『江頭2:50のピーピーピーするぞ!』(えがしらにじごじゅっぷんのピーピーピーするぞ)は、2006年8月17日よりインターネットテレビにて放送が開始された視聴者参加型のトーク番組である。略称は「PPP」。出演者は、早川亜希。2010年10月30日配信の回で、番組存続の危機により一時放送(更新)を休止(詳細は、後述#番組存続問題にて)、2011年3月4日より更新が再開した。再開時よりワイド画面での制作となっている。2016年4月1日配信の回で、再び放送休止となっている。当初は、TOKYO FMのインターネットコンテンツ『TFM+』(ティーエフエムプラス)で配信開始。その閉鎖に伴って、現在は、株式会社ぱっぷるが運営するインターネットテレビ局『Mopal』へ移行した。番組開始時から2007年の配信分までは、東京・渋谷のTOKYO FMスペイン坂スタジオで原則毎週金曜日の13:00から公開収録を行い、翌週の木曜日に配信が開始。2008年の配信分からは、隔週の第2・4金曜日13:00~14:00に公開収録、隔週の第1・3木曜日16:00から配信が開始されるようになった。2009年2月の収録分から(2009年2月19日配信の第93回以降)、会場が東京・お台場のデックス東京ベイスタジオへ移転し、第2・4木曜日に収録となった。配信動画は、第100回までがWindows Media Playerを使用するASXファイル形式であったが、第101回以降からはAdobe Flash Playerを使用するFLVファイル形式となった。過去の放送は配信開始からOA後、4話分視聴することが可能である。2008年7月5日には「江頭2:50がお台場でピーピーピーするぞ!!!」と題し、TOKYO CULTURE CULTUREにてライブイベントが行われた。この模様は2008年7月17日の第79回で配信された。2010年6月29日より、ニコニコチャンネル「mopalチャンネル」の開設に伴い、本放送は番組ホームページのほか、公式にニコニコ動画で配信されることとなった。なお、番組ホームページのプレイヤーもニコニコ動画ベースのものに変更されており、コメントを見ながら視聴するだけなら、ニコニコ動画への会員登録は不要(コメント投稿はできない)である。2010年10月21日配信の第132回にて、メインスポンサーの一つであるアラジンの降板が発表され、そのため、次回10月30日配信の第133回で、番組の放送(更新)が一時休止となった。(詳細は後述「#番組存続問題」にて)。同時にツイッターが開始された。2011年1月11日、出資額が予定の半分に達したため、月一回配信での番組再開となり、さらに2011年10月より月二回配信に復帰したが、出資額が伸びず二回目が配信されなくなった。2012年11月2日配信の第163回をもって、デックス東京ベイスタジオが閉鎖のため公開収録は終了。11月22日に、「江頭2:50がTAMA映画祭でピーピーピーするぞ!!」と題し、TAMA CINEMA FORUMの会場の1つである、東京都多摩市立永山公民館・ベルブホールでライブイベントを開催した。2016年4月に放送休止するまでは、高田馬場にある四谷天窓で公開収録が行われていた。2016年8月31日に、10周年記念スペシャルライブを東京都杉並区にある座・高円寺2で開催される。「江頭2:50のピーピーピーするぞ!」(以下「PPP」)は、江頭にとって初のトーク番組である。映像配信されているため、基本的にテレビ番組ではあるが、ラジオ専用のスタジオで収録し、内容がトーク中心とされていることからか、出演者の2人はこの番組をラジオとして考えている節が多く見られる。江頭は、これまで数多くのテレビ、ラジオ、舞台等に出演しているが、特にテレビに関してはバラエティ番組(「めちゃ×2イケてるッ!」など)で急に飛び出してきて暴れまわったり踊ったりするような役回りが多く、普通にトークをするという機会は少なかった。そこで「PPP」では、江頭が彼の身の回りで起こった出来事や話題になっていることに関する話をしたり、視聴者の悩み事を聞いたり、彼の趣味である映画の評論をしたりと、テレビでは見られない江頭の一面が見られる内容となっている。また、江頭のトレードマークである上半身裸に黒のスパッツ姿はこの番組でも健在である。番組名の「ピーピーピー」とは、放送禁止用語や不適切な発言をした時に、それを隠すために発せられる「ピー音」と、司会の早川亜希が番組中携帯している笛の音の二つにちなんでいると考えられる。同番組中でも江頭はそのような「ピー音」が入るような発言をする事が多く、モザイクがかかるような卑猥な仕草をすることも少なくない(禁のマークで隠される)。とはいえ、それがまた江頭の「売り」の一つでもあり、番組の特徴とも言える。公開収録では当然ながら「ピー音」は入っておらず、何を言ったか聞けるという事が公開収録に来ることの最大の特権ともいえる。上記のように、そのままでは放送できないような内容が多く含まれているため、基本的には収録放送であるが、2006年に2回生放送を行っており、そのときはピー音やモザイクがかからないまま放送された。ただし、生放送終了後に処理をしてその後配信された映像にはピー音やモザイクが施された。なお、江頭本人は恥ずかしいといって、過去の自分の放送を見ることはないという。以下に挙げるのは正式な出演者ではないが、番組上でキーポイントになる人物である。オープニング、フリートーク、エィガ一刀両断、江頭解剖○×クイズ、エンディング以外は、毎回登場するコーナーが異なる。早川のみの時事ネタを交えた挨拶で番組はスタート。その後早川の「それでは、"〇〇芸人"に登場していただきましょう、江頭さーん!」という呼びかけのあと、布袋寅泰の『スリル』にあわせ江頭が登場。「シャチホコ立ち」などの決めポーズをした後に「○○○でーす!」と、最近話題の人物などを名乗る(特に収録時に悪い意味で話題を呼んでいる人物を名乗ることが多い)。著作権の問題からか、100回目以降の配信動画および江頭2500人隊(仮)会員限定の過去動画では江頭登場時のBGMが別の曲(DVDで変更されたものと同じ)で流れている。収録現場では『スリル』のままである。正式なコーナーではないが、番組の最初に行われる2人のトーク。早川の「今週、何かいいことありました?」で始まり、江頭が最近気になったニュースや自分が経験したことなどを話す。最近は過去に自らが起こした数々の出来事について振り返ることもある。その後、同様に江頭が早川にも話を振るが、早川はその日のファッションを紹介してから話題を切り出す(前述の制作協力のため)。配信動画では時間の都合上、早川のフリートークがカットされることが多々ある。また、江頭がフリートークで強烈な下ネタを炸裂させた後に、早川へフリートークを唐突に振り、あまりの流れに早川を撃沈させることもしばしばである。早川・江頭と観覧者がゲームを行う。抽選によって選ばれた人がスタジオの中へ入り、成功すると番組ノベルティがもらえる。失敗すると罰ゲームを受けることになる。早川・江頭がゲームで対決をして、負けた人は罰ゲームを受けることになる。なお第1回目は江頭に不利な状況でバトルが進められ負けてしまったため江頭は「このバトル自体が罰ゲームだよ」と言っていた。2007年11月1日配信分から開始されたコーナー。まだまだ知名度が低いこの番組を盛り上げるべく、ファンが広告隊となって番組の宣伝につとめる。劇場公開中の映画の中から、映画の予告編のVTRを流した後にストーリーの説明をし、映画の場面解説や感想を語り、最後に10点満点中何点かを採点する。江頭の評価に関わらず、最後は早川の「ぜひ劇場でご覧ください」の言葉で締められる。ネタバレは多めであるが、実際の場面を再現し、映画の雰囲気を伝える江頭の貴重な姿を見ることができるコーナー。また、このコーナーがきっかけで江頭は『江頭2:50のエィガ批評宣言』(ISBN 4594054781)(扶桑社)を上梓するに至った。ちなみに、その著書で彼は「例え、どんなにつまらない映画があったとしても、批評するオレよりも映画のほうが上だ!もし、その映画がクソでも、オレはそれをエサにしてしか生きていけないハエなんだ。批評することは簡単だけど、創ることは難しいぜ!」と述べている。コーナー名は「診断所」にかけたダジャレである。出演者の江頭2:50と早川亜希がカウンセラーとなって、相談しに来た人たちの悩みを解決するというもの。当初は相談者がスタジオの外からガラス越しに相談するという形式だったが、現在は相談者がスタジオ内に来て相談するという形になっている。相談者はプライバシーを考慮してか、SM嬢のような仮面をつけている。同コーナーでは、アシスタントカウンセラー役の早川亜希が白衣にメガネ姿、カウンセラー役の江頭は本来の黒のタイツから白衣をイメージした白のタイツにはきかえてから行われる。なお、この白のタイツは以前パナウェーブ研究所に潜入するために作成したもの。コーナーの基本的な流れは、相談者から相談内容を聞き、それに対して江頭と早川が解決策を提案して、最終的に公開収録に来た人たちの○×の札による多数決で、どちらの案を採用するかが決まる。また、スタジオに来た観客にも意見を訊くことがある。観客の多数決は江頭の意見に賛同する場合は○、早川の意見に賛同する場合は×である。たまに、2人の意見が一致することもある。相談者本人の意思は反映されない。また、同コーナーは夕刊フジの「ちょい悪フジブログ」とも連動しており、コミュニティサイトを通じて江頭に相談することもできる(ブログは毎週月曜日更新)。2007年9月13日配信分ではコーナー内で江頭が夕刊フジに対する暴言を吐いており、その後夕刊フジの関係者が観覧に来ていたことを知り後悔をしていた。2012年8月3日配信の第159回では、相談者がドタキャンしたため急遽観覧者から悩みを募集した。公開収録に来た人のみ参加できるコーナーで、通常エンディング前に行われる。江頭2:50に関する問題を○×で答える。問題は「江頭さんだったら○○する?」というように、江頭に対する質問形式で出される。間違うとその時点で終わりだが、江頭の独断で続けられることもある。最後までに残った人にはプレゼント(番組ノベルティ)を貰うことができる。たまに、江頭が持参したお土産を一緒にもらえることもある。早川が着ていた白衣や笛がプレゼントされたこともある。記念品を貰うことになった人は、このときにスタジオの中に入ることができる。スタジオの中に入ることができる貴重な機会であるが、スタジオで江頭の襲撃に遭うことも。事前にテーマに則って観覧者、リスナーの失敗談を募り、勝ち抜き戦でダメ人間No.1を決める。心男女のコーナーの時間帯に配分された相対するコーナー。このコーナーでも早川は伊達メガネ、江頭は白タイツ着用で登場する。駆け出しの新人アイドルが自身の宣伝を賭けて出演するが、江頭は収録後にタレントの所属事務所から叱責を受ける事をお構いなしに好き放題アイドルを扱う。2009年より始まったコーナー。「食の安全が完全に崩壊した今、真贋を見極めるのは己の舌のみ」というコンセプトで行われる。江頭が謎の料理(食材)を食べ、それの原材料を当てるというコーナー。ルールは第一ヒントで江頭が正解した場合は早川が罰ゲーム100%、第二ヒントで50%、正解できなかった場合は江頭が100%罰ゲームを受ける。基本的に出される料理は総じて珍味・ゲテモノ色が濃い場合が多い。108回(2009年10月1日配信分)より始まったコーナー。「世界でエコが叫ばれる中、番組でも視聴者とともにエコグッズを考案して地球を救う」というコンセプトで行われる。毎回使用する物を決めて、視聴者がエコグッズのアイディアを応募する。江頭は応募の中から最優秀作品を選び、エコエガ賞をプレゼントする。111回(2009年11月19日配信分)より始まったコーナー。 タイトルは「中学生日記」のパロディ。リスナーが「が書きそうな日記」を創作して番組ホームページに投稿し、面白い作品を紹介するというもの。その中で最も「エガくせー」(江頭らしい)作品に対して「エガくせー賞」が授与され、番組ノベルティが贈呈される。116回(2010年2月4日配信分)より始まったコーナー。「各業界のドリーマーたちが番組に登場し、トップになれるかを判定してもらう」というコンセプトで行われる。業界での夢を語ってもらい、その実力があるか実演してもらう。このコーナーでも早川は伊達メガネ、江頭は白タイツ着用で登場する。121回(2010年4月15日配信分)に行われたコーナー。江頭2:50の限界を検証するため、過酷な企画を実行するコーナー。江頭曰く「単なるイジメ」。検証結果を適宜記録する「エガペディア」が番組ホームページに新設されたが、放送休止までに一度しか放送されなかった。各種告知を終えた後、江頭がギャラリーから1人を指名する。その1人に番組の締めのセリフ(下ネタが多い)を言わせた後、ギャラリーと江頭が拳を突き上げ「オー、オー、オー」で締める。この場面は禁文字で非公開になることが多い。その後、興奮した江頭がスタジオを飛び出し観客席に向かうという場面もある。放送休止以前はエンディングテロップが流れた後、コーナーで記念品を獲得したギャラリー(1組か2組)が出演し、当日の感想を言うことが慣例になっていた。1年ごとに行われる総集編コーナー。視聴者のネット投票によって一年間の名場面をランキングし、ダイジェストで振り返る。前述の通り、江頭は普段放送を見ないため、ワイプでの江頭の新鮮な反応も見所の一つ。ネーミングは江頭の座右の銘「1クールのレギュラーよりも、1回の伝説」より取っており、「1クールのレギュラーよりも、〇年の伝説」という捩った発言もある。番組では何度か出演者にドッキリを仕掛けている。特に江頭に関してはテレビでドッキリを仕掛けられることがないため、江頭のリアクションもある。2010年10月21日配信の第132回にて、2008年3月6日放送回より2年7か月メインスポンサーを務めたアラジンの降板が発表され、そのため、翌2010年10月30日配信の第133回で、番組の放送(更新)が一時休止となった。そこで、番組存続のために、急遽番組サポーター制度「江頭2500人隊(仮)」の会員(出資者)を募ることになった。放送再開は、2500人の隊員が集まり次第となる予定である。また、江頭・早川は、番組打ち切りに否定的な声を上げた上で、番組中で「話題作りのネタとかじゃなくてガチの危機」であることを強調し、最終2回のフリートークの時間は「サポーター探しの電話交渉」のコーナーが組まれた。番組製作者側は、放送再開に向け新たな企業スポンサーを探している状態であり、隊員が集まらない場合は、放送打ち切りとなる予定で、放送再開が決まり次第、番組ホームページにて発表となる運びとなった。アラジンのスポンサー降板により、確保できなくなった番組予算を得るためのサポーター制度。これまで企業スポンサーのみに頼っていた番組制作費の捻出体制に代わり、急遽視聴者に「サポーター」として番組への出資を募るもの。参加費用は、江頭2:50にちなみ1口月額250円で、クレジットカードは2口(500円)、銀行振り込みは50口(12500円)から。サポーターには専用のIDが発行され、過去放送分の視聴やオリジナルデジタルコンテンツの進呈などの特典を受けられる模様。ただし、従来通りの番組の視聴は無料である。サポーターが2500人(1人2口として125万円)集まれば隔週配信が可能となり、その時点で番組が放送再開。逆にサポーター確保の目処が立たない場合は、出資金を全額返還(振込手数料などを除く)した上で本当に配信終了となる。2015年3月現在、アミューズソフトエンタテインメントから番組のDVDが9巻まで発売されている。また、レンタルバージョンが9巻まで、廉価版が7巻までリリースされている。「逆修正バージョン」と謳い、発言のピー音やモザイク、禁マークなどを可能な限り削除している。著作権の都合上、布袋寅泰の『スリル』が別のBGMに差し替えられている(DVD発売以後の本放送でも同様)。なおDVDの内容は全て、各コーナーの一部を抜き出したダイジェスト版となっている。番組制作会社は、株式会社ぱっぷる。番組プロデューサーの樋川恵一氏やFD(フロアディレクター)(番組当初は、AD(アシスタントディレクター))のあべちゃんなどスタッフが所属している。平成2年2月に設立され、資本金1000万円。代表者は樋川恵一。主にウェブ番組やテレビ番組の制作などを手がける。同社は、平成9年から放送されていた中京テレビの「すっぴんDNA」という番組の制作にも関わっており、その番組には早川亜希も出演していた。
出典:wikipedia
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