M10（マグニチュード テン）は、かつてテレビ朝日で放送されていた深夜の生放送のバラエティー番組である。略称はM10（エムテン）。放送時間は月～金深夜1時（翌午前1時）～2時30分。1992年10月19日～1993年10月1日放送。準レギュラーとして、ハイヒール（リンゴ・モモコ）や中山秀征などが週替わりで出演。のちに中山秀征と山田雅人が司会をするようになった。やしきたかじんが出演していた金曜日には、「たかじん　男の料理」というタイトルで、本番中にたかじん・トミーズ雅が服部栄養専門学校の生徒と一緒に料理を作るコーナーを放送。たかじんは毎回、当コーナーのために、自ら巻紙のような進行表を作るなど綿密な準備を進めていた。しかし、中山と大竹まことをゲストに迎えた日（1992年12月11日）の当コーナーで「こんにゃくステーキ」を作ろうとしたところ、調理に必要な「塩」（「味の素」）が用意されていないことにたかじんが激高。本番中にもかかわらず、いわゆる「味の素事件」を起こした（詳細はやしきたかじん#味の素激昂事件を参照）。この一件では、トミーズ雅が「『味の素を入れた』ということにしましょう」と軌道修正を試みたものの、たかじんは怒りのあまり調理を放棄。そのまま帰った。。たかじんは、関西テレビで2008年6月20日に放送された冠番組『ムハハnoたかじん』において、生放送中に「味の素事件」を再現。「味の素事件」に至った背景として「かねてから当番組のスタッフと意思疎通などの点で折り合いが悪かったので、クビになる気で事件を起こした」と明かしたうえで、「事件を起こしたにもかかわらず、後日（当番組の）プロデューサーに『次回から録画にしましょう』と言われて驚いた」と語っていた。

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