栃木県サッカー選手権大会（とちぎけんサッカーせんしゅけんたいかい）は、栃木県サッカー協会に登録されているチームのうち第1種（社会人・クラブ・大学）に登録されているチームが参加可能なサッカーのオープントーナメントである。天皇杯全日本サッカー選手権大会の栃木県予選でもあるが、冠大会であり「栃木トヨタカップ栃木県サッカー選手権大会」と呼称されている。他のサッカー競技団体（Jリーグ、JFL、大学サッカー連盟など）の組織変更の影響で、天皇杯全日本サッカー選手権大会の出場枠・開催要項が、度重なる変遷を経ているので、その予選の位置づけにある栃木県サッカー選手権大会の開催要項もそのたびに変更されてきた経緯がある。なお、決勝戦はとちぎテレビで中継されている。栃木県協会に登録の第1種チームの代表による決勝トーナメント（代表決定戦：栃木トヨタカップ）で栃木県代表を決定する。決勝トーナメントへの出場・代表チームは以下の通りとなる。第1種チームのうち、栃木県社会人リーグ代表と栃木県大学サッカー連盟代表以外は決勝トーナメントからの出場となり、それぞれが相当のシード扱いになる。その年次の社会人・学生の関東リーグへの所属チーム数に応じて決勝トーナメントへの出場チーム数も調整される。したがって、シード対象の該当チームが無い場合はシードチームなし（出場枠なし）か、予選直前の成績上位チームをそれに充てる場合もある（年次の状況により事前に調整）。なお、他の都府県の天皇杯予選ではJ3リーグ所属クラブはスーパーシード扱いとなって決勝戦から戦う（J3リーグ所属クラブが2チームある神奈川県を除く）が、本大会ではJFL所属クラブやKSL所属クラブと同列のシードとして扱われる。2012年大会は、予選を勝ち抜いた第1種代表チーム1チーム（作新学院大学が出場権）に、日本フットボールリーグ（JFL）から1チーム（栃木ウーヴァFC）、関東サッカーリーグから1チーム（ヴェルフェたかはら那須）、第2種代表チームとしてプリンスリーグ関東所属の1チーム（佐野日大高校）を加えて行われた。2014年までは2種・高校チームとして高校総体県予選優勝校が参加できた。試合時間は90分間で、決着しない場合は30分の延長戦、なお決着しない場合はPK戦で勝者を決定する。選手の交代は5人まで認められる。

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