2階に存在したヒーローと怪獣の着ぐるみを保管する倉庫。当初は着ぐるみに特化していたわけではなくミニチュアなども保管されていた。2005年の本社移転に伴い収蔵物の多くも新社屋に移されて、その後、着ぐるみや小道具などの一部を陳列した展示スペースとして不定期に一般公開していた。2008年の砧社屋の閉鎖により倉庫も解体されたが京都衣装(現:東宝コスチューム)の時代から存在した衣装整理用の札が貼られた柱の一部は円谷プロダクションで保管されている。怪獣倉庫が『ウルトラファイト』第196話や『ウルトラマンマックス』第24話などの撮影に使用されている。2009年まで存在した東宝の撮影所の1つ。円谷プロダクションの所有施設ではないが『ウルトラQ』以来多くの作品が撮影されて円谷プロダクションの出資により改築も行われるなど関係性は深かった。

出典:wikipedia

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