有限会社ソラは、日本のゲームソフト開発会社。関連会社であった株式会社プロジェクトソラについても扱う。2005年8月15日設立。代表取締役社長は『大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ』、『星のカービィシリーズ』を手がけた桜井政博。桜井が『大乱闘スマッシュブラザーズX』のオファーを受諾した際、様々な事情から任天堂社内での開発よりも新しいオフィスを立ち上げたほうが良いと判断され、「名前は出せないある会社」(2008年1月22日、任天堂ホームページ上のWii.com で公開された「社長が訊く~」の任天堂社長との対談記事でゲームアーツだと明かされた)からの人材協力のもと、この作品を制作するための会社として立ち上げられた。ゲームアーツが携わった経緯は、任天堂の宮本茂の紹介により実現したとのこと。2008年までは多数スタッフが在籍していたが、そのほとんどが『大乱闘スマッシュブラザーズX』開発の為の契約社員であり、正規のスタッフは2名で、『週刊ファミ通』内の桜井政博のコラム『桜井政博のゲームについて思うこと』と、そのコラムをまとめた本『-DX(単行本3巻)』から判断すると、桜井とそのアシスタントであると判断できる。同ソフト開発が終了し、桜井の活動先がプロジェクトソラに移行した現在の活動の状況等は不明。ただ、コラムの『大乱闘スマッシュブラザーズX』に参加した音楽家打ち上げの回にてゲーム作曲者同士の連絡ツールとして活動したい旨を述べている。なお、桜井とアシスタントは2008年6月に入籍している。『週刊ファミ通』付録のゲームメーカー年鑑2007によると、社名の由来は「空のように自由であること」。「桜井政博がフリーで働くための会社なので、ほかの"メーカー"とはちょっと異なるかもしれません(期待しないでください……)。どこかのチームとジョイントしたり、役割を柔軟に変えたりしながら、表に裏に活動していきます。」とコメントしている。株式会社プロジェクトソラとは、任天堂とソラが共同で設立したゲーム開発会社である。取締役と監査役が桜井と任天堂社員となっているが、その他のスタッフはソラと同様に外部から募集した契約社員であった。2009年2月18日に、『大乱闘スマッシュブラザーズX』に引き続き、『スマブラX』と同様に契約社員による開発体系で「『スマブラ』ではないゲームを製作する特殊なプロジェクト」を進める会社として設立および契約社員募集が発表され、2009年5月11日から実際の活動を開始し、募集は2010年2月まで行われた。なお、プロジェクトソラ発表前の『ニンテンドードリーム』2009年2月号で実施されたクリエイターの新年メッセージとして、桜井は2009年の抱負として「伏せ」と書かれた色紙を贈っており、このことを示唆していたのだと思われる。先述のように、開発スタッフは『スマブラX』と同様に契約社員であり、企業契約・個人契約の両パターンで参加しているスタッフの混成である(ゲームアーツが引き続き参加しているかは不明)。なお、ソラにおける『スマブラX』開発に参加した者も一部プロジェクトソラに参加している。創立当時では極秘とされていたが、プロジェクトソラとは任天堂の次世代ハード(後のニンテンドー3DS)用タイトル開発のため立ち上げたものであり、また創立当時から2作目以降のゲーム製作を視野に入れており、第1作目で得た3DSのノウハウを活かしての『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズ新作を製作する計画であった。その後、E3 2010にて3DS用タイトルのため立ち上げたものであることを明かすとともに開発タイトル『新・光神話 パルテナの鏡』が発表された。そして2011年に『新・パルテナ』完成の目処が立った際、任天堂の岩田聡から3DSとともに開発中の新たな次世代ハード・Wii Uを紹介されてどちらのハードで『スマブラ』を開発するかを提案され、桜井は3DSとWii Uの双方で並行開発して両タイトルを連動させる構想を提案した。その後、『スマブラ』新作はバンダイナムコゲームスとバンダイナムコスタジオのスタッフをメインに開発中(桜井が企画・ディレクション)であることが発表され、プロジェクトソラは2012年6月30日をもって解散しホームページは同年7月30日に閉鎖した。桜井は『スマブラ for 3DS / Wii U』発売時のインタビューで「『新・光神話 パルテナの鏡』の製作の際に色々な所から人材を集めたが問題点もあった」とし、「桜井自身が人事や面接を行わなければならないこと」「集まった人たちは各々やり方が違っておりまとまりにくかった」といったことを反省点として挙げている。
出典:wikipedia
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