ドラコは、円谷プロダクション制作の特撮作品『ウルトラマン』をはじめとするウルトラシリーズに登場する架空の怪獣。別名は彗星怪獣。英字表記は"DORAKO"。翼はトビウオの胸鰭(むなびれ)にちなむ。足は靴の形状をしており、指らしきものがない。両手に鎌があり、背中には翼が生えている。再生姿を除き、頭部に1本の角が生えている。『ウルトラマン』第25話「怪彗星ツイフォン」に登場。彗星ツイフォンが地球の近くを通過した際、地球へ飛来した宇宙怪獣。1本の短い角と巨大な翼を持ち、体表は黒いタイルのような皮膚で覆われている。両手の鎌を武器としており、素早い動きで飛翔して敵を翻弄する戦法を得意とする。飛行速度はマッハ2。日本アルプスの山中でギガスや途中から介入したレッドキングと三つ巴の戦いとなる。ギガスとの戦闘では互角以上に戦ったのに対し、レッドキングとの戦闘では一度目は空を飛んで攻撃を回避するが、二度目は足を捕まれて地上へ引きずり降ろされたうえ、翼をむしり取られて飛べなくなったことで弱体化する。その後は2匹によって徹底的に痛めつけられる。『ウルトラマン』第37話「小さな英雄」に登場。資料によってはドラコ(再生)とも表記される。ジェロニモンの力で復活した個体。頭部の角が新たに4本増えて両手が5本指となり翼がなくなるなど、外見が多少変化している。闘争本能は健在で、同時に復活した再生テレスドンと小競り合いになるが、大岩山から響くジェロニモンの唸り声を聞いておとなしくなる。その後、再生テレスドンと別れて科学特捜隊と戦う。再生テレスドンが倒された後、ウルトラマンの出現を当てにして助けを求めるばかりで戦おうとしないイデを襲った際、彼の身代わりになったピグモンを叩き潰して殺害する。それを見て激昂したハヤタから一喝されて正気に戻ったイデにより、新兵器「スパーク8」の攻撃を受けて木っ端微塵にされる。特撮テレビ番組『レッドマン』第8・11・63・66・73・77・78・128・132・134・135話に登場。第8話でレッドマンと戦って敗れ、第66話ではグラナダスと組んでレッドマンに挑むが敗れ、第132話ではゼットンと組んでレッドマンと戦うがレッドキックを受けて倒される。特撮ビデオ作品『ウルトラマンパワード』第12話「パワード暗殺計画」(米国版サブタイトル:FALLING STARS SPELL TROUBLE)に登場する。初代と区別するため、玩具などではパワードドラコと称される。サイコバルタン星人がパワードの実力を測るために送り込んだ怪獣で、かなりの戦闘能力を持つ。以前バルタン星人が乗ってきた物より大型の繭から現れる。目が赤目で体表はピンク色など、初代と比べて外観がかなり異なる。初代は顎が上下に開くものだったのに対し、こちらは顎が左右に開くよう変更され、本作品のバルタン星人やゼットンと同様、昆虫的なイメージに統一されている。巨大な翼を持つが、飛行能力はない。武器は袋状の両腕から無数に取り出される鎌で、どこからか現れたレッドキングの喉を掻き切って瞬殺する。この鎌はパワードの身体を切り裂くほどの切れ味を持ち、投擲武器としても使用可能で、ストライクビートルを撃墜する。生体反射外骨格で構成された身体はあらゆる光線技を跳ね返し、メガ・スペシウム光線を跳ね返して一度はパワードを撤退に追い込む。この戦いで得たパワードの交戦データを母船のゼットンに転送する。その後、夜の市街地で再びパワードと戦い、鎌でパワードの胸を裂いて大ダメージを与えるが、ストライクビートルのスティンガーミサイルを同一箇所に連続で撃ち込む作戦で生じた傷にメガ・スペシウム光線一点集中放射版を受け、撃破される。特撮テレビ番組『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』第2話「レイオニクスバトル」に登場。フック星人(RB)に操られ、惑星ハマーでエレキングと対決する。翼を生かした飛翔と両手の鎌による攻撃で戦いを優位に進めるが、レイを援護するために放たれたゴースタードラゴンのミサイル攻撃で怯んだところを反撃される。最後はエレキングとの格闘の末、初代と同様に翼を毟り取られ、放電光線を受けて倒される。第10話「新たな戦いの地平で」に登場。ドラコの再生した姿で、フック星人(RB)に操られる。ゼットン星人(RB)のテレスドンと対決するが、突如乱入してきたダイルが操るキングジョーブラックの空中からの攻撃により、テレスドン共々爆死する。映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』に登場。光の国に辿り着いたミライとレイを襲撃し、ベムスターやサラマンドラと共にシャプレー星人(RB)に指揮されてウインダム、ミクラス、アギラと対決する。新たな武器として口から火球を吐く。主にアギラと戦うが、その素早い攻撃に追い詰められ、空中に突き上げられたところに角攻撃を受けて爆発する。また、百体怪獣ベリュドラの胴体を構成する怪獣の1体としても登場する。『ミラーファイト2012』第2話「怪獣行進曲」に登場。ミラーマンとドリゴラスと共に仲良く行進する。しかし最後尾を歩いていたドラコはドリゴラスの尻尾を踏み、ミラーマンが気付かないまま2匹は取っ組み合いの喧嘩を始める。ドリゴラスが棒を持って応戦しようとするとドラコは手の鎌(鍵爪)で応戦し相打ちになる。一方、行進を続けていたミラーマンは2匹がいないことに気付くと一人激怒する。映画『ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル ウルトラ怪獣☆ヒーロー大乱戦!』に登場。ウルトライブシミュレーションで健太がライブし、飛行能力を活かした奇襲攻撃で千草のライブしたテレスドン(SDI)を襲うも、テレスドンのパワーに押されていく。形勢不利と見た健太がバルタン星人(SDI)に乗り換えたため、その場から退場した。第18話「ワタルの恋」に登場。ムーの回想シーンに登場。かつて、宇宙のどこかの惑星でムーを痛めつけていたらしい。それを止めようと出現したウルトラマンエックスに戦いを挑むもパンチの一撃で吹き飛ばされ、あえなく撃退された。なお、これをきっかけにムーはエックスを慕うようになったが、地球にムーが飛来するまでエックスはそのことを忘れていたようである。
出典:wikipedia
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