ARABAKI ROCK FEST.(あらばきロックフェスティバル)とは、2001年(平成13年)から毎年、仙台都市圏の郊外地域で行われているJ-POP系の有料野外ロック・フェスティバル。主催はGIP。2005年(平成17年)からはゴールデンウィーク中の開催となり、春フェスの代表例となっている。東北地方では最大級の音楽フェス。
横書きの「ARABAKI ROCK FEST.」、および、縦書きの「荒吐」がロゴタイプとなっている。「荒吐」「ARABAKI」「アラバキ」「バキフェス」、「荒吐ロックフェス」など。「アラバキ」は「アラハバキ」と同義で、漢字は当て字なので数種ある。
鹽竈神社の末社の、アラハバキをまつった荒脛巾明神(荒脛巾神社とも。多賀城市)が、第1回の開催地仙台港の近くにあることに由来する。2005年(平成17年)から東北各地を元にしたステージ名が使われるようになった。下記の記載は現在の開催地であるエコキャンプみちのくで開催されるようになってからの名称。以下、年に記載しているものは主な ARABAKI ROCK FEST. 関連イベントの名称(当時公式に公開された名称)この時サイトでは「ARABAKI ROCK FESTIVAL」と表記されている部分があり、現在のロゴタイプ「ARABAKI ROCK FEST.」が完全に確立されていなかった事がわかる。この年は、サーキット形式で3都市で開催された。現在のステージ名で用いられている名称「津軽」「鰰」がこの時に使われている。ARABAKI ROCK FEST.04292005 への準備として2004年(平成16年)は荒吐宵祭が開催された。荒吐宵祭そのものは秋の開催であるが、この時からデザインが桜が使われはじめており、春の開催を前提に進めていたと思われる。はじめてのゴールデンウィーク期間による開催。以後 ARABAKI ROCK FEST. の開催は4月 - 5月のゴールデンウィーク期間中となった。ステージ名に「多賀城 TAGAJYO」「鰰 HATAHATA」「津軽 TSUGARU」「荒吐 ARAHABAKI」を採用。屋内の「accel」を含めて5ステージ構成で行われた。このうち「鰰 HATAHATA」「津軽 TSUGARU」「荒吐 ARAHABAKI」は2006年以降も採用されている。ステージ「TAGAJYO 多賀城」に代わって「MICHINOKU みちのく」ができる。公式には開催地を 国営みちのく杜の湖畔公園 を含めず、「エコキャンプみちのく」のみで表記している。これは 国営みちのく杜の湖畔公園 の北地区と南地区が分離しており、当時 北地区 には「エコキャンプみちのく」ができたばかりであった。「国営みちのく杜の湖畔公園」と記載すると南地区と勘違いされてしまうため、その対処として「エコキャンプみちのく」とだけ記載されている。
2日間の開催となり、キャンプサイトが設けられるようになる。イベント名称から月日が削除され、年表記が2桁となった。ただし、当時の表記として「'」が付いているのは「ARABAKI ROCK FEST.06'」のみであり、次の年からは「ARABAKI ROCK FEST.07」等と「'」が外されるようになった。「荒吐」のロゴタイプが、左上に「荒」、右下に「吐」だった。
例年はサクラが散りかけている時期に開催となるが、この年は開花が遅れ、寒い日が続いた事もあって、ほぼ満開の状態で2日間が開催された。春開催としてサクラをイメージしていた運営者によって最高の2日間となった。しかし、終演には雨となり、これらのサクラはほぼ散ってしまった。
4月29日初日の入場でチケットとリストバンドとの交換作業に時間を要し、入場に数時間要してしまう状況となった。これに伴う参加者からのクレームが主催者に殺到する事になる。この対策として2007年(平成19年)からは一部の先行予約でリストバンドを送付、リストバンド交換所を駐車場に設ける等して、リストバンドを入場前に取り付けるよう対策が取られるようになった。「Date FM」ステージができる。(ラジオ収録。下記では表記していない)
プロレスは夜間から昼間2日間に分けて行われるようになった。「Date FM」ステージに代わって「HANAGASA 花笠」ステージが登場。完全5ステージになった。
キャンプファイヤーライブはこの年から「HANAGASA 花笠」ステージで行われるようになった。増加する参加人数に伴うキャンプサイト対策として、会場近くに2008年(平成20年)公開された「風の草原」を新たなキャンプサイトの場所として開放した。
2日間共雨となり、気温も寒い中の開催となった。この天候に影響され、現在の会場になってからはじめて前年の入場者数を下回った。2009年(平成21年)11月1日、公式ホームページで「ARABAKI ROCK FEST.10」が2010年(平成22年)5月1日・2日に開催される事が公開された。これに合わせて荒吐宵祭(に該当するイベント)も行われる。2010年(平成22年)1月1日、公式ホームページがリニューアルされ、「ARABAKI ROCK FEST.10」の概要が発表された。会場は従来と同じ エコキャンプみちのく であるが、風の草原 が公開され、「国営みちのく杜の湖畔公園 北地区」の記載が行われるようになったことから記載が「国営みちのく杜の湖畔公園 北地区 エコキャンプみちのく」と公開されている。
従来 エコキャンプみちのく にも設けられていたキャンプサイトが 風の草原 のみに設けられることになった。ステージとして「BAN-ETSU 磐越」ステージが追加され、6ステージとなることが公開されている。「HANAGASA 花笠」ステージが合わせて移設され、事実上 国営みちのく杜の湖畔公園 北地区 のほぼ全域を使用する形になった。以下は2011年3月10日時点での発表アーティストで、3月14日に第三弾アーティストが発表される予定であった。東日本大震災発生につき「開催延期」。後ほど「ARABAKI ROCK FEST.11 08」の開催が公表された。会場の エコキャンプみちのく 近くに電車は通っていないため、車両によって会場へ行く事になる。仙台駅および大河原駅より会場行きのシャトルバスが随時行き来している。バス券は前もって購入する必要がある。当日券が存在する場合もあるが、前売りより高値となる。会場入口と会場周辺に用意されている。前もって駐車券を購入する必要がある。会場周辺の駐車場を用いた場合、会場へは無料のシャトルバスが行き来しているため、徒歩で会場に向かう必要はない。(一部駐車場は徒歩で行く事も可能)送迎の場合、専用の昇降場が駐車場に設けられている。会場は国営みちのく杜の湖畔公園であり、期間中は宮城での有数の入場者数をほこる。通常会場へのアクセスは国道286号を通行するが、渋滞を避けるために国道286号の通行を避けて通るように主催者での案内が行われている。
出典:wikipedia
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