「グルメチキンレース・ゴチになります!」は、日本テレビで放送されている『ぐるぐるナインティナイン』内のコーナーである。「ゴチ(になります)」とは「ご馳走(になります)」、すなわち「相手に(食事代を)おごってもらう」の意味。通称「ゴチになります」、または単に「ゴチ」。高級レストランを舞台に、番組レギュラー陣(ゴチメンバー)とゲスト1~2人(VIPチャレンジャー)が値段を見ずに各自料理を注文し、自分が注文した料理の合計金額と番組が設定した金額にどれだけ近づけることができるかを競う(「ゴチバトル」とも呼ばれる)コーナーである。ただし、お酒などの飲み物とご飯(白飯)の単品注文の金額は含まれない。設定金額との差が一番大きかった者(プラス・マイナスは関係なく、その金額に一番遠い金額のことを指す)は全員分の食事代を自腹かつ現金で支払わなければならない(支払いは現金のみ、クレジットカード・デビットカード・電子マネーの利用は不可。)。足りなければ羽鳥を含む出演者(VIPチャレンジャーや最終戦でクビになったメンバーを除く)から借金をして払い、次回収録時に返金する。VIPチャレンジャーや代理出演者、クビになったメンバーなど次回の収録に出演しない者が借金をした場合、次回収録時の所持金チェックにて羽鳥または番組スタッフが実際にその出演者のもとへ行き、借金した金額を受け取る映像が流れ、その後羽鳥からメンバーに返金される。また、VIPチャレンジャーが自ら返金しに行ったりメンバーが直接取りに行く場合がある(最下位が複数の場合は最下位同士で頭割り)。1998年10月23日にゲストとして野口五郎を迎え、「銀座高級すしゴチバトル!!」のサブタイトルでスタート。当時のメンバーはナインティナイン(岡村隆史、矢部浩之)、国分太一(TOKIO)、出川哲朗の4人。進行は羽鳥慎一。当初は月1回の放送だったが、現在は月2〜3回の割合で放送している。2002年のパート3からは中島知子の加入により「年間自腹総額が最も多かった者はコーナーをクビになる」というルールが追加され、これを「クビレース」と呼ぶ。パート12ではパート11で2度目のクビを喫した矢部がパート13で復帰し、新メンバー(このときは杏)が加わるために「ゴチ史上初、2名がクビになる」というルールが適用された。なお、このルールはパート15でも適用されている。(詳細は後述)1月(パートによっては2月)から12月(パートによっては翌年1月)にかけての約1年(パート1は10月から翌年12月にかけての約1年3ヶ月、パート2は2月から翌々年1月にかけての約2年)を一区切りとしており、2016年1月2日からパート17がスタート。なお本項目では便宜上パート○○と表記するが、番組では「ゴチになります!17」(-セブンティーン)あるいは「ゴチ17」のような呼称を使う。グルメ“チキンレース”と題することから連想されるツッパリをモチーフとし、男性メンバーは黒の変形学生服(夏場は暑さを考慮し、背面はメッシュタイプの生地にして通気性を維持)に出演者のシンボルカラーのTシャツ、女性メンバーは各自アレンジされた女子通学服を着用している。男性メンバーは右襟に「ゴチ○(○の中にパート数が入る(パート1を除く))」が書かれているバッジ、左襟に番組のロゴが書かれているバッジ、右腕に腕章(パート10新メンバーお披露目スペシャルまでは上段に「ゴチになります!」、下段にパート数(パート1は上段に「ゴチに」、下段に「なります!」)が書かれていて、パート10第1戦からは紋章に代わった)、女性メンバーは腕章代わりに制服の左胸部分に紋章柄のワッペン(夏場はつけない場合あり)、そして男女とも左胸(最初期は襟)にはそのパートで獲得した1位の回数分、星がデザインされたバッジ(パート2はシンボルカラーの四角形のタイ、パート3以降はシンボルカラーの野球のホームベースに似た形)がつけられる。パート13からはピタリ賞獲得用のバッジが作られた。コーナー開始当初はメンバー全員がリーゼントやパーマのカツラを被っていた。現在は岡村と二階堂がカツラを着用している。記述はMCのナインティナインを除き、先にメンバー入りした順とする。詳しい成績はホームページを参照。名前の横にあるのはシンボルカラー。席順の詳細は後述。MC(パート10・12・15のみ)パート4以外の全パートに参加。イメージカラーは赤■。パート7第3戦まではパンチパーマに口ヒゲのメイク。パート7第4戦以降、カツラはパートごとに変わる。パート10・12・15ではクビになった矢部の代わりにMCを務めている。エコウィーク期間中は半袖や半ズボンの姿で出演する。また、パート7以降(パート13を除く)は新メンバーのレポーターも担当するため、新メンバーの正体を先に知る。船越や森からは「岡ちゃん」、江角からは「岡ピー」という愛称で呼ばれることがあった。最初の料理を食べると下を向いて少しためてから、上を向いて「おーいしー!!」と言うのが恒例。ためる時間を長くしたり、イタリアンの際にはイタリア語で「Buono!!(おいしい)」と言うパターンもある。岡村を含めて3人以上が頼んだ料理の予想では、岡村は自身が最後に予想を言うことを利用して他の者の予想金額の中間の金額にしたり、同じ金額にすることがある。MC(パート10・12・15以外) パート10・12・15以外の全パートに参加。イメージカラーは青■。当初はリーゼント風のカツラをかぶり歯にお歯黒を塗っていたが、パート5以降はいずれもしなくなった。船越からは「矢部ちゃん」、森からは「浩之さん」という愛称で呼ばれることがあった。パート3までは、一品目にご飯もの(リゾットや丼物)のメニューを注文することが多かった。パート1から参加。MCのナインティナインを除けばパート1から全てのシーズンにレギュラーとして出演している。イメージカラーは緑■。パート1初戦では他メンバー同様カツラをつけ、第2戦からは髪をバックで固めていたが、パート1途中からは通常の髪形になっている。また、「ゴチドル」(ゴチのアイドル)とも呼ばれる。パート16から参加。かつてはパート3第11戦にVIPチャレンジャーとして参戦(結果は3位)。イメージカラーは灰色■。制服は短ランを着用。アワビが大好物で、アワビが使われているメニューを1品目にオーダーすることが多い。パート17から参加。かつてはパート16第3戦にVIPチャレンジャーとして参戦(結果は3位)。イメージカラーは桃色■。加入当時の年齢は21歳3か月で「ゴチ史上最年少」、さらに本コーナーでは初の平成生まれ(1994年9月21日生まれ)のメンバーでもある。制服は初戦ではまだ制作中であったため私服での参戦となり、2戦目からは赤いスカーフで白のセーラー服(夏場は同じデザインの半袖)に紺のスカートといった昔ながらの制服を着用し、髪型も80年代に流行った聖子ちゃんカットのカツラをつけている。なお、新メンバーお披露目SPの際、お披露目前に姿が見えてしまう編集ミスがあった。本コーナーのパート1からの仕切り役で、司会・実況・進行の3役を1人でこなす。イメージカラーはパート1-4は灰色■、パート5からは黒■。岡村からは「バード」と呼ばれている。突然声がかすれてしまい、岡村が代わりに進行を務めたことが数回ある。一部のメンバーはクビになった後も『ぐるナイ』の他のコーナーに度々出演したり、本コーナーにもVIPチャレンジャーやメンバーの代理などで出演している。出川哲朗■(黄)パート1-4に参加。リーゼントのカツラに加え、右頬に傷があった。メニューにフォアグラがある場合は注文をすることが多い。中島知子(当時オセロ)■(橙)パート3-6に参加。初の女性メンバーだったが、男性メンバーからの扱いは悪かった。制服はロングスカートで黒(夏は白)のセーラー服を着用。セイン・カミュ■(紫)パート4に参加。初戦では金髪リーゼントのカツラを被っていた。年間無敗を達成しゴチを卒業。船越英一郎■(灰色)パート5-10に参加。自称「船『ゴチ』英一郎」。他称「食の変態」、「うんちくサスペンス野郎」(岡村が命名)。一品目には肉料理を注文することが多い。優香■(桃色)パート7に参加。かつてはパート2第12戦にVIPチャレンジャーとして参戦。制服は白のカーディガンにチェックのミニスカートを着用。第11戦から「うなずきん」優香バージョンを飾っていた。井上和香■(橙)パート8に参加。かつてはパート6第9戦にVIPチャレンジャーとして参戦。制服は標準的な黒(夏は白)のセーラー服を着用。一品目は肉料理(特に豚肉を使ったメニュー)を注文することが多かった。森泉■(桃色)パート9-10に参加。かつてはパート8第9戦にVIPチャレンジャーとして参戦。岡村と江角からは「イズミール」、国分と船越からは「泉ちゃん」、矢部からは「泉さん」という愛称で呼ばれた。制服は祖母の森英恵が本コーナーのためにデザインしたグレーのブレザー服とスカートを着用。シンボルカラーのネクタイを着けている。江角マキコ■(橙)パート10-16に参加。制服は標準的な黒のブレザー服とスカート(パート10の夏 - パート11初戦までは藍色のブレザーとワンピース風の制服、パート11からパート15第14戦までの夏服はセーラー服、パート15第15戦からの夏服はワイシャツと赤のネクタイ)を着用。リボンを着けている。レギュラー加入から数年後には『ぐるナイ』の他のコーナーにも度々出演している。佐々木希■(桃色)パート11-12に参加。制服は森を受け継いでおり愛称はノゾミール。初出演当時は21歳10ヶ月で当時としては「ゴチ史上最年少」だった(その後パート17で二階堂が記録を更新)。田山涼成■(黄)パート12に参加。初出演当時は59歳で「ゴチ史上最年長」。愛称はたーさん。杏■(桃色)パート13に参加。メニューにエビがあるときは、1品目に必ず注文する。上川隆也■(紫)パート14-15に参加。この番組がバラエティー番組では初レギュラー。学生服をきっちり着こなしているため「委員長」と呼ばれていたが、値段予想に自信がない時は岡村から「ビビり川」とも呼ばれる。かつてはパート12第26戦にVIPチャレンジャーとして参戦(結果は2位)。平井理央■(黄)パート15に参加。元フジテレビアナウンサーで、ゴチレギュラーメンバーとしては初のフリーアナウンサー。制服はブレザーを着用(夏場は第12戦から第14戦までと第19戦からはワイシャツにリボン、第15戦から第18戦までポロシャツを着用)。岡村から「ヒラリー」の愛称で呼ばれていた。※パート2までは4人体制、パート3以降は女性枠が増設され5人体制。パート9で森が残留しパート10より江角が加入したため、初の女性レギュラー2人体制になり、第7戦からは船越が出演を一時休止するため、男女2人ずつの合計4人体制となった。パート11で矢部が復帰し5人体制が復活、準会員枠が設けられた。パート12とパート15はクビ2人(後述)のルール制。※以下は、代役に関する補足説明便宜上パート17のルールを記す。パート末に行われる「大精算スペシャル」で1位になると、それまで払った年間自腹金がその場で現金になって戻り、年間自腹総額も0円になる。また、メンバー代理が支払った自腹金は、代理を務めた者に精算される。メンバーが仕事の都合や体調不良で欠席した場合は、クビレースに不平等が生じないよう代理として出演する(パート10の船越を除く)。代理出演者がおみや代を支払ったり最下位になった場合はそのメンバーの自腹額に加算される(コンビの場合は2人とも対象)。前述の通りパート3での中島の加入でメンバーが増えたことにより新設されたルール。年間を通して最も自腹金額が高かった者が本コーナーから降板させられるもので「クビレース」と呼ばれる。お店がメンバーに用意するお土産のこと。代金は自腹金額に加算され、最下位の者(パート8以降は2位以下のうち1名。詳しくは後述)が支払う。なお、おみや代も年間自腹総額に加算される。パート6以降は「羽鳥の分のおみや追加とスペシャルの際には視聴者プレゼント用に10人分が追加される」という追加ルールが設けられた。バトルに参加していない羽鳥も毎回おみやをもらうため、メンバーやVIPチャレンジャーから「参加していないのにタダでもらえる」や「何でもらってるの」と言われることがある。スペシャルの場合の視聴者プレゼントの応募方法はは以下の通り。前述の通りパート7までは最下位となった者が食事代と合わせておみや代も支払っていたが、パート8以降は2位以下のうち1人が支払うことになった。注文した料理の値段の合計が目標設定金額の±500円以内(例:設定金額2万円の場合、1万9,500円-2万500円までが該当)だった場合、順位に関わらずニアピン賞を獲得し、賞品を賭けたゲームに挑戦する。賞品と選択方法は以下の通り。なお、ニアピン賞の賞金で年間自腹総額を減らすことはできない。なお、おみや代を支払うことになった者もニアピン賞だった場合に賞金を獲得できるが、賞金を手にした後におみや代を支払い、年間自腹総額にもおみや代がそのまま加算される(賞金との相殺は不可)。順位発表時にニアピン賞対象額から外れていた場合は羽鳥が「ということでニアピン賞残念でした〜」を言うと共にニアピン賞の封筒が置かれたテーブルが撤去されるのが恒例だが、前の順位が±500円だった場合は行われない。1回のバトルでのニアピン賞の最多は、パート13の第1・7・9戦とパート15第19戦の4人。パート6第11戦から『ぐるナイ』携帯サイトで、その回の1位と最下位(全ての順位だった時期や、料理の値段予想だった時期もある)を予想するクイズが行われていた。正解者の中から毎回抽選で番組グッズがプレゼントされ、パート終了時に正解数が最も多かった人に、違うプレゼントも用意されていた。パート15終了と同時にゴチカルチョ!も終了した。芸能人4人が参加、挑戦者はそれぞれ食べたいメニューを1品注文し、注文した料理の値段を予想するが、「ゴチになります!」と違い、注文したメニューを食べずに行う。全員の値段予想が終了すると、お店紹介者は挑戦者が注文した料理を全てを食べて、それぞれの料理についてコメントをするので、それを基に予想金額を変更をする。終了後は結果発表になり、1位(注文した料理の金額と予想金額が一番近かった者)の者は注文した料理を食べられるが、最下位(注文した料理の金額と予想金額が一番遠かった者)は全員分の食事代を自腹かつ現金で支払い、即退場させられる(全員金額差が同額の場合は、再び予想金額を変更をする)。店は3店舗で行い、店舗毎にお店紹介者が同行する。進行は羽鳥とナインティナイン。コーナーの流れは「ゴチになります!」の基本ルールと同じだが、所持金の紹介・設定金額の発表・ラストオーダーはなし。結果発表は1位のみ呼ばれ(発表され)、最下位はトントンで発表する(挑戦者が2人の時はトントンで発表、トントンを行うのは岡村で、「お助けナイナイ」施行回はナイナイの中、値段予想の手助けをしてない方)。
出典:wikipedia
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