『HIROKO TANIYAMA '70S』(ヒロコ タニヤマ セブンティーズ)は、谷山浩子のベスト・アルバム。年代別コレクションシリーズの第1弾で、本作では谷山がキャニオン・レコード(現・ポニーキャニオン)で2回目のデビューを果たした1975年から1980年までの1970年代にリリースされた曲の中から選曲されている。この期間にリリースされたシングルのB面曲にはアルバム未収録バージョンが多数存在していたが、B面曲の収録は8曲中2曲にとどまった(ただし、未収録の6曲のうち、5曲は同バージョンか別バージョンが他のアルバムなどに収録済みではある)。1970年代末は、ちょうど『鏡の中のあなたへ』から『ここは春の国』に至るまでのスランプに陥っていた時期に当たるため、谷山本人から「当時の自分が書いた歌詞の内容に共感できない」といったような発言がされたこともあり、本作でCD化が見送られた曲(特に、1984年に発売された歌詞集『ねこの森には帰れない』にすら歌詞が載らなかった、シングル「窓」のB面曲である「ゲームの終わり」)は以後もCD化されることはないと見る向きもある。なお、本作はCD-EXTRA仕様となっており、パソコンで再生すると、谷山本人による収録楽曲の解説を見ることができる。また、曲が収録されているシングルの分に限るが、当時のEPシングルのジャケット絵を見ることもできる。また、このアルバムは廃盤となり長らく入手困難な状態が続いていたが、『HIROKO TANIYAMA '00S』のリリースに合わせて、2011年3月2日にヤマハミュージックコミュニケーションズより再リリースされた。(*)としたものは、本作で初めてCD化されたバージョン。「夕暮れの街角で」「河のほとりに」「あやつり人形」「カントリーガール」は『谷山浩子 BEST SELECTION』が初CD化である。
出典:wikipedia
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