松本 太郎（まつもと たろう ）は、日本の牧師、漫画家、シンガーソングライター、ミュージシャン。東京都練馬区生まれ三重県出身。日本ルーテル神学大学（現・ルーテル学院大学）、日本ルーテル神学校卒業。漫画家の松本次郎は弟。実家はルター派の教会。高校時代は美術大学への進学・音楽活動による芸能界進出の希望もあったが、熱心なクリスチャンでもあり、高校の先生の勧めをきっかけに神学校に入学。在学中はバンドを組んでライブハウスで演奏もしていた。授手礼を日本福音ルーテル教会で受け、日本福音ルーテル京都教会の牧師になった。その後、日本福音ルーテル松山教会に転任し、勤める傍ら、1992年に『シーソー』で講談社のちばてつや賞準大賞を受賞し、漫画家として週刊モーニングからデビュー。デビュー後も牧師を務めながら漫画制作、音楽活動などを行っている。　漫画家としての代表作に『ストレイキャット』『グレートワン』『流星少女』など。早い時期から作画にCGを導入。最初のCGを用いた作品は、当時人気だった週刊モーニングのシリーズ作「LOVE PLANET」である。ファンタジー作品『ストレイキャット』は3歳のとき映画館で見た、宮崎駿の関わったアニメーション『長靴をはいた猫』がモチーフだという。この作品は2016年からまんが王国で配信されている。2010年から電子漫画雑誌コミックラウドで「ノブナガール」を連載した。　2014年から日本基督教団出版局の「礼拝と音楽」誌でカット画を連載している。自身の単行本『ストレイキャット』の巻末インタヴューや、ブログ等で性同一性障碍の中核群であることを公表しているものの、教会での宣教上の問題や漫画家として名前が知られていることなどを理由に男性名のまま活動している。2007年6月に名古屋の池田公園で行われた、民主党の尾辻かな子と木村真紀 の同性結婚式で司式を務めたことでも話題をよんだ。

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