『グリムグリモア』 (gRiMgRiMoiRe) は、2007年4月12日発売のPlayStation 2用のシミュレーションロールプレイングゲーム。正式なジャンル名は魔法ファンタジーRTS(リアルタイムシミュレーション)。キャラクターデザインは前納浩一。作曲はテーマ曲が崎元仁、それ以外が金田充弘、岩田匡治、阿部公弘、上倉紀行。初回限定版には崎元仁プロデュースのサウンドトラックCDが同梱された。少女リレが魔法学校に入学してからわずか5日後、復活した悪魔によって塔にいた全ての生命が死に絶え、突如5日前に遡ったリレだけがその難を逃れた。繰り返される5日間を、リレは終わらせることができるのだろうか。大半のキャラクター名はリキュールやカクテルの名前から取られている。メインシナリオである「ダイアリー」は会話イベント→プラクティス(戦闘)→会話イベント→セーブ画面の流れで進む。一度見たイベント、プラクティスはいつでも選択することが可能。メインシナリオとは別に、「フリートライ」というプラクティスのみのチャレンジモードもあり、メインシナリオの進行に合わせてチャレンジできるシナリオが増えていく。フリートライでは使える魔法があらかじめ決められており、ストーリーでは手に入れていない魔法を使用できる場合もある。戦闘フェーズでは難易度を「SWEET」、「EASY」、「NORMAL」から選択でき、ダイアリーとフリートライの全てのエピソードをNORMALでクリアすることで「HARD」を選択できるようになる。戦闘では自軍のユニットにリアルタイムで指示を出しながら進めていく。自陣の死守と敵勢力の撃破が基本的な勝利条件だが、一部では「20分間耐久」など防衛戦を展開するマップもある。自軍の増強のためにはまず魔法陣を設置し、そこから使い魔を召喚する。召喚した使い魔に指示を与えクリスタルからマナを採取し、それを元に魔法陣の強化と使い魔の量産を進めていく。魔法陣は使い魔の召喚と強化を行うものであり、全ての戦略の土台となる。精霊魔法、錬金術、黒魔術、交霊術の4系統にそれぞれ3種、合計12種の魔法陣がある。魔法陣にはレベルがあり、設置した直後はレベル1。マナを消費してレベルを最大5まで上げることにより、より強力な使い魔の召喚が可能になり、使い魔への補助効果も高まる。使い魔には4系統以外にも「サブスタンス(実体)」または「アストラル(幽体)」というタイプがあり、「アストラルには攻撃できない」「サブスタンス相手には効果が薄い」など得手不得手がある。一部の使い魔は自分または他の使い魔のタイプをチェンジさせることができる。魔力の素であるマナは魔法陣の設置、及びそのレベルアップ、使い魔の召喚など、自軍戦力を増強する際に必要不可欠となるもの。プラクティスの際には敵軍との戦闘と平行して、いかに効率よくマナを採取するか、そのマナを何のために用いるかについて腐心しなければならない。マップにはクリスタルと呼ばれるマナの結晶が点在しており、このクリスタルの周囲に聖域を作ることによりマナの採取が可能になる。聖域にも魔法陣と同じ4系統が存在し、ある聖域からマナを取り出せるのはその系統に属する使い魔のみとなる。また敵軍が作った聖域からマナを採取することはできず、一度聖域を破壊してから改めて自軍の聖域を構築しなければならない。聖域の構築とマナの採取は、一部の限られた使い魔しか行うことは出来ない。クリスタルのマナ貯蓄量には上限があり、採取しつくしてしまうとクリスタルは消滅、以後そこからはマナを採取できなくなる。一部のマップでは敵軍の物量に比較してマナの総量が少なめに設定されており、節約しながらの進軍が求められる。
出典:wikipedia
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