一本松古墳（いっぽんまつこふん）は、愛知県名古屋市昭和区にある古墳。所在地は名古屋工業大学のキャンパス中央付近、大学会館正面にあり、現在は直径36メートル、高さ8メートルの円墳状だが、本来は5世紀後半に全長70〜80メートル・3段で築造された前方後円墳と言われており、八幡山古墳を中心とした古墳群の中の一つと考えられている。周囲を整備した際に円筒埴輪が多数出土し、同大付属図書館と名古屋市博物館に保管されている。同大学の学生に伝わる伝説として、古墳に登ると留年する（単位を落とす）というものがある。その為、大学生協の食堂前という好立地にある小さな丘であるにもかかわらず、古墳に上ったり腰かけたりして昼食を取る学生はほぼ皆無である。

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